2011年1月31日月曜日

福井大寒波

昨夜、「今度の寒波は北陸型のようだ」と甘いことを言っていたら、きっちり積雪。

底冷えの中で車が雪をかぶっていた。でも思ったより積雪はなく、10cmも積もっていない。5cmまでかな。
青空が見える天気だけれど、そのため放射冷却が起きていて、車庫の軒先につららが。
つららなんて10年ぶりくらいに見た。小浜市では最深部積雪量が60cmにも達し、これは21年ぶりらしい。この積雪量といいつららといい、とにかく「○○年ぶり」づくしの冬である。

午前中は雪が降ったりもしていたが、午後はいい天気になった。よく晴れた日の雪景色はきれいだ。

しかし今回の寒波は予想通り北陸型になっており、福井市のほうは電車は止まるわ道路は通れなくなるわ、大変なさわぎになっていた。福井市内では1メートルを超える積雪があり、これも20数年ぶりとのこと。
福井を通って金沢、富山と北陸方面に行くには電車(北陸本線)、道路(北陸高速、国道8号)があるのだが、これが全部ストップ。電車や車の中で夜を明かす人が続出し、除雪もままならず。
午後にはついに知事が自衛隊出動を要請した。自衛隊要請は平成18年豪雪以来5年ぶりとのこと。・・・・って、ほんの5年前にも要請してたのかよ!
まあとにかくそんな状況だから、福井をはじめとする北陸方面との物流は寸断。中日新聞を介して届けられる日経新聞はいつもどおりポストに入っていたが、福井から配送される福井新聞は届くはずもなし。結局夜になっても届かず。

そして恐るべきことだが、私は明日、福井市へ行く予定なのだ。電車で行くつもりで切符も買ってあるのだが、さあて、どうなることか・・・・|||(-_-;)||||||どよ~ん

2011年1月30日日曜日

おのみちぃ~

壮年会旅行は、尾道からしまなみ海道めぐりへ。


因島で村上水軍城というところへ行った。見ると山の上に城が。
尾道にも山の上に城が見えたが、「商工会議所会頭が建てた」とかいうインチキ城だった(その上、今は会社が倒産して閉鎖されているらしい)ので、「今度こそ」と期待してえっちらおっちら登ってみると鉄筋コンクリート製で、中は船の歴史展示館みたいになっていた。どうも今回は城に関しては「ホンモノ」に縁遠いようだ。
「古代の人々と船の起こり」から始まって船の埴輪レプリカなんかが展示されていて、そこから順を追って帆船、鉄の船、と進む。

そして「世界大戦への突入」とあって、戦艦大和の模型だなと思ってよく見たら宇宙戦艦ヤマトのプラモが飾ってあった。こういうノリは嫌いではない。^^

でもまあ、いろんなイベントもやっているみたいだし、ここはここでがんばっているのだなあと感じた。
こういう「観光地の仕掛け」を考える側に立ってみると、妙にシンパシーを感じてしまう。^^;

続いて生口島へ。ここは耕三寺で有名だが、「耕三寺博物館」のケバケバ門と1,200円という入館料にげんなりして「しおまち商店街」を抜け、国宝三重塔がある山へ。よく山に登る旅だ。

遊歩道があるようなのだが、登り口に「遊歩道を整備しているので迂回せよ」の看板が。
ところが平面図がそのまま貼ってあるだけで、現在地がどこなのか、迂回路はどれなのか、ぜんぜん示してない。さらに現地にも案内矢印などもないので、平面図を見て現地と照合できる人以外はどこへ行ったらいいか、さっぱりわからない。
さらに先に進んでわかったのだが、この「通行止め」は、整備済み区間以外は通っちゃだめよというだけのもので、未整備区間は擬木コンクリートと土からなる遊歩道で、少し侵食による凹凸があるものの、どこも痛んでいない。まあ案内看板から何から、尾道市役所の絵に描いたようなお役所仕事なのである。
うーん、おのみちぃ・・・・昨夜、土曜日の8時にすべてシャッターを下ろして無人になった商店街を歩いたときと同じ感覚を感じましたね。


