2017年4月30日日曜日

松江ゆったり

同級生4人と一緒にゆっくりホテルをチェックアウト。

朝の宍道湖。今になって思えば、本当にきれいなまちに住んでいたのだなあ。
ホテル近くの酒造会社で日本酒を買ってから、午前中はまちぶら。

普門院という神仏混淆のお寺。この山門がいわくつきで、センパイが女性のユーレイを見たという話があった。

山門の天井を見上げると、手形が付いているのである。殺された人の血の手形だという話だった。床板を天井板に転用したので天井に手形がついているのだとか。真相はいかに。
でも、35年以上たって改めて見ると、えらく小さい手形である。子どもサイズだ。うーむ…

先年に国宝指定された松江城。もう何回入ったかわからないが、それでも来てしまった。

これも改めて見ると、石垣がえらく雑だ。特に角石がぴしっと打込ハギになっていない。石を動かすいけない子・てるち。

実はこの松江城の展示室に、斐伊川改修の様子を描いた絵がある。この解説が…

ということで、小浜城主であった京極氏は、若狭国からこの地に国替えになっているのである。そして小浜城築城で培った築堤工事のノウハウを斐伊川改修に活かしたようなのだ。小浜と松江は浅からぬ縁があるのだ。

松江城天守から島根大学方面を望む。松江のまちでさえもしっかりと近代化した。そしておしゃれになった。
近くの物産館でお土産を買って送り、駅近くまで送ってもらってみんなとお別れ。また来年!
時間が妙に空いてしまったが、ちょうどいいので頭を切り替えて喫茶店などで仕事モード。筆記講座開始メールを発信したり、オンライン練習問題の問題作成をしたりして、けっこう集中して過ごした。

16:40、出雲空港を出発。帰りの飛行機は往路より少し大きな飛行機で、窓の高さがけっこう低く、滑走路のグルービング(雨の時に水がたまらないよう、細かい溝が掘ってある)がはっきり見えた。

出雲平野の田んぼを見下ろしつつ離陸。帰りもしっかり揺れて、とてもPC仕事どころではない。

ふと見ると雪を頂く、明らかに火山とわかる山が。大山であろう。このアングルでこの山を見るのは初めてだ。
17:30伊丹空港到着。カードラウンジで1時間弱仕事をして、カレーライスをかきこんで高速バス「わかさライナー」で小浜へ。小浜到着21:30。
SUKIYAKI塾/APEC-semiやNPO・祭りにバタバタ過ごしている中、ぽっかりとゆったりと過ごした2日間だった。年に一度のイベントっていいね。

2017年4月29日土曜日

34th Anniversary

毎年やっている島根大学理学部地質学科1982年度卒業生の同窓会。こればかりは何としても行くのだ!ということで、祭りの足揃えをサボって(会長のくせに)いそいそと出かけた。すまんすまん。

伊丹空港から出雲空港へ飛行機で。またもや小さな小さな飛行機だ。

2列+1列で座席番号が11番まで、つまり定員33名の飛行機である。

よっこらしょと飛び立つ。相変わらずこの小さな飛行機は揺れる。
飛行機は瀬戸内海を横切り、中国山地を越えて出雲へ。その間は当然ながらPC仕事。

宍道湖が見えてきた。宍道湖を見ても中海を見ても、そして松江のまちなみを見ても、いろんな思い出がわき上がってくる。何度来てもそうだ。

 出雲空港から松江駅へ。そこからゆっくり歩いて大橋側を渡る。川の両側の景色は変わったけど、川の姿は変わらない。

いつの間にやらお堀クルーズの屋形船が就航している。松江城は国宝指定もされ、連休初日のこととて観光客も多い。

ふーさん、しげちゃんとホテルで待ち合わせて大学へ。木々が本当に大きくなったことに改めて驚く。我々が学生だった頃は人の背丈より少し大きいくらいだったのが、今や校舎より大きい。

驚くべきことに青春を過ごしたアパートが残っていた。なにやら民家になっているようだが、もともと民家だったのをアパートにしていた建物なのでまあそれは自然なこととはいえ、現存していることには驚くしかなかった。

