2017年1月31日火曜日

尻に火がボーボー

久々にコメダ珈琲でモーニングを食べた。飲み物はいつも「たっぷりブレンド」。

食後に少し時間があったので、8インチタブとキーボードで添削。慣れるとそこそこ速く打てる。

夜、「二次試験合格法」の初校ゲラ校正がなんとか終わり、ほっと一息。
あさって机を入れ替えるのだが、片付けに手を付けていない。うーん、困ったなあ。
この机はもう15年前に家を建て替えたときに買ったもので、横幅が120cmあって、コーナーテーブルと一体になっている代物で、引き出しは全部で9つあり、パソコンはもちろん、チェストやらカラーボックスやらミニター台やら、あれこれ乗っているので、これを全部片付けるのは並大抵ではない。
なのに何もやってない。ケツに火がつかないとやらないのが私なのである。わはは。^o^;

数日前のことであるが、沖縄で新年会が開催されたらしい。真ん中に痩せた人が写っている。いいなあと思いながら、11月に買ってきた古酒を飲んでいる私なのです。

2017年1月30日月曜日

水源の森の雪

あれこれ用事を済ませに出たついでに津島名水で水を汲んできた。

津島名水は市街地共通の帯水層から自噴している美味い地下水で、自噴井で名水指定されているのは近くに雲城水もあるのだけれど、人が多く、また車も留めにくいので私はもっぱらこちらだ。

自噴量は豊富で12リットルポリタンクがすぐに満杯になる。そして無料。
もっとも小浜市の水道水は地下水水源でもともときれいなのでさほどカルキ臭くもなく、「地下水じゃないとまずくて飲めない」などというような上等な舌も持ち合わせてはいないので、料理も炊飯もポットのお湯もコーヒーもフツーに水道水を使ってるんだけどね。
じゃあ何に津島名水を使ってるんだ?とよく考えてみると…うーん、水割り作る時かなあ。^o^;

ついでに(でもないけれど)上根来の様子を見に行ってきた。道路にはすっかり雪もなく、しがら組も顔を出している。

それでもゲストハウスの入り口には除雪した雪が大量に積まれていて、その奥には冬眠しているゲストハウスがちらりとのぞく。

助太郎の前の駐車スペースの砕石が除雪の時に大量に巻き込まれ、地面がボコボコになっている。まいったなあ…

畜産団地はKさんが除雪しておいてくれていた。牛舎の中を通過しないといけないようになっていて、普通車ではちょっと段差が大きいので、ちょうどいい侵入ガードになっている。

前回の降雪で屋根雪が大量に落ちていて、雪室の雪の補充には事欠かない状況になっている。
2月から3月にもう一度補充して完成かな。
しかしやっぱり上根来に来るとはっきりと気温が違う。そりゃあ300m登ってきてるんだからね。

この上根来を含む遠敷川流域に降った雪は、融雪時に河川水として流下するとともに、地下水となって流下し、いずれ津島名水を自噴させる地下水脈に補充されていく。
上根来にも水源涵養林があるけれど、地下水を水源としている小浜の水道にとって貴重な水源地なのだ。
その貴重な水源涵養林が鹿食害や林業衰退で、地下水の涵養力が低下していることは確実だと私は思うのだけれどなあ…

2017年1月29日日曜日

オモチャ増殖

11月に名古屋に行ったとき、コメ兵でクラシックエレアコギター(写真真ん中)を買ったのだが、さらに先日、フォークエレアコギターもamazonで買ってしまいました。一番左のやつね。こちらは新品だぞ。ヤマハだぞ。

ボディーが薄くて持ちやすい。50肩で、フォークギターを抱え込むと肩が痛いのだけれど、多少緩和される。これでストラップをつけて立って弾けばボディーが下がるから、もっと肩は楽だろう。情けない話だけど。
人前でギターを弾くなんて1年に数回しかないのだけれど、生音だけでよかったということは滅多になくて、結局2年ほど前に買った安い(ホントに安い。1000円もしない)ピックアップを使ってアンプにつないでいたので、やっぱりエレアコはほしいんだよね。
去年あたりから考え始めている新しい活動があって、そこに使いたいなあと思っている。相変わらず、次から次へと馬鹿な思いつきだけは浮かんでくるのですよ。^^;
でも、新しい弦っていい音だなあ。