そんな気持ちを払拭してくれる三重塔と瀬戸内海の風景。この美しく優しい気候風土の中で、人々はたくましくも信心深く生きてきたのだろう。
遊歩道を下っていくと、お地蔵様が並ぶ気持ちのいい小道であった。これを通行止めにする感覚がよくわからん。

バスに戻って、来島海峡を渡って愛媛県へ。今回は通過するだけだが、このルートで道後温泉へ家族旅行というのもいいかもしれない。
えひめみかんさんと来て以来の来島海峡SAより

久しぶりの「わたる」君
ここからはひたすら東進して瀬戸大橋を渡って帰路に着いた。
今回の旅行でわかったのだけれど、私は博物館などより、歩き回るのが好きなのだ。
仙台の青葉城でも松山城でも、また大分の豊後高田でも臼杵でもそうだったけれど、屋内展示を見るよりも外で街並みをキョロキョロ見たり緑と土のある道をゆっくり歩くのが好きなのだ。
そんなふうにして歩き回って、少し疲れたら喫茶店で美味しいコーヒーや紅茶を飲みながらネットをしたり本を読んだり、そして夜になったら盛岡で入ったような小さな飲み屋で地元の美味い食材を肴に地酒を飲んで、本などパラパラやって一人の時間を楽しむような旅が、きっと一番性にあっているのだ。(気の置けない仲間たちと飲み語らい時間を過ごすのも負けないくらい好きなのだが)
角瓶とリーダーとLooxU(かさばらないからね)をザックか布のショルダーバッグあたりに着替えといっしょに放り込んで、ほいっと2~3日旅に出るとしたらそういう旅なのだろうなと、「本当にそんなことしたらいよいよ放浪じゃないか」ということも少しだけ感じつつ、でも一度くらいはやってみたいなあと思った。

2011年1月29日土曜日

坂道に住む人たち

区の壮年会旅行で広島県の尾道に来ている。
平成10年か11年に尾道松江道の地質調査の仕事で訪れ、昨年は口頭試験ツアーの中でえひめみかんさんの車に乗せてもらってしまなみ海道を渡って以来だが、市内をうろついて泊まるのは初めてなので楽しみにしていた。

ここで鉄板焼きを食べました
レンコン、砂肝、カマボコが入るのが尾道スタイルとか
朝8時に出発してひたすら西へ、尾道に到着したのは午後1時をすぎていた。
昼食は鉄板焼き(お好み焼き)。NHK朝の連ドラで「てっぱん」をやっており、小浜もかつて同様に「ちりとてちん」で朝の連ドア舞台になった親近感から尾道を旅行先に選んだのだ。


まんまとつかまって、キンチョーしつつ答える壮年会メンバー^o^;
で、まあそのためかもしれないのだけれど、まんまとNHKが「尾道に鉄板焼きを食べにやってくる旅行者が増えた」ということで取材に来ていた。

ほうほうのていで逃げ出して尾道ロイヤルホテルにチェックイン。ここからは自由行動である。
私はやはり「まちなみ」が気になるし、観光客がどわっと増えた中でどのような工夫をしているのかが気になるところなので、「坂のまち」をうろうろしていた。

山門をくぐって先に行くと・・・・
道路と線路の向こうに本堂が・・・・
尾道の市街地は、海岸平野に細長く延びる「下町」と、道路・線路よりも山側に広がる坂道のまちに分かれているようだ。


お寺の横から山のほうに道が伸びる。車は通れない。

ところどころに井戸があって、手押しポンプとお地蔵様がある

とにかく狭い坂道

石段を上がっていく。息が弾む。

かなり急な坂道

趣のある玄関門

レストカフェらしい
猫をテーマに空き家を活用していろいろやっている人(グループ?)がいるらしい
坂を上りきったところにある千光寺。観光客が集まってくる所にある。

千光寺から尾道市外を望む。向こうにしまなみ海道が見える。

坂の途中にある趣のある民家。車はもちろん入ってこれない。
志賀直哉旧居。質素な平屋だ。
千光寺から降りていくと、とにかく急な狭い坂が続いていることが改めてわかる。
夕闇が迫って薄暗くなり、人通りが少なくなってくると、「レトロないい雰囲気」だった坂道はなんともうすらさみしいものに感じられてくる。