「田園」も残っていた。営業しているのかどうかわからないが、当時と変わらず建っていた。すげえなあ。

車で島根半島へ。大学に入って最初にフィールド実習をした須々海海岸。何ともいえぬ感慨である。

恩師の山内先生をお迎えして、左からながお君、ふーさん、うぬら、私、くさかべ君、ちんぺい、てるち、山内先生、しげちゃん、さんちゃん。卒業してから34年目の同窓会である。これからもみんな元気で。これからも毎年会えるように。

2017年4月28日金曜日

会議の日

会議が2件あった。
1つ目は国体実行委員会の総会。170ページに及ぶ資料と29項目に及ぶ報告事項にドン引きしたが、聞いているうちに、ひとつひとつを事務局である市役所職員が丁寧に作ってきたことを実感して感動。落とし物をどう処理するかというところまで要項を決め、帳票類を整備してある。国体という一大イベントをやろうとするとここまでやらないといけないのだなと思う以上に、それを全部作り込んできたことに本当に頭が下がる。
ちょっと油断するとこんがらがってきそうなくらいの数の要項類を、詰まることもなく説明するのを、すごいよねえと感動しつつ聞いていた。

夕方からは警察協助員会の総会。ホテルの前の夕日が綺麗だった。
そしてこの総会をもって、私は会長を退かせていただいた。8年やった。いや、8年もやった。一人の人間がこれ以上仕切っているべきではないと思ったのだ。それに大事な時期にいつもセミナーツアーに出ていて申し訳ないことこの上なかったので、正直これでもう迷惑かけずにすむと思うとほっとした。
竹ちゃん、すまんがこれからよろしく!もちろん手伝うからね。(そんなこと言いながらすぐ旅に出ちゃうんだけど^o^;)

2017年4月27日木曜日

雑巾がけ

いい天気になったので、午後、ほぼ1ヶ月ぶりに上根来へ。

何が驚くと言ってこのしがら組というやつ、雪につぶされて柵の高さが数分の一になっていたのに、勝手に竹の反力で元に戻っていた。たいしたものだ。

春うららかな中に上根来集落は悠然としてあった。春の奉仕作業で溝もきれいに清掃され、まったく無住の村とはとうてい思えない。

助太郎のまわりには日本遺産・鯖街道の幟がたくさん立てられていた。せめてGWの間だけでも常駐の管理人がいれば…

ゲストハウスの雪もすっかり融け、雪囲いもあこちゃんが外しておいてくれていた。ありがとね。

窓を開けて空気を入れ、掃除機をかけたあと雑巾で拭き掃除。そうしないとやはりホコリが積もっていてザラザラするのだ。家中雑巾がけをするとちょっと汗ばむ。
さらにイキオイがついて助太郎にも雑巾がけ。こちらは天井を抜いたので、しばらくはホコリが積もりやすいだろうから、まめに拭き掃除をしないといけないな。今度モップを買ってこよう。(小学校時代を思い出して両手で雑巾を押さえて四つん這い状態でダダーッと雑巾がけをしようと思ったが、五十肩の痛みに悶絶した^o^;)
いやあ、いい汗をかきました。

雪室の様子も見に行ってみると、両サイドはめっきり雪がなくなったが、真ん中にはまだまだどっさり雪が残っている。GW前でこの量は初めてではないだろうか。
夜、祭りの稽古に顔を出したあと、敦賀まで娘を迎えに行った。なにやら鉄道事故で予定の新幹線に乗れず、小浜線の終電に間に合わなくなったようだ。

夜中、風呂上がりにAJが送ってくれた忠孝をもずくをつまみに飲んだ、もずくは、本当はもずくのダシを買ってきたかったのだが大きいビンしかなかったので、沖縄そばのダシとめんつゆを足したものをぶっかけて食べた。うーん、やっぱり違うなあ。でも、もずくは三杯酢よりもダシつゆのほうが断然美味い。そして忠孝はやっぱり美味い。

