2013年5月31日金曜日

アルツは今

午前中市民協働会議。終了後、市民窓口でNPO役員改選用の印鑑登録証明を取って、午後は同じ市役所内で補助金審査会の審査委員を務めるからと近所の蕎麦屋で昼食。

そのあとお気に入りのメルカードでカフェオレを飲みつつ少し添削をして市役所に戻ったら、なんてことだマウスを店に忘れてきた。急いで電話して「5時過ぎに取りに行きますから」と言ったのだけれど、結局5時過ぎにまた行くのを忘れ、7時前に取りに行った。
さあ審査会だと思ったら、なんてことだ午前中にもらった資料を車の中に置いたままだ。ちょっと待ってもらってあわてて取りに行った。

審査会も終了し、いったん帰宅、事務処理や添削を少しやって、そろそろ時間だと家を出たら、なんてことだ持っていく約束の印鑑登録証明書を机の上に置いてきてしまった。
あわてて取って返し、証明書を持って家を出ようとしたら、市役所の人から電話。昼に印鑑登録証明をもらったのだが、なんてことだその時に住基カードを窓口に忘れたようだ。
あわてて市役所に行ってカードをもらい、ついでにメルカードにマウスを取りに行った。

まったくなんだこの物忘れの激しさは。我が家に帰ってほっとして気が抜けているのか、老化なのか。前者だと信じたいが…
仙台の皆さん、アフォが行きますよ。^o^;

2013年5月30日木曜日

家にいればいたで

久しぶりの我が家でのんびり…なんてできず、小浜に滞在する2日の間に済ませないといけないことが山積みである。というか、私の都合に合わせてもらったものが多いのだが。^^;
理事をやっている子ども一時預かりのNPO総会と、上根来プロジェクトの地元団体との打ち合わせを挟み、ひたすら事務処理。これがまたけっこう時間がかかるわけで…
これで地元にずっといる時期なら夜の会議が終わってからイッパイといくのだが、そこはやはり時間が惜しく、早々に帰ってPCに向かう。睡眠時間が一番取れるのは旅先のオフ日や夜だけセミナーの日だなあと再認識。
まあともかくやることは山積みなのだが、とりあえずは自宅にいられるので、まあありがたい。

夜の会議で、トレッキングコースの設定の話になった。
上根来の畜産団地跡の向かいの山の上に歩きやすく広い尾根があって、お勧めなのだという。

これは昨年11月の写真だが、尾根なのに池があって、大変面白いところのようだ。
ここに行くルートとして、昨年森林組合が作った作業道から取り付いたらどうだということになった。ユーザーの力量も考慮して、楽な取り付きルートを探さねばならない。
いい年をして、ざわっと血が騒ぐ。6月1日からまたセミナーツアーだが、10日に帰宅するので、その後行ってみよう。地図を見ると尾根の高さは600mくらいのようだ。おそらく取り付きポイントは400mくらいなので、200mほど上がればいいことになる。それくらいなら。
楽しみである。

2013年5月29日水曜日

ヒコーキ野郎が来た!

今日でいったんセミナーツアーは終了。といっても数日でまた再開なのだが。^^;
11時過ぎのJRなので(その1本前は8:30で早すぎる!)、朝風呂をゆっくり楽しむ。

朝の釧路。相変わらずガスっている。フロントで見たら今日の気温は最高12度、最低10度とのこと。最高気温の低さにもびっくりするが、最高最低の温度差のなさにもっとびっくりする。海の近くというのは概して気温差が小さいものだが、ここは特にすごい。寒流が目の前を流れているから気温が低いほうに張り付いてるんだろうなあ。
夏の最高気温が20度台前半の日が多いと聞いた。逆に冬は北海道としては特に寒いわけでもなさそうだし雪の量もせいぜい30cmとのこと。広々とした湿原が近くにあり、また親潮と黒潮が近くでぶつかっているから漁場も豊かだ。とにかく海産物が大きく美味い。
こういうところに夏の間ずっと滞在できるといいなあ…と思っていたら、実際にそういう動きがあって、釧路市もそういうPRをしているらしい。