なんというか、とにかく「坂のあるまち」での生活は並大抵ではないようだ。
車は到底入ってこられず、毎日急な階段を何十mも上り下りしなければならない生活は、想像を超えている。宅急便の配達物を抱えてえっちらおっちら上っていく配達員の姿がテレビで流されているけれど、そこに住んで毎日坂道を上り下りして生活している人は本当に大変だなあと思う。

坂の一番上にある廃屋
こういう「どうにもこうにも利便化しようがない」まちだからこそいろんな「古いもの」が残り、それが今観光資源になっているのだろう。
観光って、「モノ」があるだけじゃなくて、それが観光資源となるような様々な条件~ストーリーとかタイミングとか観光客の変化とか~がうまくかみ合わないとダメなんだろうな~と新ためて実感する。

しかしそれにしても、このまちは市民生活と観光がうまくかみ合うことのむずかしさがきっとあるのだろうなと強く感じた。
この急な狭い坂道で暮らす人たちの大部分にとって、観光客が増えたということは、家の前を通り、時に覗き込んだり写真をとったりする人たちが増えたという以外のものではないのかもしれない。

志賀直哉旧居の横にある閉鎖された喫茶店「都わすれ」
観光客増加の恩恵を直接的に受け取る人たちと、観光客が主に訪れるところに住んでいる人たち(すなわち観光資源である『坂のあるまち』を守っている人たち)が必ずしも同じでないところに難しさがあるのだと思う。
これは小浜でも同じだと思う。
それなら観光客から直接的に「稼ぐ」ために家を改装して何かの店を始めるというのもひとつの手だろう。
でも、「NHK朝の連ドラ」という半年しか続かないコンテンツをベースにしていることによる「一過性のブーム」、平日の観光客の少なさなどを考えると、観光客が少なくなる→さびれる→さらに観光客が少なくなるという負のスパイラルに極めて短期間のうちに陥ってしまいそうな懸念があるから、そうそう踏み出すこともできないだろうと思う。

坂の下、線路の近くにある喫茶店。流行っていた。
なんだかいっぱい考えさせられつつ坂を降りた。
あまり時間がなかったから、とうてい全部回りきることはできなかったし、ゆっくり見学したかったなあと思うものもいくつかある。
でも、「じゃあリピーターになるか?もう一度この坂道を歩きに来るか?」と言われると、やはり来ないような気がする。
私は確かに旅が多いが、それはセミナーツアーと抱き合わせだからであって、観光目的での旅行はほとんどしないし、するとしてもまだ見ていない観光地に行くほうを優先するだろうから。尾道が車で2時間程度のところにあれば別だけど、5時間近くかかるからなあ。
・・・・そうなんだよなあ。「また来てもらう」ということは本当に大変なのだ。
だから「近くにいる人」が何度も来てもらうような工夫が絶対に必要なのだろう。

ホテルに戻り、夕食はおそらく古い旅館を改装したと思われる居酒屋で、美味い刺身や焼き味噌、鍋などを楽しんだ。食に関しては大満足だ。

食事が終わり、軽く酔ったので喫茶店にでも入って熱いコーヒーを飲みながらリーダーでも読もうかなと歩き出したのだが、驚くべきことにアーケードのある商店街が完全に全店閉まっている。まるで「みんな店を閉めるんだよ。抜け駆けはいけないよ」というルールでもあるかのようだ。土曜日の8時前なんだけど・・・・
散々歩き回って、居酒屋やラーメン屋以外まったく開いていないことがわかったので、コンビニでコーヒースティックを買ってホテルに戻り、サーバーで湯を沸かして紙コップでインスタントコーヒーを飲んだ。^o^;


