2019年1月31日木曜日

地元にいたいが旅もしたいし

市のコミュニティセンター検討委員会の先進地視察として長浜市へ行ってきた。
けっこう面白かったし、ためになった。頭がそちらのほうにずっと向いていたので写真は1枚も撮ってないけど、まあそれくらい入り込んでいたということで。

私は年間100日以上小浜を離れる生活を送っているので、地元にしっかり根を下ろして活動しておられる人をうらやましく思う。以前は私もかなり小浜に根を下ろしていたつもりなのだが、年々旅が多くなってしまって、さらにできるだけ若手の人たちに活動の担い手になってほしいという思いもあって、バックヤードに一歩下がることも多くなり、一段とフェードアウト気味になっている。
べったり小浜にいられたら、そりゃあ地に足の着いた活動をいっぱいやりたいと思うし、コミュセンなんか待ってました的に関わるだろうけど、今は年度初めや年度末などの肝心な時期にいなかったりするので、気後れもあるのだろうが、「自分が引っ張る」ではなく、裏方に回ろうとしているのが実情だ。

旅に出ず、ネット上の仕事だけで生活することもできるといえばできるのだけれど、それでは人生面白くないしなあ。
ということで、明日からは北海道行ってきます。2月なのに。行けるんだろうなあ。

2019年1月30日水曜日

さすがは上根来

最近、天気の話ばかり書いているのだが、旅にでも出ないし、NPO活動もしていないとなるとネタがないのである。ひたすら仕事してましたってのはなあ。
で、今日もまた天気の話だけれど、寒さも和らぎいい天気だった。快晴だったんじゃないかと思う。週末が寒さが和らいでくれないと困るのだけれど…

そんな中、Kさんから上根来の状況写真をいただいた。これは昨日のものだが、やっぱり上根来は新雪が積もっている。
このままいくと、下界は(つまり自分の生活は)雪かきなしですみ、雪室はしっかり作れて、しかも雪が降りすぎて上根来に行けないということもないという、理想型になる。

雪室の状況。断熱材のモミガラがかけてないが、気温が低いので雪も融けずにいるようである。仕上げ作業を早めにしないといけないが、2月は上旬~中旬の週末がことごとく旅の空なので、申し訳ない…
思い切ってこのままで2月下旬まで引っ張り、さすがにいくぶん融けるだろうから雪の追加作業とモミガラ作業をやるというのもいいな。

2019年1月29日火曜日

水を汲みに

セミナー資料作りがとりあえず一段落したので(といっても、優先順位が下がったというだけで、やるべきことは山積している)、合格答案集作りにシフトした。
まあどっちにせよ、机にかじりついて不健康なこと甚だしい。

気晴らしがてら、津島名水を汲みに行った。12リットルタンク2つに汲んで、1つはリビングに、1つは仕事部屋(の横の物置部屋)においてある。小浜市の水道は地下水を原水としていて、もともときれいなので、消毒は少しですみ、水道水が美味い。そのため料理などは水道水でいいし、コーヒーマシンの水も水道水で不都合は感じない。そのためリビングの水タンクはなかなか減らない。
一方仕事部屋のほうは水道がないから、タンクの水を使う。ペットボトルに入れて冷蔵庫に入れておき、仕事の合間にどんどん飲む。真冬でも、よく冷えた軟水は美味いものだ。電気ポットのお湯もタンクの水を使う。水割りの水もタンクの水だ。
だから仕事部屋のタンクが先になくなる。なくなると、リビングのタンクの水をつぎ足して、両方少なくなってくると汲みに行く。
まずい水を飲んだことなく育ったので、30年くらい前の大阪の水にはびっくりした。とても飲めたものではないので(でもまだ水は売っていなかったので)、もっぱらビールばかり飲んでいた。^o^;
あのころに比べると、今はどこのホテルに行ってもまずい水には滅多に出会わないなあ。

