2016年10月21日金曜日

蘇る馬鹿な時代

今日は福井県立大学永平寺キャンパスで1年生の「フィールド演習」の講義である。フィールド演習というくらいだから屋外で何かやるのかと思ったら、それも含んだ演習なのだけれど、そのうち外部講師の講演を聴くというカリキュラム部分らしい。
講義は9時からなので、8時半に大学で担当の大泉先生と待ち合わせ。って、永平寺キャンパスって福井北ICの近くだから。小浜から100km以上あるから。
ということで、朝7時前に出発。テリオス君で高速道路を走るのは辛いので、女房のアクアを借りてびゅんびゅん走り、途中時間が余りそうだったのでPAで添削して調整し、約束時間ジャストに大学に入った。

1年生といったら18歳か19歳。下の娘が25歳だから、それより6つも下だ。ひええ。
大学の授業だから1コマ90分。技術士としての講演なので、技術士制度の話から始まってSUKIYAKI塾、NPOと果てしなく脱線して、まあとにかく仕事とプライベートだけじゃなく広がりのある人生を送ると楽しいよ的な話に強引に持って行った。^o^;
これから大学生活を送ったり就職したりしていく子どもたちへの話だと思ったので、そういったことへのメッセージも多く話したが、そういったことを口にしているうちに、大学時代のメンタルが蘇ってくるから人間というものは面白い。
大学1年生(1979年のことである)の10月、つまり後期。自分は何をしていただろう。大学生活の中で、一番授業に身が入っていなかった時期なのは間違いない。なにせ一般教養の大部分が「未修」になったのだから。今思うとよく4年で卒業できたものだ。
確か10月に大学祭があったんじゃなかったっけ。軽音楽サークルにいたので、そこで開催したダンパクラブでウェイターやったり演奏したりして、寝不足で飲んだくれて徹マンやって、終わった後24時間以上寝たようなお馬鹿な記憶がある。他にも馬鹿な所行は数知れず、一番馬鹿な時期だったような気がする。どこまでが常識的でどこまでが許される馬鹿で…みたいな境界が、どうも私はかなり馬鹿側にズレているような気がいつもしているのだけれど、もしかするとあの頃に馬鹿の基礎を作ったのかもしれない。
それに比べれば今日の学生諸君は、ずっとずっと真面目な子が多かったな。子どもから大人へ、という精神の成長が一番大きな時期だと思うから、のびのび育ってほしい。

終了後、すぐに敦賀へ。早めの昼飯を「はやし」で食って腹一杯になり、出席すべきイベント会場へ行って喫茶店でコーヒーを飲みながら添削をしている途中でふと日程確認したら、なんてことだイベントは25日だった。どこかで今日だと勘違いして頭にすり込んでしまったようだ。
ということで、時間をおおいに無駄にして、小浜にすごすごと帰って行った私でありました。
…やっぱりいまだに馬鹿だな。

2 件のコメント:

  1. 死んだ父親から高卒と大卒の違いは無駄を知っていることだと言うような事を言われました。
    私の大学時代はAPECさんと同様?にバカをたくさんやったお蔭で、やってはいけないことを体得しました。今の若い人はそれが無い分、恐ろしいと思う事があります。(^^;

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  2. やってはいけないことって、沖縄まで行って山羊食ってルートビアぐびぐび飲むことですか?^o^

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