2011年1月28日金曜日

ツライチなのだ

「ツライチUSB2.0」という、ちょっとした便利モノを買った。2,000円もしないのだが、ノートパソコンのPCカードスロットに挿入すると、USB2.0ポートが2個増設できるというものだ。

挿入すると、このようにピッタリ収まって、まったく突起がなくなる。ツライチになるわけね。
PCカードスロットというのは使い道があまりない一方でレッツノートはUSBポートが右側に2つだけなので、左側にも2つ増設した状態になるというのはかなり嬉しい。

もっともマウスはブルートゥースだしモバイルWiFiルータを使っているから、そういったものにはUSBを使う必要はないのだけれど、WiFiルータやXperiaの充電、リーダーの充電&ダウンロード・自炊書籍書き込みなどにはUSBを使うので、ポートが2つだとちょっと足りないなあというときもあるのだ。

こういうちょっとした小物が相変わらず好きなワタシでした。^o^

2011年1月27日木曜日

北陸の冬

冬がずっと続いている。毎日雪が降って、道路がびしゃびしゃ、家の軒下や駐車場の端っこには雪がうずたかく積もっている。

ぼたん雪がどわーっと降ってくるこんな光景ももう見慣れてきた。
会社の私の机からは、上の写真の駐車場より向こうの光景、田んぼと低い土手と山が見えるのだが、これらが白い光景も特に珍しくもなくなった。
日常の会話も、どこそこは多い、どこそこは思ったより少ないなどと積雪量の話が必ず挟まれる。
「冬は雪があって白いもの」という「北陸の冬」になったんだなあという気がする。

今日は木曜会。濱の湯に併設された「濱亭」に予約席をとってもらって、風呂上りにわーっと飲もうという温泉旅行宴会的飲み会を挙行した。こういうのもたまにはいいなあと。#^o^#

2011年1月26日水曜日

なかなか段取りどおりには

今日はNPOの日。関連の仕事がたまると会社を休んで片付けている。
朝一番にToDoリストをメモに書いて、この紙を1日携えて行動する。その日のメインの仕事だけでなく、家事とか買い物なども思い出してリスト化するので、けっこうな分量になる。
かなりペーパーレス化している私の行動だが、なぜかToDoのペーパーレス化に弱い。というかどんなメディア・ソフトを使っても、IT機器上のToDoを見ない癖があるようで、さらにそのせいかToDoなりDon'tForgetなりのタスク管理そのものを昔からあまりしない。こっち方面に弱いんだろうな。
で、結局1日単位のタスクは紙に書いて持ち歩き、数日単位から1ヶ月以内のタスクはフセンに書いてPCのディスプレイに貼るという非常にアナログな方法を今でもとっている。

それはそれとして、そのToDoリストをしゃんしゃんと片付けられると非常に気持ちがいいのだが、逆に最初のほうのタスクが片付かないと「これはひとまず置いといて、次のタスクに移ろう」というふんぎりがなかなかつかない。変なところでシーケンシャルな男なのである。というか、リストアップしてしまうとこれに縛られてしまうのかな。
今日の場合は最初に書いた「WiFi」でつまづいた。先日リビングルームで不要になった古い親機を寝室に置く、というだけの話なのだけれど、LANケーブルが見当たらず、新しい親機の箱に短いのがひとう入っていたよなあと思うのだがこれが見つからない。
「必ずあるけど見つからない」ものをあきらめて次のタスクにスキップするのはどうにもキモチワルイので、どたばたやっていた。結局机の横においてあるワゴンの上で、書類の下に隠れていたという実にありがちで実に間抜けなオチなのだが、朝からちょっとぐったりしてしまうとともに、メインメニューの作業にとりかかれたのが10時過ぎになってしまった。