そうそう、我が家には井戸が掘ってあって、ちゃんと屋内に配管もしてあるのだが、ポンプが壊れてから使わずにいる。
家庭用のポンプを買ってくれば、塩ビをつないで吸水管を入れて、砂漉器をつないで一次系配管をして、今ある二次系につないでポンプ格納カバーを作って据え付けるくらいのことはできるのだが、井戸水じゃなきゃいやだという切羽詰まったものもないので水道を使っている。
そのうちポンプ買ってきてやろう、自分でできるんだから業者に頼むなんぞもったいないと思いつつ、もう20年近くが過ぎてしまった。

2019年1月28日月曜日

依然として穏やかな冬

冬型が緩んだとみえて、ちょっと暖かくなった。

気晴らしをかねてアイザワ商店「ございん」で昼食。すかっと晴れているというわけではないが、時々日差しも漏れて、おだやかな天気だ。

宮川といったら冬は雪というイメージしかないのだが、山のほうにちょっと雪がある程度で、実に穏やかな冬だ。今のところ雪かきゼロ回だものな。
雪室もできたことだし、このまま穏やかに冬が過ぎていってほしい。
…などと思っていたのだが、夕方から冷たい雨が降り出した。天気予報によれば、この雨が一度雪に変わるのだが、すぐに天気は回復し、明日から明後日にかけては晴れ間も出るようだ。寒いけどね。
そして本格的な寒波は31日から1日にかけてらしい。
って、1日に旭川に行くんですけど…ToT

2019年1月27日日曜日

飲み会がうらやましくて

実は昨日から女房が大阪の妹のところに行っている。
人間、あと2年で還暦というところまで来ても、女房がいないと「鬼の居ぬ間の」になってしまうんだね。老母がいるので飲みに行ったりはしないし、セミナー資料作りがあるので遊んで過ごしたりもしないのだが、夜中に今日の仕事を終えて、ゆっくり長風呂を楽しんだあとは、酒は飲むわ楽器は弾くわで好き勝手に夜を楽しんだ。
そういうことをすると、翌朝は超寝坊になって、AMという時間帯をすべて棒に振った。

のそのそとリビングへ降りてみると、外はいい天気である。ありがたいことに、今日もまた雪のない一日を過ごすことができた。
今日はもうどこにも行かないと決めて、「熊のぬいぐるみ」と親戚一同から言われている、茶色のもこもこ上下を着て、極厚あったか靴下を着る。鏡に映る己の姿は、確かに熊であるし、これを着て外出しようものなら、下手をすると通報されるだろう。
自宅なのだから格好などどうでもいいのである。今日はセミナーテキストに続いてパワーポイントデータ作り。とにかく30日までに作ってしまわねば。

机にかじりついてシコシコやっていると、東京から飲み会の様子が届いた。もちろん飲むために集まっているのではなく、今年の活動の準備会議をした後の懇親会である。決して飲み会の理由付けに会議をしているのではない…よね、ラガーマンさん。^^;

でもまあ、こうやって集まって飲むのは本当に楽しいもので、あちこちから飲み会の写真が届くたびに「行きてーなー」と思ってしまうのである。悔しいのである。
まあ週末には北海道に行ける(だろうと思う。天候さえ味方してくれたら。でも八丈島以来、妙に弱気になってるんだよな)ので、それを楽しみにがんばる今日のワタシなのです。