2月のカキまつりでは女房の参加しているアンサンブルに出場してもらうのだが、チェロの人が出られないので、代わりにベースを弾くことになった。上の写真の一番右のやつね。

これは私が18歳のときに松江で知り合いのつてで1万円で購入した中古で、ピックカバーは外してあるわ、フレットも全部外してパテ埋めしてあるわ、コンテストかなにかのシールは貼ってあるわで、クラシック系の楽器と一緒に弾くのは少々気後れしたので、シール剥がし液とハツリを使ってがんばってシールだけ剥がした。

結果、見事にシールの跡が残りました。^o^;
思うに、人前でベースなんて弾くのは初めてじゃなかろうか。まあ演奏するのはクラシック曲じゃなくてポピュラーというか歌謡曲的なものなんかだから、なんとかなるだろう。
実はヘ音記号の楽譜って読めないんですよ。^^;

話変わって、東京では新年度セミナーの事前検討会が行われた様子。ラガ会長、相変わらず女性の近くだと嬉しそうだなあ…

2017年1月28日土曜日

小さいことはいいことだ

まだ1月だが、すでにAPEC-semi受講生は70人を越え、毎日出願書類や不合格答案の添削依頼が来る。今日はSkype面談も2件やった。
やはり例年、この時期から準備を進めている人の合格率は高い。まあ中には出願講座で燃え尽きたようになって、筆記講座から音信不通になってしまう人もいるけど。^^;

で、合間を見ては添削をするわけだけれど、とにかく隙間時間にちょこっとだけでも添削できる体制をとらないといけないわけで、結局いつもPCなりタブレットなりを持ち歩くことになるわけだが、「机がないとできない」のでは具合が悪い。「膝の上」でも、あるいは「手に持って」でもできないといけない。最盛期には歩いていて信号待ちの間にでも添削したりするからね。
そうするとタブレットになるのだが、大きすぎると手に持ってソフトウェアキー入力ができなくなるから、ホールドできる大きさということで、8インチくらいが上限、できれば7インチくらいまでということになる。ただし5インチなどでは小さすぎて読めないし入力も実用的にはできなくなる。

結局こうなりました、というのが7インチかつ狭ベゼルのアクオスパッド+折りたたみキーボード。
アクオスパッドはコミック本サイズ、キーボードは折りたたむと文庫本より小さいくらいなので、もうほとんどウェストポーチサイズのバッグに入る。電子ブックを読んだりYouTubeやAbemaTVを見たりもできるし、Skypeもできる。本当に便利だ。
両手でホールドすればソフトウェアキーボードでもけっこう速く入力できるので、ちょっとした待ち時間に立ったままで、あるいはバスの中で添削したりする。さらには風呂に浸かりながら入力することもある。キーボードが使えないときに、というだけでなく、キーボードを机や膝の上において本格的に、というのではなくてちょっと気軽にやりたいとき、それほど入り込まずにぱっと他のことに気持ちを切り替えられるようにしておきたいときに、よく両手ホールドで使う。

最近、もう一つのパターンも手に入れた。8インチWindows10タブレット+折りたたみキーボードである。
8インチWindowsタブレットは去年の正月にも買ったのだが、去年の年末にまた買った。OSはWin10Homeの64ビット版、メモリは4GB、ストレージはSSD128GBという8インチタブレットとは思えないスペック。1年前のタブレットは32ビット・メモリ2GB・ストレージ64GBなので、全部2倍だ。
キーボードはアクオスパッド用のものと同じサイズだが、スペースキーの右にちょっと大きい真四角のキーみたいなものがあるでしょう。これがミニミニタッチパッドで、ここに指を置くとマウスアイコンが動くのですよ。もちろんマウスも持ち歩くが、入力中のちょっとした動きなら、マウスに手を伸ばさなくてもいいわけで、これはうれしい機能である。
やはりキーボードで考えつつどんどん入力、ということになるとWindowsのほうがいいので、最近はこのマシンを持ち歩くことも増えている。ただしLTEを持っていないので、WiFi環境がないところではスマホでテザリングしている。そうするとスマホを単なるモバイルルータとして使うのはもったいなくなるので、こちらで添削対象原稿を表示したくなってくる。