2017年4月26日水曜日

久々だもん

今日だけが雨だった。用があって舞鶴に行ったのだが、一時は土砂降り。こんな雨はいつ以来だろう?と思うほど戸惑った。雨男なのに。雨男だったはずなのに。
雨は降ったものの、気温のほうは実にあったかい。
クローゼットのいろんな冬物をいっせいに片付けた。まったく1ヶ月弱で本当に暖かくなったものだ。

旅に出ている間ずっと電源を落としていたタブレット(実は旅に出る半月ほど前からバタバタしていたのでずっと電源を落としていたから、都合1ヶ月半近く電源を入れていなかった)の電源を入れたらWindows10のアップデートが始まって、Evernoteの更新やらアップデートなど、たっぷり時間がかかった。^^;

2017年4月25日火曜日

99円の呪い

4月のセミナーツアー中、ずっと私を悩ませていたことがある。99円の呪いである。
私は油挿す、もとい、アブラサスの小さな財布を使っている。

手のひらサイズより小さくて、下手をするとズボンのポケットに入れていることを忘れてしまう小さなで、なくさないように気をつけないといけない。

ところがこれがけっこう入る。お札は10枚くらい入るし、カードも5枚、コインもしっかり入る。さらに小さなポケットもあって領収証やら家の鍵やら入る。
そしてこの小銭入れ、よく作ってあって999円が余裕で入る。500円×1、100円×4、50円×1、10円×4、5円×1、1円×4である。でもまあ本当にこれだけ入ることはまずない。だから小銭入れはこれ以上入るように作る必要なんてないんだとHPにも書いてあったし、私もそうだとなと思って買った。

ところが、である。すぐに99円になるのである。下手をすると写真のように891円、それも500円ではなく100円玉で、なんていう目にしょっちゅうあう。
意識して小さいほうから小銭を減らし、レジで払う時は一所懸命計算をして1円玉や10円玉が5枚を越えたりしないよう、またお釣りが500円玉や50円玉を含むように、578円なら1123円を払うという、自分で自分を褒めてあげたいくらい人間電卓と化してがんばっているのである。
ところが、である。すぐに99円になるのである。1円玉が2枚しかないのに端数が3円なのである。10円玉が3枚しかないのに40円払わないといけないのである。
かくして財布をのぞけば、なぜかいつも99円ある。それも10円玉4枚と1円玉4枚である。一番いけないのは消費税が8%だからである。5%のころはよかった。いっそ10%のほうが気持ちがいい。計算ができないのである。8という微妙な繰り上がりが、トシとともにスカスカになりつつある我が脳みそでは把握できないのである。
かくして今日も我がアブラサス君は小銭でパンパンである。

2017年4月24日月曜日

帰宅すれば祭り

広島をゆっくり出発。チェックアウトぎりぎりにホテルを出た。

今日も広島は快晴。ジャケットをぬいでのんびり歩いて広島駅へ。
新幹線、サンダーバード、そして小浜線を乗り継いで3時半ごろ小浜駅に到着した。

小浜駅もまた快晴である。ついでに5月ツアーの切符もまとめて購入してから帰宅。

夜は祭りの稽古へ。3月末からいなかったから、知らない子どももいたりして若干浦島気分。稽古の後のビールを飲みながらの雑談もまた楽しい。
久々に家のフロに入り、XperiaZ4Tabの大きな画面で、これも久々にAbemaTVのマージャンを観た。^^

2017年4月23日日曜日

最後のセミナーです

今回のセミナツアー最後の講義は広島セミナー。ただし筆記セミナーである。
建設部門・総監部門と立て続けに講義。あー、疲れた。

最後に講師からのアドバイス。ニューフェイスも加わり、ますます充実のSUKIYAKI塾広島である。受講生も過去最高とのこと。

終了後、まだ5時前だが懇親会へ。広島は快晴である。今回のツアーもホントに天気に恵まれた。雨だったのは大分と徳島くらいで、ほとんど傘いらずだった。名古屋に至っては私がいた間だけ晴れだったそうな。さすがは晴れ男である。わはは。