2019年1月26日土曜日

今のところ雪なし寒波

今日から寒波襲来である。
今日のモミガラ作業も吹雪の中かなあ、でもまあ屋根もあるから大丈夫だろう…なんて考えながら出発の準備をしていると、今日はメンバーがそろわないので中止との連絡。
ほっとするやら、残念やら、まあとにかくこれでもう一寝入りできるわいと再びベッドに潜り込んだが、起きたら驚愕の午後1時であった。わし、何時間寝てんねん。
外は寒そうな風が吹いていて、時折ばらばらっと雨とも霰ともつかぬものがガラスに他たっきつけられる音がする。ああ、寒波が来てるんだなあと思ったが、実はこういうときは雪は積もらない。雪が本格的に積もるときは、しんしんと、重たーい沈黙が窓の外に感じられるときだ。
時々遠鳴りのように雪起こしが鳴り、たまにどさどさっと屋根から雪が落ちる音がする。ああもう軒から落ちるくらい雪が積もったんだ…と思いながら、布団のぬくぬくと暖かいことがありがたくて、かなりシアワセな気持ちで眠りの中に沈み込んでいく…そういう夜を何度も経験した。
それと比べると、今日は積もる感じじゃない。
安心してデスクワークに精を出す。

夜、車のガソリンを入れに、今日初めて外に出た。寒かったけれど雪はなかった。

雪みち情報ネットふくい」をみても、小浜駅前をはじめ、市内は雪なし。

ところが県内各地は積雪がある。福井市内のカメラをみても、歩道は白くなっている。

奥越に至ってはもうしっかり積雪があるようで、どうも県内全域で積雪がある中、小浜だけが雪なしの幸運を享受しているようだ。

雲の流れは西から東ではなく、北北西からやってきれている。西からだと丹後半島で雪雲がブロックされて小浜は降らないのだが、この雲の流れだともろに降るはずなのだが…

セミナーテキストがなんとか完成。週末の旭川で使う、出願&筆記試験対策のテキストだ。これは4月の土木学会やSUKIYAKI塾北陸、ほか企業等での、出願&筆記を包括した対策セミナーで使う。これが作ってあると、筆記試験対策セミナーテキストも作るのが楽になるので、今ががんばりどきなのだが、なんとか目標工期に間に合った。
あ、でもまだパワポ資料作らなくちゃ…ToT

2019年1月25日金曜日

上根来だけ雪

今年、上根来での雪室作業をNHKさんが取材してくれている。ナビゲーションという番組で紹介してくれるとのことで、カメラや音声さんも入った本格的な撮影だ。
15分程度までの放送とのことだけれど、先日のひこそう全国大会の後の作業も撮影しており、ヴォルクさんや遊馬さんなどSUKIYAKI塾メンバーも映っていたと思うので、どこかでちょっと出てくるかもしれない。
今日はその一環、雪室への食料貯蔵の撮影である。

晴れたり曇ったりのけっこういい天気で、遠敷峠がくっきりと見えた。

下界は雪ひとつないが、さすがは上根来、20日の作業からあとに新雪が加わって、路面にも雪がある。
このあと食糧貯蔵作業を少ししたのだが、うかつなことに写真を撮り忘れた。まあ明日もモミガラ作業があるから、そこでまた撮ろう。

2月にタレントさんが来ての撮影があるということで、与左衛門を控え室に使いたいというのだが、行ってみると雪囲いはすでに雪に埋もれ、玄関に入るには積もった雪の上を行き、雪囲いの裏側に潜り込まねばならない。これはさすがに無理なので、居間のサッシから入ってもらうことにした。
こうしてマスコミで広域的に取り上げてもらえると、雪室酒の需要も増えるかもしれないし、なにより百里会のみなさんの励みになる。撮影も百里会の皆さんを中心に進めてくれているのでありがたい。

帰宅後、セミナーテキスト作り。なんとか明日辺りには目処が付くか?というところまで来た。

2019年1月24日木曜日

アヤシイ呑み会in新大阪

暖冬だあーと騒いでいたら、予想通り「そんなこと言うんだったら…」と雪がちらつきはじめた。

三十三間山の方角をみると、雪が降っているとみえて山が隠れている。
今はまだ時々雪が舞っている程度だが、明日から週末にかけて本格的な寒波らしい。
よりによって雪室のロケと仕上げ作業があるんだが…^^;