こういう日はたいてい昼飯が遅くなる。会社にいると一区切りついていようがいまいが正午になったら昼休みで、ここでメシを食っておかないと、午後の適当な時間に一区切り付いたからメシ、というわけにはいかない。だから仕事に区切りがついていなくても無理やり昼休みで昼食ということになるのだが、一人で行動しているときは時間軸ではなく作業軸というかタスク軸で動いているから、時間のほうが中途半端になりやすいわけですね。
今日の昼食は3時過ぎ。2時前に一区切りついたので、濱の湯→ココスで昼食をかねてノマドワークという極私的ゴールデンコースを選んだ。
とにかく温まりたかった。
また寒波がきているのだが、仕事部屋(の中でも私の机のあたり)は玄関が下にあるせいかあまり暖房が効かず、だいたい気温15度前後の中でずっと仕事をしていると体の芯まで冷えてしまうのだ。
この季節、熱めの大きな風呂に入った瞬間がたまりませんなあ。

で、30分以上入浴して芯から温まり、まだ体がほかほかしている間に素早く車で移動してココスへ。
体ほかほか、紅茶を入れて葉が開くのを待つ間にリーダーでちょっと読書、紅茶を少し飲んだ後にすきっ腹にうまいメシを入れて、一息ついてからおもむろにレッツノートを開いて・・・・というひとときが、しょぼいかもしれないけれど目下の至福である。
オンライン書籍のための問題文整理やら4月から本格化するセミナーツアーの段取りやらやっていたら2時間近くココスに居座ってしまった。

いやあ、でも体も温かくなって腹も満たされて仕事もできて、いい時間だったなあと満足して外に出ると、なんてことだ知らぬ間にどっさり雪が降っていた。駐車場に止めておいた我が愛車は、まいがーっ的に雪をかぶっていて、せっかくのぽかぽか体が再び冷えてしまった。まあこういうオチだわなあ。

2011年1月25日火曜日

嬉しいコメント

今日はまた寒波到来のようで、朝から寒く、午後は本格的に降りだした。

みぞれぽい湿った雪なのであまり積もらないだろうから少し安心。
まったくひどい冬だが、山地部はけっこう積雪があるようだから、鹿がかなり減るのではないかという期待もある。「鹿は60cm雪が積もると死ぬ」ってどこかで聞いた覚えがある。歩けなくなってくるのかな。

ところで、ブログを代えて少し時間がたったのだが、前のブログも有料プランはやめたもののそのまま残してある。いつ閉鎖してもいいけどね程度に思っていたのだが、前のブログの中にある3年ほど前の記事にコメントをもらった。

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2007年11月09日00:06

加古川・播磨少年院

今日は警察協助員会の研修旅行で、加古川少年院・播磨少年院(2つの施設が合併したもの)に行ってきた。
少年の更正に係ることでもあるので、どんなところだったとべらべらしゃべるわけには行かないが、見学したルートは、屋内・屋外ともゴミが全然落ちておらず、工作室などは作品も含めてピシーッと整理されていた。つまり「整理整頓」が完璧で、「乱雑」というものがなく、ものすごく規律正しい世界であった。子どもの更正を目指す施設だから当然だろう。

1年弱のプログラムの中で、子どもたちは著しく成長するという。
多くの子どもたちが、自分を見限っているというか「どうせ自分なんてダメだから」みたいな状態になっているという。
少年院だから24時間の「見守り」である。「監視」ではなく。そして九九もできない子も含めて、個々のプログラムをたててマンツーマンに近い指導をする。
「基礎学力」と「基礎人間力」を、わずか1年弱で同時に身につけさせるのだから、これはもう大変なことだと思う。職員が注ぎ込むエネルギーも相当なものだろう。
近年の社会は、異端・反社会的行動に対する許容が極めてない、ゼロ・トレランスに近い状態になってきているから、この子達は切り捨ててしまえという意見が増えてきている。特にマスゴミはそれを煽っている。社会を世知辛くしている元凶の最たるものはマスゴミである。(これは断言する)
でも、法を犯したこの子達を切り捨てて進もうとするような社会はダメだと私は思う。一人一人を大事にしない社会はダメだ。年寄り子どもや障害者といった弱者、こういった更正が必要な子どもたち、意見が少数派である人たち、つまりはマイノリティー。これを切り捨てていくような社会は嫌だ。