店の端っこのほうで、むさくるしい24名のおじさんがわいわいと飲み騒いでいる。怪しいぞ、SUKIYAKI塾広島。

新キャラも登場。HNなせばなること原口まさあきである。全国大会にむけて芸を仕込んでおくそうだ。

そして広島魂ことジャイ子は、全国大会にジャイアンが来たら、どっちがジャイアンかを決めるネーミング争奪戦をしたいそうである。^o^;
まあともかく楽しく過ごし、広電でとことことホテルに戻った。
いやあ、ご苦労さんやったなあ、わし。

2017年4月22日土曜日

焼き魚男がゆく

ゆっくり起きて9時半ごろホテルをチェックアウトタイムして金沢駅へ。

土曜日の金沢駅は相変わらずのにぎわい。吉野屋で朝定食を食って、隣のカフェでコーヒーを飲んで、ゆっくりと改札へ。

なんてことだおとっつぁん、金沢駅が自動改札機になっている。えれーことだえれーことだ。これでは福井から来た人間がオロオロしてしまうざ。ひっでもんに困ってしまうざ。
ああついに北陸にも文化の波がやってきていたのである。やることがなくなった駅員さんはぼーっと立っていた。
11時前のサンダーバードで京都へ、京都で新幹線に乗り換えて広島へ。車中、ゆったりした気分で添削したりオンライン練習問題を更新したり。
それはいいのだが、ジャケットが臭い。昨夜の炭火焼きのせいだ。焼き魚のニオイがしっかりとついてしまっている。周りの乗客に申し訳ない。
広島に着いて市電で銀山町へ。市電は満員。焼き魚臭くて申し訳ない。外人さんも多いな。アイムソーリー安部ソーリー。旅が長くて脳みそが沸いてきたか?

4時過ぎにホテルにチェックイン。何よりもまず焼き魚ジャケットを脱ぎ、部屋に備え付けのランドリー袋に入れてしっかりと二度とほどけないくらいの渾身の力でしばった。
それからは買い物にも観光にも行かずホテルの部屋にこもり、持参のHDMIケーブルでホテルのテレビをセカンドディスプレイにするという荒技を繰り出し、ひたすらに筆記セミナーテキストのバージョンアップ。
夜7時すぎにさすがに腹が減ったので近くの「なか卯」でカツ丼+小うどんセットを食ってすぐにホテルに戻り続き。
夜10時半にようやく終了したので風呂に入り、勝ってきてあったビールでほっと一息。
このホテルアクティブは、各階にドリップマシンがあってコーヒーやらラテやらココアが24時間無料で飲めて、これまた24時間オープンのフリーコーナーが1階にあって、部屋もおしゃれで機能的で気に入っているので、ホテルにこもって仕事をするには最適なのだ。
明日はこのツアー最後の講義。もうすぐ終わると思うと気持ちがゆったりしてくる。

昨日だったか一昨日だったか、百里会のKさんから雪室の写真が届いた。壁側がびっくりするほど減っている。そりゃあもうすぐ5月なんだもの。でも雪室の中は2℃だという。がんばって作ったんだもの。あのブルーシートの中は全部雪なんだぜい。

2017年4月21日金曜日

ホテルは沢馬前

10時前に名古屋を後にした。

名古屋は重々しい曇天。私が旅立つ以上、天候悪化は仕方あるまい。
名古屋の民よ、許せ。
しらさぎで一路金沢へ。1時前に金沢到着。あわただしく金沢ブラックカレーを食って、2時に間に合うように会場の「きんぷら」へ。

ららら無人君、ららら無人君、らららら。…ナゼダレモイナイ?
14時から講義だと思っていたのだが、受け付け開始14:30、講義は15時から。う0ん、旅の終わりが近づき、壊れ始めたかAPEC。

終了後は日本海の幸を味わいつつビールをぐびぐびと。SUKIYAKI塾北陸も新メンバーが加わり、ますます活況を呈している。そしてやっぱり地元である。何か安心するんだよね。

安心しすぎて〆にラーメンを食ってしまった。それもサッポロ一番塩ラーメンにいくばくかの海鮮が入っているというアヤシゲなものである。

気持ちよく酔ってホテルにチェックイン。ホテルは「エコノ沢馬前」であった。^o^;