今日の昼食はやまと庵のカツ丼。やっぱり私は玉子カツ丼が一番好きだ。でも、小浜でこれが食える店は決して多くないのである。

ところで、私の仕事部屋には藤のソファがあって、休憩場所になっている。コーヒーでものみながら、スタンドにつけたタブレットで本を読んだりニュースを見たり、AbemaTVやらAmazon VideoやらYouTubeやらを見るのがいい気晴らしになっている。
でも、純正の小さなクッションじゃいかにも小さすぎる。

そこで、ベッドルームから熊さんクッションを持ってきた。これが実に具合がいい。

さらに今日は現品処分で安売りしていたクッションを買ってきた。枕代わりには高すぎるが、本を読んだりコーヒー飲んだりにはちょうどいい。というか、熊さんクッションだとすぐに寝てしまうので、気晴らし程度にはこのクッションのほうがいいのだ。
で、気晴らししつつもセミナーテキスト作りに励んでいると、たくくから電話。大阪で飲んでいるらしい。

後刻、写真が送られてきたが、ここは去年の11月にもやえもんさんと飲みに行った、新大阪駅の近く、やえもんさんの会社のすぐ近所の店ではないか。しかしなんなのだこのメンバーは。やえもんさんは会社帰りだからまあいいけど、ベコランプ大統領は神戸から徘徊してきたようだし、たくくもあちこち遊び歩いて何やってるんだ。

さらに店を変えたとみえて、立ち飲みの狭~い、いかにも大阪らしい店。行ってみたい!

やえもんの飲んでるのは、「ガリ酎ハイ」…って、酎ハイにガリ突っ込んだんか~い!さすが大阪と言おうか。

おそるおそる飲むたくく。いいねえ、どこに行ってもSUKIYAKI塾の仲間がいて。
というか、ウィークデーに日が変わろうかという時間まで飲みに付き合ってくれる人がいて。^o^;

2019年1月23日水曜日

まさに暖冬

今日から寒波が!と覚悟していたのだが、予想に(予報に)反していい天気である。

これは去年の今日の我が家の裏庭である。少雪だったため、砂利敷きの中に、ちょぼちょぼと草が生えている。ただしこの前日には、うっすらと雪化粧した。

ついでだから載せるけど、これが三十数年ぶりの大雪に見舞われた一昨年の今日の裏庭である。

そしてこれが今日の我が家の裏庭である。一昨年とは比べものにならないとしても、昨年と比べても草の密度が明らかに違う。

海岸に行ってみれば、内外海半島(右側)にもあまり雪は見えない(ズームアップすると、標高の高いあたりは雪が積もっているのがわかるが、それにしても銀世界ではない)。大島半島(左側)に至っては雪は見えない。

今日は気晴らしと散髪に舞鶴に行ったが、車の窓から日差しが入ってぽかぽかと暖かくさえあった。
そしてこの冬はまだ一度も除雪をしていない。我が家の玄関先にはスノーダンプにスノープッシャー、そして除雪用の大きなアルミスコップが用意してあるのだが、一度も使っていない。
雪にまったく悩まされず、しかし上根来には雪室に十分な雪があるという、ある意味理想の雪状況である。
…なーんてことを書くと、いつも「ふーん、そんなこと言うんだ。じゃあ、そういうことなら…」みたいな感じでどかっと雪が降るのでそこそこにしておこう。^^;

とまあ、小浜はそういう状況なのだけれど、秋田のジャイアンからのメールでは、毎日除雪をしているとのことだった。今年は特に北日本方面に雪が集中している気配があるからなあ。
もっともジャイアンの家あたりは毎年豪雪のようで、確か去年も家が埋もれていた。きっと今年も、家もご自慢のスーパーカブも雪に埋もれ、その積雪深はジャイアンのくるぶしのあたりまで来ているに違いない。

2019年1月22日火曜日

風呂上がりの楽しみ

予想通りではあるが、昨日から体がぎしぎしする。でもまあ、翌日に出るだけよしとしよう。
まあそういう状態なので、外をちょろちょろ動き回ることはせず、おとなしくデスクワークにいそしんだ。