その後、神戸に移動して南京町で昼食と散策(ここでも私は喫茶店に入って添削をしていた^^;)、その後は花鳥園を観て帰路に着いた。
花鳥園の手前、道路中央の分離帯というかけっこう幅広い芝生ゾーンがあったのだが、明らかに車から投棄したと思われるカン、ペットボトル、袋などが散乱して(本当に偏りなく散乱して)、やや傾きだした日を反射してキラキラしていた。
非常に規律正しい空間で1年近くを過ごして社会に戻った子どもたちが、こういう風景を見たらどう思うだろうかとぼんやり考えていた。
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コメント一覧

1. エフ 2008年08月02日 15:40
忘れてしまうだろう・・・・・悲しいけど・・・・

2. APEC 2008年08月02日 19:26
エフさん、規律正しい空間での暮らしを忘れてしまうということですか?
そうなのかもしれませんね。ある程度忘れないと前へ進めないだろうし・・・・
でもぐるぐる回っているようでも、少しでもいいから上へ上がっている「スパイラルアップ」にはなるんじゃないかなあと期待したりします。がんばってほしいなあ。

3. 詩吟 2010年06月07日 20:53
早朝に詩吟やらされてた・・・意味はなんだったんだろ・・・・

4. トーマス 2011年01月25日 07:16
今年で播磨を卒業して、ちょうど10年になります。卒業してからの人生、色々ありました。
あの時の経験がなければ、とっくに死んでいたでしょう。間違いなく、先生達は生きる力を僕たちに教えてくれました。といっても、胸を張れる生き方などまだまだできていませんが。苦笑
とにかく感謝しています。
いっぱい考えて、悩んで、失敗して、「立ち上がって、前向きに生きていく」。骨は折れて引っ付いた部分が1番強いと教えてくれました。
まだまだアホで修行がたりなくて、ろくな事は言えませんが、 若い時にああいう経験をするのも、悪くないと思います。
リアル男塾ですからね。笑
社会で一人前に、ビッ!と立っていける様に頑張っていこうという卒業生より。笑

5. APEC 2011年01月25日 08:11
トーマスさん、がんばれ!応援してます。

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やはり嬉しいわけであります。
前のブログはそろそろ閉鎖しようかなとも思っていたのだけれど、アクティブにコメントをもらったりするともったいなくなってきたりする。^^;

2011年1月24日月曜日

WiFiを楽しんで

今朝の冷え込みはまた一段と。カーナビが起動しませんでしたからね。

カーナビにせよWindowsにせよ、「青窓」というのは精神衛生上よくないですなあ。^o^;

リビングの無線LAN親機を替えた。
これまではWLA-L11Gという古~いIEEE802.11bのみの機械だったのだが、WZR-HP-G300NHという、メーカー営業マンでも覚えられないだろうと思うような名前の11n/b/g準拠マシンに変更。

もともと我が家の1階ではリビング以外でPCを使うことなどほとんどないので、変更しないといけない理由はないのだが、事情で親機が1台余ったので。(しかし「おやき」と入力するとすぐ「お焼き」と変換するのは脱力するのでやめてほしい)
なお私の場合は、その親機からの電波をWiFiモバイルルーターで受信し、そこからの電波を最終的にレッツノートで受信してLAN接続している。

これだけを見るとすごくヤヤコシイのだが、PC操作者(私のことだが)から見れば、常にWiFiルーターだけにつながっている(それ以外にはつながっていない)ので、極めてシンプルなのである。有線LAN、無線LAN、ケータイ電波(3G)のどれにつなぐかはWiFiルーターが判断してくれているので、私はただルーターを近くにおいてレッツノートを開けばよいのである。
・・・・なんだかそういうことが嬉しいので何度も書いている気もするのだが、これまで「いかにしてネット環境をできるだけどこでも実現するか」が大きなテーマだったものだから、それが実現してしまったことがプチ革命的でもあるのだ。