こうなってくると今使っている4.6インチのコンパクトスマホではちょっと小さいなあとも思うのだけれど、ポケットにすっぽり入らないのも嫌なので、今はミニスタンドを使ってスマホでPDFファイルを表示している。このスタンドは名刺よりずっと小さいが、タブレットでも支えてくれる。
私も年相応に老眼が進行しているので小さい画面表示はツライのだが、おそらく同年代の他の人よりは細かい文字が平気なほうなので、いまだに小さなマシンは大好きなのである。

2017年1月27日金曜日

雪の世界

雪もずいぶん融けたので上根来に行ってみた。預かったコーヒー豆も雪室に入れないといけないし。

さすがは上根来で、積雪50~60cmはあるだろう。除雪した後にまた降ったのか、普通車ではなかなか来られないだろうと思う路面状況。テリオス君のギヤを四駆にしてえっちらおっちら登る。

集落を過ぎて、さあ除雪はここまで…と思いきや、畜産団地まで除雪してある。あれ?なんで?除雪不要の連絡が行ってないのか?除雪費用がかさんでしまうと雪室運営が危うくなるのだが…^^;

畜産団地は雪に埋もれていた。団地の手前で除雪は終わっていて、テリオス君をもってしてもとても入っては行けそうにない。少し人力で雪かきしてみたが埒があきそうにないので早々にあきらめる。

雪室は作ったときから嵩も減らず、中はしっかり低温高湿。貯蔵第1号としてコーヒー豆を1パックだけ入れておいた。

団地内は雪がどっさり。その上を動物の足跡だけが残っていた。うー、寒い。
去年はあちこちから雪をかき集めてようやく雪室を作ったが、今年はそこまでしなくてもよさそうだ。どこかにストックしておけるといいのだが。

2017年1月26日木曜日

久々の濱の湯

ありがたいことに今日はいい天気になった。
小浜の方が福井市より積雪が多いという珍事は、実は冬の終わり頃によく起こるのだが、冬まっただ中に起こるのは珍しい。

今日は「濱の湯」で(正確には濱の湯の食事処「濱亭」で)木曜会。用事を済ませがてら歩いて向かった。少しオレンジ色になりつつある快晴の空に、飛行機雲が見えた。確か千歳空港から神戸空港に向かう飛行機がこんなところを飛んでたなあ。

久々の濱の湯にゆっくり入った。やっぱりでかい風呂は気持ちがいい。
風呂から出てきたらちょうど日が沈んだ後の、夕焼けが夕闇に変わりつつあるところだった。

濱亭に行き、風呂上がりのビールを唐揚げをつまみながら飲みつつ、持ってきたタブレットで少し仕事。久しぶりにゆったりした気分。
木曜会は「会」とはいえない人数でこじんまりと。まあ別に無理して毎月やらなくてもいいなあと思いつつも話は盛り上がり、帰宅したらあと30分で日付が変わるところだった。

2017年1月25日水曜日

今日も寒々しく

今日はJALの予約解禁日である。

11時、昨日ほどの気迫はないものの、1分過ぎたあたりでアクセスしてみるとかなり混んでいる様子。
それでもJALでないと行けないルートなどを何とか確保。
ここで気がついたこと。普通料金なみの追加料金を払わなくても。1000円か2000円ほど多めに払うとJシートという広々座席に窓側のワンランク上のシートが確保できるではないか。フライト中は窓から見える景色を楽しみつつPC仕事に精を出すので、それが快適にできる環境のために1000円や2000円程度多めに払うのは惜しくもなんともない。だってANAの追加料金の1/10ほどですよ。
さらにANAが「明日中に支払わないとキャンセルだけんね」なのに対して、JALは早いものでも月末、遅いものでは6月に払えばいい。というか、そもそもまだ支払いたくても支払えない(支払い期間に入っていない)。だからこれから先に予定が変わっても余計なお金を払わずにすむ。
うーむ、JALやるなあ。にわかに好感を持ち、片っ端からANAの予約をJALに変更。結局4月から9月までの期間で予約した18便のうちANAは4便だけで、後は全部JALになった。

快適なJシートの予約ができたので気分軽やか、昨日の続きで市役所へ。今度はハンコがないのでまたもや出直し。
今日はもうなんとか終わりにしたかったので、帰宅して書類を作ってハンコも押して、もう一度出直してようやく受け付けてもらった。やれやれである。
自分でやってみて実感したが、自分で車を運転して5分で市役所に行ける人間がこんなに面倒くさいのだから、日に数本しかないバスに乗ったり、子どもや知人に頼んで乗せてきてもらったりしてやってくる高齢者は、きっと心が折れてしまって介護申請なんてできなくなるんじゃないかなと思った。