11時すぎに列車に搭乗。ここでダウンをカバンにしまった。さすがにもう着ないだろう。
釧路11:29発のスーパーおおぞら。火が出ませんように!もし出るならトンネル以外ででますように!
走り出してしばらくすると、「これから野生動物の多い区域を走るから、立ってるときは手すりなどにつまかってるように」という内容のアナウンスが(もちろん丁寧に)あった。

窓の外はこーんな光景なんだから、そりゃそうだなあと思いつつ、自然に包まれた豊かな大地を後にした。
南千歳で乗り換え、午後3時にようやく新千歳空港に到着。すでに疲れてしまった。

ラウンジでルーターやPCに充電しつつ、「おおぞら」社内でメモ帳に書いた添削メモの象形文字をPCに入力。ふと顔を上げると、滑走路の向こうに広い広い森が見える。そうなのだ、やっぱり北海道はどこにいってもひたすら豊かな大地なのだ。

ふと顔を戻すと、わが愛機・レッツノートJ10のキートップがてかてか光っている。「M」や「N」に至っては刻印が消えてきている。うーん、毎日ひたすら打ってるからなあ。またキーボード交換しよう。
新千歳を予定通り離陸。この空港は、離陸してすぐに森がわーっと広がっているのが見えるから好きだ。次は11月にまた来るからね。

ずっと雲の上の飛行。そう、本州はもう梅雨に入っているのだもの。今回のツアーでは傘を使わなかった。
午後7時前に伊丹空港到着。
そういえば今月はやたらと飛行機に乗っていないか?と思って数えてみた。
 ①5/8 大分→伊丹
 ②5/10 伊丹→那覇
 ③5/13 那覇→石垣島
 ④5/14 石垣島→那覇
 ⑤5/14 那覇→関空
 ⑥5/17 中部→女満別
 ⑦5/21 新千歳→羽田
 ⑧5/25 小松→羽田
 ⑨5/26 羽田→帯広
 ⑩5/29 新千歳→伊丹
(;´∀`)…うわぁ…

8時過ぎの高速バスで小浜へ。11時前に着いて、女房に駅前まで迎えに来てもらってココスで遅い夕食。お互い大変だねえ…
やはり小浜に帰ってきたと思うとほっとするのだろう。ココスで食事をしている最中にどどどっと体が重くなった。
とにもかくにもいったん帰ってきました。

2013年5月28日火曜日

根室半島は平らだった

オフ日である。昨日でセミナーがひととおり終わったので、一日だけ遊ぶことにしたのだ。
朝、釧路駅の近くで小型車を借りて、国道47号を根室方面に向けて出発。さあ今日は時間がたっぷりあるぞおと思って出かけたのだが…

厚岸の道の駅で小休止。厚岸湾方向を望む。ここでコーヒーでも飲みながらゆっくりと添削の一つでも…と思ったのだが、とりあえず先に進むことにした。

道路沿いには広々とした放牧地、見通しの良い林、ちょっとした湿原が次々に現れ、いちいち車を止めてみたくなるが、ぐっと我慢しつつ進む。厚岸水取観察館のある湿原だけ足を止めた。「別寒辺牛湿原」という。「べかんべうし」と読むらしい。

観察館の裏山。タンポポとフキと風通しのよさそうな小山。こんなところで施設管理をして過ごすというのもまたいいなあと思いつつ先を急ぐ。

糸魚沢駅。こういう駅もまたいい。ぼうずさんは喜んで食いつくだろうが、乗り鉄とかいうのじゃなく、こういうぽつんとした公共施設の佇まいがいい。
ここでまっすぐ行きゃあいいのに、霧多布のほうに行ってみたくで国道から外れて海のほうへ。