で、そういう環境になるとノマド的動きもするようになるもので、最近はまちづくりの各種会議でもレッツノートとWiFiルーターを含むバッグを持ち込むようになった。先日のマインドマップもそういう環境ならではのものだったと思う。
これがもしさらに進化するとすれば、LTE環境でテザリングもできるスマホを買ったときだろうな。^^

2011年1月23日日曜日

若干飲みすぎではないですか

今日で4日連続飲んでいる。
木曜日は「食のまつり」委員会の後でイッパイ、金曜日は「いきいきまちづくり委員会」の飲み会、土曜日は我が家で法事絡みの親戚との食事会、今日は区の新年会。ついでに言うと1日おきにビンゴの司会をやって必要以上にテンション上げていたり。50歳のおっさんが。^.^#
明日は午後から夜にかけて会議の連続で、夜は市民幹事会。これも終わってからきっと飲むなぁ。
火曜日は小浜城パンフレット作成委員会で、これはきっと飲まない。ここでやっと休肝日だ。
水曜日は「WACおばま」の飲み会。木曜日は木曜会で、いずれもズバリ飲み会。
金曜日は唯一予定がなく、土曜日は区の壮年会の旅行で尾道へ。これに至っては昼間から飲むだろう。
うーむ、私はいったい何をやっておるのだ。ーー;)

さらに困ったことに、近頃すっかり焼酎党から日本酒党に宗旨替えしてしまっている。
魚のうまい季節ですからねえ。日本酒がピッタリですよ。
毎日日本酒をたんまり飲んでいる生活はあまり健康的ではないなあと軽~く反省しつつ、なおもいそいそと飲みに出かけていく私なのでありました。
酒や魚がうまいのももちろん嬉しいが、どの飲み会も気心の知れた人たちと楽しく、また夢のあるのみ語らいになると思う気持ちがいそいそと出かけさせるのだろう。
まあでも少し控えようかな。^^;

2011年1月22日土曜日

どんど焼き

今日は近くの小浜神社で「どんど焼き」。本当は15日の予定だったがもろに大寒波襲来で延期になっていたのだ。

この行事も最近はいろいろと派手になってきて、イベント化しているところも多いのだけれど、小浜神社のどんど焼きはいたって質素。
竹と注連縄で作った結界にいろんなものを積み、祝詞の後で燃やす。ただそれだけ。
我が家は神棚のお供え物とお正月の間使った祝箸を燃やした。

地区の見知った人たちが集まるので火の回りで挨拶したり談笑したり。
あれは燃やしちゃいけないとか形式がどうとかあまりカタいことも言わず、以前はカッポ酒を作ってみたりもしていたようだ。
質素だけれど笑みのある気持ちのいい空間。いろんな行事の時々に、またいろんなところでその「気持ちよさ」を軽く味わえるところがいいんだろうなと思うのだ。

2011年1月21日金曜日

春待草

またまた寒波襲来。なんというか、去年はほとんど来宅したことがなかった迷惑な友人が、今年はなぜかなついてしまって何度もやってくるみたいな。

再び白く染まる我が家の裏庭と空き地
霊峰・多田ヶ岳は雪霞の向こうに見ることもできず
今年の寒波だが、寒気の流れが蛇行して、日本のあたりで南に下がっていることが原因のひとつらしい。また、夏の猛暑や台風が少ないことで日本海の海水温が高く、蒸気をばんばん出すため雪がどっさり降るのだとも。
さらにローカルに言えば、気圧配置のせいだと思うのだが、風向が北西の風より真北の風が多いようだ。西よりの風だと若狭湾を素通りする雪雲が、北の風だともろに吹き付けてくるので小浜に雪が降るのだ。ついでにいうと、こういうときは若狭湾からそのまま琵琶湖をすぎて関が原とか名古屋あたりまで雪雲が到達することが多いし、山陰でも雪が降ることが多い。