夜、なんとか出願セミナーテキストの初回バージョンができたので配信。ほっとして風呂に入りつつリラックスして考えると、あれも書けばよかったこれも書けばよかったというネタが次々に出てくる。テキストに組みこんだものか、パワーポイントの中に組みこんだものか、口頭説明だけにとどめたものか、あれこれ考えあぐねる。
ともかく思いついたネタそのものを忘れてしまってはシャレにならないので、タブレットにKeepで口述入力した。とにかく自宅では風呂にタブレットを持ち込んでいるので、こういう時には便利だ。いつもは本を読んだりAbemaTVを観たりしているのだけれど、もう少ししたら添削もするようになる。
あと10日もしたら今年の旅が始まるので、資料作りをがんばって始めないと旅の直前にヒイヒイいうことになるのだ。

風呂上がりは家飲みタイム。ビールだけで終わるときはめったになくて、そのあとチューハイやら焼酎を飲んでいる。^o^;

今日は能登の麦焼酎、八丈島の麦焼酎と芋焼酎の中から能登を選んだ。
なぜかつまみは越中銘菓・絹鹿の子。takeさんにいただいたものだが、ひこそう大会のときに皆さんいろいろと持ってきてくれたので、つまみやらおやつには不自由しないのだよ。^^

2019年1月21日月曜日

ショック!

なんと、サントリーが角瓶の販売を休止するという。

ウィスキーの販売が好調で原酒がたりなくなったから、という景気のいい話なので、まあ納得はするのだけれど、やはりさみしい。また余裕ができたらぜひ販売再開してほしいものだ。

共感していただけるご同輩も少なからずおられるものと思うが、「文庫本と角瓶持って旅に出る」のCMに、何だか男の気まま旅みたいなものを痛烈に感じて憧れてから、ずっと「旅するときには角瓶を飲もう」と思っていた、特別の存在だったのである。(でもよく考えてみれば角瓶も高いものではなし、列車に乗るということも仕事上、あるいはプライベートで、それほど希有なことでもなし、その気になればいつでも実現できたことなんだけどね)
あのCMは、列車の窓枠に角瓶を置いて文庫本を読みふけっている風景もいいのだが、訪ねた先の「季節外れの温泉宿で」ぐだぐだと何をするわけでもなく、見るからに世間のしがらみ(家庭のしがらみ含む)からの一時的な脱出に成功した中年男が、足の指でふくらはぎなどボリボリとかきながら、浴衣姿で畳に寝そべって、角瓶のキャップでちびちびと飲んでいるという光景がズキュンときたんだろうなあと思うのですよ。
そのノスタルジーというか、男のロマンというか、まあともかく思い入れのあるウィスキーがなくなってしまうのは、やはりさみしいなあと思う。

2019年1月20日日曜日

雪室第2ラウンド

雪室の第2回作業。通算3日目になる。

雪の上根来集落。日曜日は雪室作業だという話をすると誰もが「雪なんてあるの?」と言う雪なしの1月だが、上根来をなめてはいけないのである。

道路には新しい雪も積もっている。先週は冷たい雨が降ったが、やはり上根来では雪だったのだ。

午前中はペイローダーで雪を集め、バックホウでどんどん積んでいく作業なので、重機操作をしない我々人力作業班は特にすることがない。

ので、ずっと火にあたっていた。こういう冬の作業は、火がないとやってられない。
やがてある程度雪が積めたので、前面に丸太塀を立てる作業と、その後ろにペイローダーで放り込んだ雪をスコップで慣らす作業。あっという間に汗だくになった。
昼食をはさんで作業は続くが、やはり時間が足りない。夕方になって日も落ち、暗くなってきたので雪山築造までで今日の作業は終了とした。