琵琶瀬にある道の駅から海のほうを望む。小島があってメガネ状にくりぬかれているのが見える。この右側の小島との間もメガネ状だったのが、東方沖地震で崩れて1つメガネになってしまったらしい。海はガスっている。気温はなんと14度しかない。強い風が太平洋のほうから吹いてきて寒いのなんの。

ラムサール条約登録・霧多布湿原が見える。道東はとにかくあちこちに湿原がある。今は草がまだ枯れているが、夏になると緑に覆われるのだろう。

霧多布湿原ナショナルトラストというNPOの事務所の横から、木道がずっと伸びていた。夏にここを歩いたら気持ちいいだろう。海岸近くだから気温もきっと25度にもならないだろうし。

事務所の隣がペンションで、たぶん同一人物の経営ではないかと思うが、ミニ風力発電機がカラカラと元気に動いていた。

根室に入った。ラムサール条約登録・風連湖。やはり岸辺に木道が伸び、桟橋状に小さな展望台が作ってある。ここもじっくり見たいところだが、もう1時近い。根室市街へ急ぐ。


根室市内でようやく昼食。バターライスにトンカツを乗せてデミソースをかけた「エスカロップ」。根室のB級グルメである。釧路の皆さんに教えてもらった店は全部休みで、30分近く探し回ってようやく見つけた。ううむ、時間がなくなってきた。^^;

納沙布岬へ急ぐ。遠くに小さく白いタワーが見えるあたりだ。根室半島はとにかく平らだ。

内陸側をみても山が全然ない。全体がぺたーんと平らな半島なのだ。これって何なんだろう。段丘?溶岩台地?

トーサムポロ沼。海のすぐ近くにこういう湿原というか沼が点々とある。実に面白いところだ。

 納沙布岬に到着。向こうに見える灯台のあるところが岬の先端。その近くに北方館などがある。

納沙布岬の先端。右が太平洋側になる。右側は親潮が直近を流れるためかガスっていて、北方領土は見えない。
今度は根室半島の太平洋側を通って根室市街へ。驚いたことに、根室湾側は18~19度あった気温が、太平洋側では11~12度になっている。ほんのわずかな距離でこんなに違うとは。

東根室駅。日本最東端の駅である。ぼうずさん、食いつきよろしく。^o^;

結局6時前に釧路に帰着。レンタカーを返し、ホテルまで歩いて帰る途中で飲み屋街に立ち寄り、鍛高譚を飲みながらつぶ貝の刺身など食べながらネクサスとメモ帳で添削。いくらオフ日でも1日遊ぶわけにはいかんのよ。^^;
店を出ると一段と冷え込んでいる。10度ちょっとではなかろうか。ダウンを持ってきてよかった。

2013年5月27日月曜日

とにかく豊かな地です

昨夜は風呂にも入らず寝てしまったので、朝風呂&朝洗濯。これもまたいいものである。
ドーミーインのチェックアウト時刻である11時ぎりぎりまで部屋でPC仕事をして、11:35の特急「おおぞら」で釧路へ。1時間半ほどで釧路到着。ホームに降りた途端に冷気が体を包む。なんだこの気温は。
帯広の気温が30度近かったのに対して、釧路は15度あるかどうかという気温。
何でも海岸近くを親潮が流れているので、海岸近くに広がる釧路市は飛びぬけて気温が低いとのことだ。そういえば一昨年来た時も、汗の流れる暑さの釧路湿原からノロッコ号で釧路市に戻ってきたとき、市街地が近くなったところで一気に数度気温が下がってびっくりした覚えがある。あたかも冷房の効いた建物に入ってきたかのように一気に下がったものなあ。
釧路駅にはふぁいとおさんが迎えに来てくれていた。今日の午後休みを取られたそうで、恐縮至極である。

