2022年3月20日日曜日

まむしを食べに

6時過ぎに起床したものの、昨夜サボったデスクワークなどをやっていたらけっこう時間が経過してしまった。

6時40分で気温は5℃。想像以上に寒いのは気温だけでなく北風が吹いているからだな。

しかし土手にはだいこんの花が咲き始めている。やはり春が近いのだ。と言うか暦の上ではもう春のはずなのだ。

雪解けで増水した河原では鴨がたくさん戯れている。こいつらがいなくなったら本当に春なんだろうな。

雲の切れ間から日が差して天使の階段のようになっているのか、それとも雨が降って煙ったように見えているのかよく分からない。少なくともポカポカ暖かい光景ではなく寒々しい光景である…と思っていたら帰り道で冷たい雨が霧雨のように降り始めた。霧雨から本降りになりかかるくらいの一番いやらしい雨である。雨具を持ってきていないので雨やどりをしようかなと思ったのだがなんとか帰り着いた。

ちょっと体も冷えたから簡易ベッドでぬくぬくと寝ようかなと思ったのだが、こいつらが占拠している。同じ方向を向いているのは部屋の入り口の方向でちょうど女房が階段を上ってくる音が聞こえたからだ。
まあ確かに簡易ベッドの上はふかふかと柔らかいし気持ちがいいのだろうなと思うけれどね。

だからといってこの格好はないだろう。鈴よ、思えば自分が猫だという自覚がだんだん薄れてきてはいないか?まさかとは思うが自分がおっさんだと思い始めていないか?

久々に近江今津まで鰻を食べに行った。「西友」のひつまむしが美味いのである。
「ひつまし」である。「ひつまし」ではない。
「ひつ」はお櫃の意味であろう。
そして「まむし」は鰻のニョロニョロと蛇のように長い様のことだろう。一方で「まぶし」の意味は何だ。ネットで調べてみると以下のような記述があった。

「ひつまむし」とも呼ばれるため、京阪地方で「うなぎ」や「鰻飯」をいう「まむし」を語源とする説もあるが、名古屋周辺地域では「まぶす」を「まむす」とも言うことから、京阪地方の「まむし」は関係ないと思われる。

なるほどね。まぶすわけだ。何に何を?
なんとなく私としては「まむし」の方が正しい語源のような気がする。

お待ちかねの「ひつまむし御前」。ひつまむしに酢の物や茶碗蒸しなどが付いている。
うなぎは関西だから地焼きである。関東のように蒸してはいないので食べ応えがある。堅いともいえる。関東の果てしなく柔らかいうなぎも、またあれはあれでうまいのだが、私はやはり地焼きの食べ応えがあるうなぎが好きだ。

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