暗闇に浮かび上がる雪山。高さは例年並みにある。あとはこれをモミガラで覆い、最後にブルーシートで覆って完成である。
モミガラは断熱材なのだが、今の季節はモミガラなしでも雪は融けないので、残作業は次の土曜日にすることとして、今日は終了した。
帰宅してすぐ風呂に入り、風呂上がりのビールをうぐうぐと飲みつつ夕食。腰がぎしぎしいう。いやあ、疲れた。

2019年1月19日土曜日

久々の災害ボラ

午前中、災害ボランティア研修に参加した。前半が講義で、後半がワークショップ。

小浜市が水害に見舞われ、まさか訓練が現実になるとは思わなかったという非現実的な思いの中で水害ボランティアセンターを立ち上げて怒濤の一週間を過ごしたのが2013年。もう5年以上前の話なのだ。
でも、講義の後にワークショップをやってみたら、あの有無を言わせぬ実体験がいかに自分の中にスキルとなっているのか、実体験を伴わない座学に比べていかに大きな力を持っているのかを再確認した。
そして今日の会場には、あの体験を共有した人たちが何人もいた。頼もしいなあと思った。

夜は太鼓会の会合。去年あるいは今年から太鼓を始める、最近引っ越してきた人たちが、積極的に太鼓の練習をしたいと言ってくれて、本当に嬉しい。

こうしてみると、私はやっぱりいい所に、居心地のいいところに住んでいるんだなあと思う。ギスギスした間柄の人たちがおらず、どこに行ってもお互いに目を合わせるとにっこりして話しかける・話しかけられることができる。
ということで、明日はまた雪室です。

2019年1月18日金曜日

スキヤキのタレ

冬場は暖かいものが食べたくなるので、鍋物や煮物が多くなる。
ここで大活躍するのはスキヤキのタレである。

たとえばブリテリ(ブリの照り焼き)を作るときは、フライパンに少し油をひき、ブリの皮に近い面を強火でがっと焼き、焦げ目がつくまえにひっくり返し、ここでスキヤキのタレをかけて、フタをして、弱火でじっくり焼く。私の場合は15分程度かける。
ふっくらして、しかし照りも出て、美味いですよ。スキヤキのタレ以外何も味付けしてないのだけれど。

ブリといえばブリ大根だが、これも大根をひたひたのお湯で柔らかくなるまで煮て、一度湯を捨て、湯通ししたブリのアラを投入し、コップ2杯程度の水とスキヤキのタレをかけて弱火でじっくり煮る。以上である。

カレイの煮付けも、フライパンにスキヤキのタレに若干の醤油と酒を入れて(スキヤキのタレだけだとちょっと甘すぎる)、カレイを白ネギやエノキダケなんかと並べて入れ、落としぶた代わりのアルミホイルをかぶせてフタをして弱火でじっくり煮る。

私のようなものぐさは、とにかく味付けをいかに手抜きするかを考える。
スキヤキのタレだけでなく、めんつゆ、だし醤油、中華シャンタン(あるいはウェイユー)、沖縄で買ってきたちゃんぷるーの素、そして塩、これだけでたいてい作る。というか、これだけで作れないものは作らない。^o^;
そのかわり料理にかける時間はそこそこに取れるので、弱火で30分とか、そういう形で素材を硬くしないようにしてじっくり味付けできるけどね。

鶏肉を茹でて、その湯を中華シャンタンで味付けしてスープを作り、ここに茹でた日本そばを入れ、コショーをかけて食ってもうまいよ。ぜひお試しあれ。

2019年1月17日木曜日

火山のこと

口之永良部島がまた噴火した。島民は避難所に移動しているという。
2015年に噴火警戒レベル5(避難)となり、全島民が島外に避難したのはまだ記憶に新しい。

ちなみに我が国の活火山マップをみると、千島列島→東北脊梁山地→信越→伊豆小笠原と連なるライン(これは太平洋プレートの西縁ですね)と、九州~南西諸島と連なるラインの2ラインがあることがわかる。石川県の白山~鳥取県の大山の間は活火山がぜんぜんない。まあつまり近畿地方と四国地方、そして中国地方の大部分は火山がないわけだ。
大部分の活火山は警戒レベル1なのだが、レベル2(火口周辺規制)が7つ、レベル3(入山規制)が2つだけある。