ホテルに荷物を置いて、「和商市場」へ。鮮魚店などが集まり、食事処も多い。

ここで「勝手丼」を食す。まずは丼のご飯を買う。サイズは各種取り揃え。「茶碗2杯分」を選択した。

トッピングは数多くの海産物から選ぶ。時しらず、いくら、うに、ほっき貝、ホタテを選択。

これをさっきの丼飯の上に並べてショーユとわさびでいただく。さらに蟹味噌汁が100円。これがまた美味いったら。

大満足でふぁいとおさんの車に乗せていただき、丹頂鶴公園へ。湿原というか雑種地の一角に広々としたケージを作り、その中でつがいを飼っている。ケージの上は青天井なのでその気になればどこへでも飛んで行けるのだろうけれど、どのつがいも大人しくケージの中にいる。居心地がいいのだろうか。安全だし餌にも困らないしね。
一組のつがいに最近ヒナが生まれたらしく、この写真を撮ろうと大勢集まっていた。仲間同士で機材を見せ合ったり情報交換したりして、ヒナが見えるところに出てくるのをのんびり待っている。こんな風景もいいなあ。

釧路湿原のまだ行ったことのない展望台へ向かう。途中でちょっと釧路川のほとりへ。堤防も何もない湿原の中をただただ滔々と流れる川。思いのほか流速は早く、しかし静かにひたすら流れる。こういうところにデッキチェアでも置いてぼーっと眺めていると気持ちがいいだろうなあ。

細岡展望台から釧路湿原を望む。全体にもやがかかっているが、向こうにぼんやりと雄阿寒岳・雌阿寒岳が浮かんでいる。
まあとにかく広々と自然が広がり、鳥の鳴き声があちこちからする。これで展望台3つ目だけど、どれも素晴らしい。何度来ても感動できるだろうと思う。

近くの岩保木というところにある昭和初期に作られた水門。いやあ、これはもう土木遺産だ。

新しい水門。これらの水門は、新釧路川と釧路川の境界にあって、新釧路川と旧釧路川を隔てる水門のようだ。また調べてみよう。
釧路市街に戻り、ホテルにチェックイン。少しメール整理などしていたらもう講義の時間が近づいたのであわてて会場へ。
講義には30人以上の人が来てくれて、熱心に聴いてくれた。本当にありがたい。一人でも多くの技術士が生まれますように。

終了後、近くの炉端焼きの店で懇親会。ワリバシのスケールがいまいちわかりにくいかもしれないが、ホタテもカレイもとにかくでかい。そして美味い。いやあ、よく飲みよく食べました。北海道にいると確かに太るなあ。^^;

釧路の皆さん、ありがとうございました。これに懲りず、末永くお付き合い下さい。これからもよろしくお願いいたします。

2013年5月26日日曜日

北海道ピンキー

5時過ぎ起床。今日は7時過ぎの飛行機で帯広に向かうのだ!と張り切って羽田空港に行ってみると、帯広空港周辺は霧に包まれているそうで、天候調整中とのこと。この間の知床といい、最近の北海道は霧と深くかかわるなあと思いつつ搭乗時間を待っていると、
「帯広空港に着陸不可と判断したら新千歳空港に降りるので、そのつもりで搭乗するように」
とのお達しである。如何ともしがたく、機上の人となる。
帯広が近づき、雪を頂いた日高山脈が見える。その下に見事な雲海が見える。こりゃあ確かに…と思っていると、「ポーン、ポーン、ポーン」と着陸態勢に入る知らせが。おお、我らがキャプテンはやる気なのだ。
雲海に突入し、真っ白な中を突き進むと、ふいに視界が開け、帯広空港の滑走路が目の前にあった。
空港にはおっぱ…もとい、OPさんが迎えに来てくれていた。
体の中にしみこむような気持ちのいい寒気の中、セミナー会場へ。途中マクドでコーヒーを飲んで多少ともしゃきんとし、10:30からまずは総監セミナー。

昼食は「いやあ、さすが…」としか言葉の出ない絶品豚丼。これは本当に美味いですよ。
さらに、なんということだ、OPさんの奥さんがアスパラを持ってきてくれていた。いやあ、至福の昼食です。
イキオイをつけて午後からあることないことくっちゃべって、ようやくセミナー終了。すぐにホテルに移動して、そこから歩いてかの屋台村へ。一昨年訪れて大いに楽しんだところである。ここでグルメ三昧の夕べを楽しんだのであった。