そんなことを考えながら車に戻ると、女房から中名田の美しくも身震いするような寒さが伝わってくる写真が届いていた。
やっぱり寒々しいなあと思いつつ帰宅して、なんだか本当に寒くなってきたので暖房を強めて一休みしていたら寝てしまった。^^;

2017年1月24日火曜日

なんだか寒々しい

午後2時、4月のGoogleカレンダーをセカンドディスプレイに表示しつつ、身構えてパソコンの前に座った。
レア物チケットを手に入れようとしているのではない。本日14時より、ANAで10月下旬までの搭乗券が予約販売されるのである。
10月ですよアナタ10月。世の中はまだ1月、折からの冬将軍襲来で屋外は銀世界、最高気温がせいぜい3度か4度という時期に、雪解けの春はおろか新緑の季節、梅雨、さらには猛暑の真夏を通り過ぎ、夏の終わりを惜しむひぐらしの声さえ彼方に遠く、秋の夜長にすだく虫の声さえまばらになる10月下旬までの飛行機予約をやってしまおうというのである。いくら忙しない世の中だといえど、これはさすがにどうなのよと思いつつ、少しでも安く、少しでもいい席を、と14時になるやいなやばしばしとキーボードを叩く私なのでありました。

予定の便は全部取れた(てか、1月に9月の行動予定まで立ててあることがちょっとムナシイToT)が、ナンダコレハと思う現象に遭遇。
伊丹→那覇など人気路線の便が、前方座席の窓側と通路側の席がことごとく指定できない。まさかこんなに早く予約で埋まったとも思えない。
ふと見ると、「あと2万円ほど出したら窓側のいい席がとれますよ~」という誘いの文句。
ちょっと待て。何が寂しゅうて3ヶ月も4ヶ月も先の予約で普通運賃並みのカネを払って、ビジネスクラスでもなんでもないエコノミーの窓側席を取らにゃあいかんのだ。
そのうえ「明日中に支払わなかったら、ぜーんぶキャンセルになるけんね」って、お兄さん、というかANAさん、ちょっと商売があこぎじゃあねえですかい。
ずーーーっとANA贔屓で、今やマイルなんぞ10万を軽く越えているのだが、なんだかすーっと気持ちが冷めてしまった感じだ。

何ともいえぬ気分で、介護関係の申請をしに市役所へ。ようやく冬型も緩んだのか、青空が見えた。
ナンダカヨクワカラナイ説明で申請をなかなか受けてもらえない。添付書類もないとのことで、あえなく退散。

なんだか世の中寒々しいなあと思いつつ通りに出てみると、また雪が降っている。
うなだれて帰宅したものの、持って来いと言われた書類がよくわからない。もう面倒になってきて、とてももう一度出直す気分になれず、早々と風呂に入ってビール飲んで寝てしまった。^^;

2017年1月23日月曜日

帰ってきた雪模様

昨夜、「他のところは雪が降ってるのに小浜だけ降っていない」みたいなことを書いたのだが、どうもバチが当たったらしく、今日は他のところより小浜に多く雪が降ったようである。

日が変わった真夜中、なにやらどさどさと音がするなあと思ったら屋根雪が落ちる音だった。外を見てみると、しんしんと雪が積もっていた。ひえええと慌てて布団に潜り込んで寝たけれど、そんなオマジナイの効き目があるわけもなく。

しっかり積もっていました。これは40cmくらいあるぞ。

前庭もどっさり。パジャマの上に防寒つなぎを着て、久々に(2年ぶりか?)スノーダンプを出してきて雪除け。毎日スコップを持っている人生だ。^^;