そんな冬真っ只中だが、3月以降のセミナーツアーが少しずつ決まりだしている。

  • 3月
    • 18日か19日 つくばに向かって車を走らせ、バイアさん宅近辺で宿泊予定^o^
    • 21日 東京で講義(総監も)
    • 25日 徳島へ
    • 26日 徳島で講義(技術士会支部)。そのあとは未定。高知に行きたいが・・・・
  • 4月
    • 8日 松江へ
    • 9日 松江で講義(技術士会支部)、そのあと広島へ
    • 10日 広島でAPEC-semiセミナー、すぐに移動して大阪でAPEC-semiセミナー、さらに移動して名古屋へ。
    • 11日 名古屋で講義(土木学会支部)、小浜へ
    • 15日 秋田へ
    • 16日 秋田で講義(技術士会支部)
    • 17日 弘前へ移動して講義(地元グループ依頼)
    • 18日 東京へ移動してAPEC-semiセミナー
    • 19日 新潟へ移動して講義(企業依頼)
    • 20日 小浜へ
  • 5月
    • 6日 名古屋へ
    • 7日 名古屋でAPEC-semiセミナー、東京へ移動
    • 8日 東京でAPEC-semiセミナー、小浜へ
    • 12日 大阪でAPEC-semiセミナー
    • 13日 沖縄へ
    • 14日 沖縄でSUKIYAKI塾セミナー
    • 15日 沖縄滞在
    • 16日~19日 沖縄からどこかへ回るか、あるいは一度小浜へ帰るか?未定・・・・
    • 20日 福岡でAPEC-semiセミナー
    • 21日 佐賀で講義(NPO技術交流フォーラム)
    • 22日 大分でAPEC-semiセミナー(智楽の会主催にしたいけれど・・・・)
    • 23日~26日 大分から四国へ回るか?未定・・・・
    • 27日 北海道へ(知床)
    • 28日 知床から札幌へ
    • 29日 札幌でSUKIYAKI塾セミナー
    • 30日 札幌で講義予定(団体依頼)
    • 31日 北海道からどこかへ。未定
  • 6月
    • 完全未定
といったところですね。まだずっと先の話だけど。
あとは四国(松山、高知)にも回りたいし、仙台にも行きたいなあと思う。
真冬に春の旅の計画をするのは、なんともはるかな気持ちになって楽しいものだ。

2011年1月20日木曜日

元気ですかぁ~?

またちょっと寒くなったようで、冷たい雨とみぞれが降っている。時々は雪になる。寒々として全く気分の浮き立たない季節だなあ。

予約していたリーダーのカバーがやっと届いた。タブレットPCもそうだが、ひょいと持って持ち運ぶものなのでカバーがないとちょっと不安だ。といってもXperiaはずっと裸で使っているのだが。

ボランティアセンターのことや家のことなどで用事が重なったので、午後から休みを取った。
けっこうバタバタと走り回り、夕方にようやく時間が空いたので、すばやく濱の湯へ。こういう寒い日は大きな風呂に限る。
あったまったあと、まっすぐココスへ。夜に会議が入っているので、軽く腹ごしらえしつつ、しばしのティータイム。

紅茶を入れて、葉が開くまでのあいだリーダーでのんびり読書。
「のんびり」なんて言っても1時間もないのだけれど、ほんの10分であってもリフレッシュ(リセット?)できる。そういうときにリーダーは実にいいツールだ。

さあ、気持ちがリフレッシュできたところで会議だ。10月のイベントの会議を1月からやるという、このもうどうしましょう状態の前のめりがいいんですよね。
会議が終わっていつものようにイッパイ飲みに行って、小浜のうまい酒とうまい魚を食べながらわいわいやって、外に出たらもう道路が雪で白いじゃねーかワハハ明日の朝どーすんだギャハハ状態であった。

バタバタした1日だったけれど、4時過ぎから2時間半ほどののんびり風呂&お茶&読書タイムと、前のめりの2時間ほどの会議と、その後の2時間ほどのうまい酒と魚と元気になる会話と、その全部が力になっていくのですよね。