エスカルゴ。うま~~~い。

北海道の真骨頂、アスパラ。紫とホワイト。こういうものを食べると、
帰郷してからアスパラが食べられなくなるのが困りものである。

ホタテのうにクリーム煮。これはもう…

サーロインステーキ。いやもうたははは。

アイスバイン。極上の蓋肉である。

さんさん飲んで楽しんで外に出ると、屋台村がアヤシク光っていた。
ともかく楽しい飲み会だった。北海道のメンバーがはっちゃけて、アヤシイ集団が結成されてしまった。

モニュメントに群がる「北海道ピンキーズ」。名前から中身は想像していただきたい。
どんな中身かって?そりゃあ、OPさんとほーちゃんがいるのですから、もう…^o^;

さらに抱き合う北海道ピンキーズまたの名をモーホー集団。なんだか知らないけど、このイキオイのままに来年は沖縄に乱入するそうです。山羊汁なんぼのもんじゃいと言っておりましたので、沖縄の皆様、どうぞよしなに。^o^

2013年5月25日土曜日

石川さんふわふわ

金沢で土木学会ご依頼の講義。受講生は26人だったかな。
ちょっと少ないなと思っていたら、「なんでもこれまで何をやっても人が集まらなかったので、今回は画期的」なんだそうで、なんともこそばゆいやら。

で、いつものように私なりにがんばって(いや、本当にがんばってるんですよ。講義にせよ、プレゼンにせよ、人前で話すときはいつも全力を振り絞っています。特に意識しなくてもそういうモードになっちゃうので、手抜きができないんです)講義をしていたのだが、中に一人、メモも何も取らずに、こっちをボーッと見ている人がいる。顔には緊張感というか真剣みがまったくない。
「ん?」と思いつつ講義を進めたが、よくわからない。
企業などに招かれて講義するとき、こういう人はたまにいる。会社が受けろというから受けているだけ、受験も会社が受けろというから受けるだけで本当は受けたくない。だからただ時間が過ぎていくのを待っている。
それはまあ仕方ないものだと思うようになった。会社の社員みんなが積極的に受験するのを望むのは無理な話だ。技術者であるからといって、だれもが技術士という資格に熱意をもって挑戦するわけではないのだ。もちろんたいていの人は資格はほしい。だけど全ての人が技術士という資格に手が届くわけではない。そのためにはかなりの努力が必要だ。
たとえば建設コンサルタントなら、RCCMという資格が一段低い所にある。それで満足することはたやすい。その先に挑戦しない理由なんていくらでも言える。家庭のことだったり地域のことだったり、最後は「オレ、そこまで賢くないし」と言ってしまえば済むことだし。

だけど、今日の講義は休日に開催している自由参加の研修会のはずだ。企業依頼でもない。なのになんで?と思いつつ、講義を終えた。
なんというか、これは決して自画自賛ではないけれど、講義が終わるころには「よくわかった」感を顔中に表している人がいてくれて、これが疲れを吹き飛ばしてくれるのだが、くだんの彼は最後までメモも取らずに死んだ魚の目をして時間を過ごしていた。
そして最後に学会の人が、「CPD証明は受付で」と言ったのですべての疑問が氷解した。ああそうか、彼はCPDが欲しくてここにいたんだ。きっと彼は受験なんてしないんだ。だから他人事で死んだ魚の目をして時間を過ごしていたんだ。
CPDがほしいということは、きっと彼はRCCMか何かなんだろう。専門問題の講義のところで、「道路の人」と言ったら手を(少しだけ)上げていたものな。
でも、それならそれで効率の悪い話だなあ。RCCMは4年で100CPDを貯めないといけない。今日は押しも押されぬ土木学会だから認定CPDで、3時間の講義で3CPDH貯められる。でも休日の午後、ぼーっと3時間過ごして3点だ。100点のうち3点だ。彼はこんなことをあと何回するんだろう。
私もRCCMを複数部門持っているから毎年のように更新しているが、そこで提示するCPDの中に講習受講はほとんどない。今日のような講義もあるし、NPOとしての科学教育関係の活動もあるし、あれやこれやを合計すると必要CPDの数倍になる。これは別に自慢しているわけではなくて、そういうことだからCPDのために苦労したというか、「ただそこにいたというだけの時間」を過ごしたことがほとんどない。
それに今はセミナーツアーだということもあるが、とにかくボーッとしている時間はかなり少ない。
そういう生活を送っているだけに、彼の3時間は私の想像を絶していた。