本州唯一のレベル2の火山は福島県の吾妻山だ。行ったことはないが、スカイラインなどもあるらしい。

小笠原には、新島拡大で有名な西之島、太平洋戦争の激戦地である硫黄島、海中の福徳岡の場の3つのレベル2火山がある。西之島・硫黄島とも無人島だが、硫黄島には基地があるので人はいる。硫黄島は年間15~20cmも隆起し続け、今や小笠原諸島最大の島らしい。


鹿児島県には、九州島に3つ、大隅諸島とトカラ列島に1つずつ、計4つのレベル2以上火山があり、そのうち2つはレベル3で、日本一の火山県だ。
九州島の3つのうち2つは霧島山で、うち1つは有名な新燃岳だ。一度行ってみたい。
そしてレベル3火山は桜島。鹿児島市の目と鼻の先で、頻繁にフェリーが通い、人も多く住んでいる。

2012年(もう7年近く前になるんだなあ)に鹿児島市に行ったとき、桜島に連れて行ってもらった。しょっちゅう小さな噴火が起こり噴煙が上がる。
桜島は1914年の噴火までは島だったのが陸続きになり、今はそこに道路が通っている。

鹿児島市内には、黒い火山灰があちこちに積もっていた。これらは鹿児島市民にとっては「日常」のようだ。

そして今回噴火した口之永良部島(レベル3)と諏訪之瀬島(レベル2)。もしかしたら沖縄に行く飛行機から見下ろしたことがあるかもしれない。

口之永良部島の火山カメラ。真夜中の0時2分撮影。真夜中でもしっかり写っている。すげーなあ。

噴火と言えば、死者が出た御嶽山や草津白根山が思い出されるが、これらはレベル1に引き下げられている。阿蘇山などでもそうだが、警戒レベルって噴火が収まるとけっこうすぐに引き下げられるようだ。

2015年にSUKIYAKI塾全国大会in北海道のときに行ったアトサヌプリ(硫黄山)。これでもレベル1なんだもんな。

これは昨年5月の動画。硫黄臭いっぱいの水蒸気に満ち、熱水がぼこぼこと湧く、もう本当に火山活動まっただ中という感じである。

そうそう、火山活動といえば別府の地獄を忘れるわけにはいかない。これは竜巻地獄の間欠泉。

そしてこれは坊主地獄。この近くに庵があったらしいが、水蒸気爆発で坊さんもろとも吹っ飛んだというオソロシイ言い伝えが残っていた。

これは2012年に島原へ行ったときの、1991年の雲仙普賢岳の火砕流で消失した小学校跡。

校庭にあった説明板によれば、43人が亡くなった火砕流の時、学校では5・6年生が授業中だったらしい。火砕流が迫る中、学校から飛び出す児童の写真があった。この火砕流は学校のほうには来なかったので児童には大事はなかったとのことだが、その数ヶ月後の火砕流で学校は焼失した。22年前の出来事だ。

やはり根っこが地質屋なので、こういうものには興味が尽きないのですよ。

2019年1月16日水曜日

前のめりに

天気が一気に悪くなってきて、冷たい雨が降るなあと思っていたらみぞれになっていた。夜には雪へと変わるだろう。きっと君は来ない。

バタバタしていて、2月末の「カキまつり」のことをすっかり忘れていたぞと思って内外海公民館に電話をかけたら、今年は中止とのこと。カキが例年にない不漁で、とても無理ということらしい。原因は高温海水ほかいろいろあるようだ。うーむ、残念。

