2017年7月24日月曜日

葉っぱ集めは仕事になるか

昼前から曇ってきて、ちょっと涼しくなってきたので上根来へ。

こんな感じでアブラギリが密生している。
この写真を見ると、あっという間に100枚でも200枚でも取れそうに思うだろうが、大きさが足りなかったり、虫食いがあったりして歩留まりはそんなによくない。この写真のエリアでは1~2割くらいかな。でも例年に比べるとずっといい。20分か30分程度うろうろして100枚以上取れたと思ったので切り上げて助太郎へ。

曇り空の下、今日の上根来は涼しげだ。実際、扇風機もいらない。
葉っぱをタオルで拭いて大きさでざっと区分し、軸を切り取って30枚単位でまとめて新聞紙でくるみ、ジップロックに入れる。今日は150枚取れた。上根来に着いてから1時間半だ。助太郎を開けたり雑用をしている時間を除けば、葉っぱの整理は1時間かかっていない。

実はこの葉っぱ、売れるのである。
福井県永平寺町のほうでは「葉っぱ寿司」が郷土食として売り出されているのだが葉っぱが足りない(永平寺町のほうは気候的に南方種のアブラギリはあまり繁茂していないらしい)ようで、「1枚10円で買い取ります」という話を去年いただいて、矢代地区に話を取り次いで取り組んでいただいている。続いているだろうか。
現場作業と整理作業で1時間半弱だ。ふーむ。1枚10円だったら1500円だから時給1000円か。現場作業を1時間くらいがんばってやれば、おそらく2時間半くらいで300枚はこなせると思うから、もう少し単価はいいな。
別にお金じゃないけど、労働価値のひとつの目安だ。
これ以下だったらボランティア活動の一環としての位置づけになるだろうが、この単価なら生活の一助となるだろう。歩留まりがもっと高い時期・場所を選ぶとか、虫食いを減らす取組ができれば歩留まりアップの余地は大いにある。
とりあえず先日の分と合わせて400枚ほどになった。ちょっと使い道もいろいろ考えてみたいので、あと200~300枚ほどほしいな。

ゲストハウスに向かう通路に柿の枝や葉がたくさん落ちていた。よくみるとまだ青い実が食い散らかされている。うーむ、猿のしわざだな。誰もいない村は動物の活動の場になっていってしまうんだな。

夕方、パラパラと雨が降り出した。夜までの間、降ったりやんだり。お隣のおおい町では集中豪雨があったようだが、小浜はほとんど降っていない。…なーんてことを書くと、よく次の日にどさっと降ったりするのであまり言わずにおこう。
秋田のほうでは大仙市で雄物川が延長14kmにわたって越流したという。大仙市はたしかジャイアンの地元だが、大丈夫かな。

1 件のコメント:

  1. ジャイアン2017年7月28日 10:44

    ご心配おかけしましたが、ジャイアン宅は被害無しでした。
    不謹慎ですが、正直、試験日と重ならなくてよかったです(^^;)

    sukiyaki塾の関係者の方々から沢山のご連絡をいただきました。
    この場をお借りしてお礼申し上げます。

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