まちに出てみると、中央公民館前の比較的広い通りなのに圧雪がわだちを作り、自転車のおじさんがよたよたと歩いて行く。除雪がぜんぜん追いついていない。

ちょっと裏通りに入るとさらにひどく、わだちに車輪を取られてまっすぐ進めない。すれ違いも大変だ。

女房から中名田の風景が送られてきた。地面に届くほどしなだれているのは柳ではない。竹である。なんともすさまじいモノトーンの世界だ。
今日は上根来の雪室にコーヒー豆を入れに行こうかなと思っていたのだが冗談ではない。他にも取りに行かないといけないものもあったのだが、それも取りやめ。まったくこういう日はいろんな段取りが停滞してしまう。
そんな中、日程が押しているプロジェクトの会議が夜にあった。会議が終わって9時過ぎに外に出てみると寒いったらありゃしない。粉雪っぽくなった雪が横殴りに吹き付ける中を帰宅してみると雪がやんでいたので、家の前の雪除け。かれこれ30分ほど道路の上をスノーダンプを持って行ったり来たりしていたが、車が1台通っただけ。誰もいない夜の道路に、スノーダンプが雪をかむ音が響き、空の上からは飛行機が飛んでいるのかと思うような音が落ちてくる。もちろんこれは冬の北西風が吹き渡る音である。寒いなあ…

2017年1月22日日曜日

青空だが寒い

雪室作りの仕上げに上根来へ。と言っても入り口の鍵を取り付けるだけなのだが。

昼間に改めて見ると、昨年のカマボコ型ではなく台形に、しかし昨年以上に高く、つまりかなりボリュームアップしているなあと再認識。

雪留め柵を横から見ると、かなりはらみだしているなあ…^^;
もっと雪は一度積み上げるとカタマリになってしまうのでほとんど土圧(あ、雪圧か)はかからないので、これ以上は変形しないだろうが。雪を詰め込むときにかなりバックホウで踏んだり押さえたり叩いたりしてるから、そこで膨らんだのだろう。

今日はいい天気で、自宅を出るときは穏やかだなあと思ったのだが、上根来まで来てみるとやはり寒い。
ともかくこれで雪室は貯蔵開始OKな状態になった。山を降りて携帯がつながるようになったので、早速何人かに声をかけた。本当はさらに付加価値を高めるような販路開拓をしたいのだが…

夕方、用足しにもう一度出かけたが、冬型の日としてはおやっと思うほど青空が広かった。

ちなみにこれは8時前の小浜市の様子。道路にはもう雪はない。雨も降ってない様子。

ところがここから10kmも離れていない若狭町(旧上中町)はこんな状態。

若狭町から滋賀県に抜ける国道303号もこんな状況。うーむ、雪雲の境界はすぐ近くにいるらしい。
こういう寒い日は風呂に入って本を読んだり動画を見たりしてたっぷり温まり、風呂上がりにビールでも飲んで寝るに限る。あ、毎日そうしてるか。^o^;

2017年1月21日土曜日

雪室第2ラウンド

一昨日の続きの作業のため、朝9時に上根来へ。

昨日の猛烈な風で杉葉が道路に敷き詰められたようになっていた。

入口側にも雪留め柵を作り、どんどん雪を盛り上げる。ペイローダーで雪を集めてきてバックホウで上げ人力で均すのだが、もう汗だくである。

仕上がり面。明らかに去年より高くなっている。それだけ労働量も増えているわけだが、こちらは確実に1歳トシを取っているわけで、いやあしんどい。

幸いにして今日は青空ものぞく天気で、屋根雪もずいぶん融けた。それでも風は冷たいのだが、こちらはずっとハードワークなので、もう防寒着など着ていられない暑さである。

最後にモミガラを天端にかけて雪山はひとまず仕上げ。ブルーシートにくるんだモミガラを、30杯も入れただろうか。

モミガラだらけになった我が下半身。とにかく上根来の作業から帰ると、モミガラと煙の匂いにまみれているのです。

完成した雪山。もう時刻は6時前である。ソニーのスマホなのでけっこう明るく写っているが、実際は灯りがないとよく見えないほど暗い。

へろへろになって帰路につく。上根来集落まで戻ってくると、壊れていた街灯が直って明かりが灯っていた。よくみるとLEDだった。誰もいない無人の集落に灯るLED街灯は、けっこうシュールだ。
帰宅後すぐに風呂に入り、湯上がりにビールを飲みながら晩飯を食って、さらに焼酎に切り替えてリクライニングソファでテレビを見ながらちびちびと…と思っていたら、ほとんど飲まないうちからぐっすり寝入ってしまっていた。^^;