なんだかぐったりしつつ金沢駅に戻ると、何やらにぎやかな音楽が聞こえてくる。

見ると、いわゆるヨサコイのようなものを踊っている。それはいいのだが、「石川さんカーニバル」ってなんだ?「石川さん」って誰?

…これか。そうか、ゆるキャラだな。ああそうか、このヘアースタイルが石川県なんだ。
石川さんはふわふわと金沢駅に浮かんでいた。

駅ビルでチューハイを1杯飲んで適当につまみを食って、うな重で〆てバスで小松空港へ。夜8時前の飛行機で羽田へ。そこからバスで近くのホテルへ。ロビーでまたチューハイを買った。うーん…
明日は帯広の屋台で元気を取り戻そう!

2013年5月24日金曜日

I'm so tired

なんということでしょう。
8:20の目覚ましで起きてしまった。寝たのがたぶん2時ごろだから、睡眠時間としては長すぎるわけではないのだけれど、これまでもっと早く自然に目が明いていたし、夜中にもトイレに行ったりしていたのだが、8:20まで爆睡してしまった。
うーむ、少し疲れてきているか?
昨日は10:30から17:30まで、昼休みを挟んで5時間30分の講義だったからなあ。

そして今日も同じ時間割で講義。終わったら再びぐったりして、大阪から金沢行きの特急サンダーバードに乗るが早いか、チューハイをぐびぐび。勘介さん状態になってしまった。駅弁をつまみに飲み干したあとは、さらにあろうことか車内販売でハイボールを購入してじゃがりこを肴にぐびぐび。
そのあげくすこーんと寝てしまった。今日進める予定のPC仕事が…ToT

だめだなあオレと思いつつ、考えてみればこのセミナーツアーを始めた当初はもっと元気だったなあと思いだした。
もう4年前か5年前、技術士会総本山のお招きにあずかり東京で講演して、その打ち上げでビールを飲んでしまって痛風爆弾がさく裂、それでも翌日3時間×3コマ合計9時間というロングランセミナーを足を引きずりながらやり通し、さらには足が腫れているのにラガーマンさんと飲み、とても電車には乗れないとタクシーで大枚はたいてホテルに帰るという無茶なことをやっていたのだった。
それから比べたら根性なくなったなあ…年取ったのかなあオレ…こほこほこほと力なく咳をしつつ窓の外をみると、琵琶湖の上にぽっかりと月が出ておりましたとさ。


ちくしょう、ウォルター・ローリーめ。

2013年5月23日木曜日

今日も炭水化物

一日企業講習。一次・二次・総監と3連荘でさすがにヘトヘトなのだが、添削も待ってはくれない。こういうときはとにかくネクサス&メモ帳。考えてみれば2万円もしないタブレットと100円のメモ帳で安上がりなことをしているなあと思いながら、中央線の座席でひたすら添削しつつ東京駅到着。
19時過ぎ発の「のぞみ」で大阪へ。窓側席だから充電しながら…と思ったら、なんてことだ電源のない車両だ。
いまどき700系以外の「のぞみ」なんてあるんだ…と妙に感心しつつ見るとWiFiルータの電池は残り少々。じゃあタブレットはお休みだなあ、とPCを膝の上に出したものの、なんだか気乗りしない。みるみる睡魔が襲ってきて、キオスクで買った文春などを読みつつ、いつの間にか眠ってしまっていた。