そんな中、静かに2019年度試験に向けて始動する人たちがいる。
APEC-semiのマンツーマン講座は応募者・正式受付者とも昨年を上回るペースで、その中の数人はすでに1回目の添削や面談を終えた。
このままでいくと、遅くとも来週には募集をいったん締め切らないといけない。去年も1月末ごろにいったん締め切った。
みんな忙しいと思うし、公私とも各自いろいろあるのだろうけれど、でもやっぱりそんな中でも一歩先んじて動いた人は、いろんな機会に恵まれたり、いろいろと有利になるのが厳しい現実だ。
そしてやっぱり私は、前のめりに動き始めた人を応援したいと思う。
これはAPEC-semiでもSUKIYAKI塾でもNPOでも同じことだ。

2019年1月15日火曜日

バタバタの夜

疲れていたのだろう、昨夜は珍しく(本当に珍しく)、その日のうちに寝たようだ。
そして今日は夕方からが忙しかった。
7時から、遠敷・下根来・上根来3地区連携イベントの打ち合わせ。3月2日のお水送りの日に、遠敷・清右衛門で鯖街道絡みの文化&飲み食い(?)イベントを行う。
雪室酒も飲めるし、鵜ノ瀬饅頭も買える。ぜひご来場あれ。
8時前に会議が終了、すぐに飛んで帰って保険の話。老後の備えですよ。
そして10時からSkype面談。
全部終わって、風呂でぐだーとしていたら、いとも簡単に翌日になってしまった。^^;
にもかかわらず、やはり風呂上がりにはビールがほしいし、ビールを飲んだらもう少し強い酒もほしいということで、毎日飲んだくれてます。困ったもんだ。
SUKIYAKI塾のみなさんにいただいた酒やらお菓子やら、いろんなものがたくさんあるので、当分はいい生活ができそうだ。^o^

2019年1月14日月曜日

雪室で頭キーン

ふぐ大宴会から一夜が明け、8時前にひこそうに行くと、すでに全員朝食を食べ、出発準備をしているところであった。みんな元気だなあ。
毎年恒例のおさかなセンターに行ってカニやらカキやら干物やらを購入。
まだ道の駅は空いていないので、カフェメルカードへ。まだ残っていた雪室珈琲を飲んでもらった。休日の静かなモーニングタイムをかき乱す17人の大集団が乱入したにもかかわらず、雪室珈琲を各種ご用意いただき、実にありがたかった。
9時を過ぎたので道の駅でまたまたお買い物のあと、東小浜駅へ。名古屋組は鈍行乗り継ぎの旅で帰路につき、kazu11さん、たむさん、takeさんも帰路についた。
残った大阪組は、急遽雪室作業の見学に来ることになった。3台の車を連ねて上根来へ。

到着したとき、すでに雪の搬入が初まっており、さらにNHKの取材も入っていた。

雪をどんどん積んでいく前に、夏祭り(マリンピア)で子どもたちに遊んでもらう雪山に使うためのきれいな雪をトンパックに詰める作業がある。ヴォルク・遊馬の2人が一緒に作業してくれた。ありがたい。
そしてもちろん遊馬は小芝居を忘れなかった。

 わ~、かき氷や~

しゃりしゃりしゃり~、あ~うま~

あ、あたまキーンやぁ~

休憩時間、焚火にあたりながら上根来の説明やよもやま話に花が咲く。その横にカメラとマイク…今日の作業とあと1回のロケも含めて、NHKの「ナビゲーション」で放映されます。
みんな、来てくれてありがとね。おかげさまでにぎやかになったと上根来の皆さんも喜んでいました。

さらに夕方まで作業を続け、かなり雪の下になりました。このあと入り口の左右に丸太壁を作り、天井近くまで雪を盛り上げて(人力作業が出てくるので大変である)、モミガラで覆って、最後にブルーシートをかければ出来上がりである。あと1日でできるかどうか。

いやー、密度の濃い2日間だった。
皆さんに感謝感謝である。