2017年1月20日金曜日

貧困格差

大阪府のアンケートで、「経済的に困窮している家庭ほど子供の学習意欲が低い」ということがわかったというニュースがあった。
・経済的に最も困窮している区分の家庭では、学校以外の勉強時間が30分未満という割合が3割を超え、子供の学習意欲が低い
・経済的に困窮している家庭ほど、子供の帰宅時に保護者が家にいないことが多い
・大阪府は「経済的困窮が子供のやる気や学習態度に影響している」と分析している
・特に困窮度が高いのは母子家庭で、年収200万円未満の割合が35%にのぼる
・(大阪府母子寡婦福祉連合会・鉄崎智嘉子名誉理事長の話として)「お母さんがものすごく厳しい生活をしている。就労して(月収)20万円に届く収入を得ている人はほとんどいない。ダブル、トリプルの仕事をしている。時間がないということは、子供と一緒に家庭にいることができない」

そのとおりだと思う。これは大阪府に限った話ではぜんぜんない。
リーマンショックの後、母子家庭の経済事情が一気に厳しくなった。多くの企業では、経営が苦しくなってくるとまずパートさんとか下支え的な職務の人から人員整理されていってしまうからだ。
昼も夜も働かないと食べられなくなってしまう。だから昼も夜も働いて、お母さんはクタクタである。
お母さんに子どもが「おなかがすいた」と言ったら、千円札を握った手が布団の中から出てきたそうだ。それしかできないのである。もうクタクタなのである。
そのお金を持ってコンビニにいっておにぎりを買って飢えをしのぐ。この飽食の時代にである。
お母さんが子どもに愛情を注ぎ、家庭学習も含めて子どもと時間を共有する…無理である。

中には母子家庭になった原因が父親のDVという子もいる。小さいころから、どうしたら暴力を振るわれずにすむか、どうしたら自分や母親の身を守れるかを第一に考えざるを得ない生活を送ってきている。
そして母親との生活が始まってみれば、生活のために母親は必死で、愛情を注ぐ余裕などない。どうやったら食っていけるか、それが母子の最重要課題となる。
どうやったら身を守れるか。
どうやったら食っていけるか。
そんな心配などしたことがない子と、そればかり考えてきた子。
これが相対的貧困だと私は思う。
貧困には絶対的貧困と相対的貧困がある。
いわゆる最貧国といわれる国に生まれ育つ子。私が以前支援していたマラウィのジョウェロがそうだ。

葉っぱを布でくるんでひもで縛ったものをサッカーボール代わりにして遊ぶのが好きな子。でも彼の友人も似たような境遇だ。みんな同じように貧しい。
日本にいて、ジョウェロにない生活ができる。電気がいつでも使え、テレビが観られてネットが使えてコンビニに行けてスマホが持てて…でも、周りの人にできることが経済的理由でできない。コンビニでの買い物やファストフード店での飲食があまりできなかったり、他の人が買えるものが買えなかったり、他の人が受けられるサービスが受けられなかったり。相対的貧困。これはキツい。「自分だけ」なのだから。
そういう実感があり、家庭学習時間が短く、夜に「早く寝なさい」と言われず(だってお母さんは夜も働いているから)、朝に「早く起きなさい」と言われず(だってお母さんはクタクタで寝ているから)、それできちんと学校に行けるだろうか。授業についていけるだろうか。授業の大半が理解できない中で(同級生は理解できているのに)我慢して教室にじっとしていることが、中学生にどこまでできるだろうか。
学校に行かなくなってくれば、夜型の生活に歯止めはきかなくなる。心は満たされずあれすさみ、夜の町に出てみれば、中学生の冒険心というかちょっと道から外れてみたい気持ちを思いとどまらせる「大人の監視」がない。誰も見ていないときに、どこまで自分の行動を律することができるだろうか。中学生に。

警察協助員などということをやって、街頭補導だのということをやっているのだけれど、そんなことを考えれば考えるほど、夜の町を歩いて気になった子どもたちに声をかけるなんてことがいったいどれだけ効果があるんだろう、もっとやるべきことがあるのではないか、それが何なのかを実はだいたいわかっているくせに実行に移さない自分はずるいのではないか、そういう自責の念がいつもあるのは正直なところだ。
「馬鹿と言われようがなんと言われようがそういったことに突き進む」ということを私はしていない。
フツーの人に比べればかなり「馬鹿と言われようがなんと言われようがそういったことに突き進む」ことをしているのは自分でもわかっているのだが、それがぜんぜん中途半端なのもわかっていて、いつも自己嫌悪なのですよ。