新大阪に10時前に到着。さすがにどどーんと腹が減ったので、「皇蘭」へ。おつさんにまた叱られるなあと思いつつ、ラーメン&チャーハンの炭水化物攻撃。そういえば昨日も富士そばのカツドン&そばだったなあ。
御堂筋線から谷町線を乗り継いで、南森町のドーミーインへ。入浴しつつ洗濯。ここは洗濯機が4台あるので旅人の味方なのだ。
風呂に入ったら少ししゃきっとしたのでまた添削やPC仕事。サイトの更新もしないとなあ…

2013年5月22日水曜日

負のオーラを浴びて

午前中、ホテルでゆっくりPC仕事をして、江東区方面へ。新宿まで京王線で出て、高田馬場から東西線で大移動なのだ。

高田馬場で昼食。駅前に「富士そば」がある。少し(いや、かなり)迷ったが、もりそばなら食べられるかもしれないと思って入店。
硬くてパサパサのカツを使ったかつ丼には少々参ったが、もりそばは十分食べられた。そばが白い更科系で、そば殻の入った越前そばを食べなれているせいか一瞬おどろいたが、まあ上品というか繊細というか、これはこれで美味いものだと認識。以前にバイアさんとも蕎麦屋に行ったが、富士そばのようなリーズナブルな店でも十分食べられることを発見したのは収穫だった。

午後、6月に講師としてお招きいただいている東京都さんに挨拶と打ち合わせ、そのあと企業のセミナーと飲み会。結局今回のツアーは毎日飲んでいる。^^;

昨夜より若干早く京王線に乗ってホテルへ。私の前に座っている人が眉に激しくしわを寄せている。お腹でも痛いのか?と思うほど苦虫をかみつぶしたような顔で、周囲に怒りのオーラをまき散らしている。駅のホームに降りると、やはり怒りのオーラを振りまきながらずるずると歩いていく若い人がいる。みんなきちんと背広を着た勤め人だ。
東京に来るたびに目につくのはこういう「きちんとした格好で怒っている人」だ。わめきちらしているわけでも何でもないが、ただ怒りのオーラ、ストレスのオーラがほとばしっている。もちろん多くの人はにぎやかに話していたり寡黙であったりしながら、それぞれのスタイルでオーラを発散せずに過ごしているのだけれど、負のオーラを遠慮なく発散している人の割合が、東京は他のまちにくらべて高いように思う。
困ったことに、日ごろ田舎暮らしで、旅に出れば毎日ストレス発散している私などは、そういった怒りのオーラをブロックする能力がない。一瞥して無視することができれば何でもないのだろうけれど、ついつい気にしてしまうため、妙にぐったりと疲れてしまう。
ちょっと長い滞在になると巣鴨あたりに引きこもるのは、そういうことへの対策なのかもしれないなあ。

2013年5月21日火曜日

そして東京へ

今日は、北海道にしばしの別れを告げて東京へ移動し、夜にセミナーである。

新千歳空港でスープカレー(チキン)を食す。こういう有名な食い物があることを今日まで知らなかったのだ。^o^;

11:20のAIR DOで羽田へ。いい天気で、下北半島の東海岸がくっきり見えた。いつものことながら、この半島はでかいなあ。

東京到着。とりあえずホテル(なぜか今回は府中。いやはや遠い遠い)にチェックインしてPC仕事を少ししたあと池袋へ。夕方になってもけっこう暑い。北海道からいきなり気温25度の世界に来ると特に暑く感じるのかもしれない。上着はホテルに置いたままにした。

セミナー終了後、顔を出してくれたラガーマンさんと遅い食事。SUKIYAKI塾東京の講座PRも少ししたけれど、受講生が増えるといいなと思う。というか、今年は特に科目別講習は有効だと思うから、ぜひこういったチャンスは生かしてほしい。
http://sukiyakitokyo.main.jp/seminer.html