ハイブリッドぼうずさん

緊急事態宣言前日の札幌、明らかに人が少ない中をセミナー会場へ。

遠く山には雪が見える。札幌でこれなのだから、きっと知床では雪をまとった知床連山を楽しめたろうに。ただし心の目で。斜里岳など、いつも雲の中にあって、その全容を現すことは滅多にない幻の山なのだ。

午前中は10人に満たない受講生に講義。しかし実はハイブリッド方式でZoom配信しているのである。私の講義風景をカメラ撮影し（その撮影動画は講義動画としてSUKIYAKI塾名古屋がオンライン販売して活動資金にする）、それを外部出力したものをキャプチャしてZoomでリアルタイム配信しているのだ。今回はまったくtoppyさんが獅子奮迅の活躍であった。

Boseのスピーカーを見つけて喜ぶぼうずさん。（toppyさん撮影）

昼食は北海道らしい弁当だった。ぼうずさんのチョイスに感動。やるときはやる男なのである。

午後は総監講義。受講生を前に熱弁する…

実は受講生はゼロである。見えるのはZoomハイブリッド配信をしているぼうずさんのみ。

なんだか講義をしているのか法事をしているのかわからなくなってきた。

終了後、列車の時間待ちの間に札幌駅構内のお店でスープカレー。これで満足して札幌を離れられるというものである。

3時間弱の列車の旅の間はひたすら添削であった。合計6時間の講義で足はパンパン、頭はぼけーとしている中で気力を振り絞って（いやもう、本当に雑巾を絞るよりもっと絞って）添削。ようやく帯広駅に到着。

明日から緊急事態宣言の帯広だが、特定区域にも該当しないせいか、札幌と全く違う弛緩した空気が流れている。

今日も今日とてコンビニで酒とつまみを買ってホテルにチェックイン。眠い目をこすりつつ添削をがんばり、さすがにもうダメだ！というところで2年ぶりのモール温泉を楽しみ、缶ビール飲んでベッドに倒れ込んだ。