2015年2月26日木曜日

イカかタコか

今週初めのことだけれど、雪室貯蔵品が1つ加わった。とば屋酢店の酢である。

どかんと200本以上。雪室は今後「あずかり貯蔵」をしていく予定でいる。雪室貯蔵することにより付加価値が上がると見込まれるものについて、それを売る人から預かって1ヶ月とか2ヶ月とか貯蔵してから返す。それによる付加価値に応じて預かり賃をいただくという仕組みだ。
上根来の場合、まずは百里会(元住民の会)が活動していくためのお金(たとえばメンバーの賄費とか重機や草刈り機の燃料、チェーンソーほかの購入費とか修理費など)を稼げればいいなと思っている。それができればとりあえず雪室をやった甲斐はある。
もちろん、それを生業の一つ(それだけじゃなかなか難しいけど、One of themならなんとか)にしてくれる人が出てきて、たとえばそれとアブラギリやゲストハウス運営などを組み合わせて回していくことができたらなあ…と夢を見たりするのである。
雪室では酒なんかもまろやかになるから、酢にも何らかの効果がでるといいなあ。

夜は非行防止というか、まあ青少年健全育成に関する会議。
行動がよろしくない子どもに対して悪ガキだの不良だのと言ってはじき出すだけですめば、それはそれで単純に決着するのかもしれないけれど、生い立ちとか家庭とかいった境遇を思ったり知ったりすれば、その子は親の犠牲であることがわかってきたりする。でもその親を「親の資格なし」と切り捨ててしまえれば、それはそれで単純に決着するのだけれど、その親の生い立ちとか家庭とかいった境遇を思ったり知ったりすれば…となって、結局誰かに「オマエが悪い」と言って片付けてしまうのは、そこで「オシマイ」にしているだけであって、解決にはなっていないんだよなあ。
で、いつも袋小路みたいな気分になるわけですね。みんなそれぞれにがんばってるけど、それらは結局対症療法でしかなくて、もっと根本的治癒策はないのか…と考えると、それは範囲も時間も広がりすぎて、数人ががんばってどうにかなるものではない、本当に難しいことなんだということが再認識されてしまうのである。
それでも何もしないより何かしたほうがいいだろうから、対症療法かもしれないけれど、これからもお互い続けていこうぜ的な、互いを励ますというかエネルギーをもらうというか、まあともかくそういう場になる。私も「もっとがんばらなきゃな」といつも思うのだけれど、いつもそれを実行に移せなくて恥ずかしいなあ、ダメだなあオレと思うばかりだ。専念していないからということが大きな理由なのはわかっているから、片手間みたいにやっていることへの後ろめたさがあるんだろうな。

まあこんな風に、雪室がどうとか非行防止がどうとか言って楽しんだりワクワクしたり落ち込んだりできるのは、それなりに濃い人生を送っているからなんだろうとポジティブに考えて、熱い風呂にでも入ってイッパイやるかと脳天気に気持ちを切り替え、ツマミを買いにコンビニに入ったら、「イカのアヒージョ」という缶詰があった。アヒージョはビールに合うんだよな…とホクホク顔で購入。

帰宅して熱めの風呂をたっぷり楽しみ、さてアヒージョを…って、これ本当にイカか?タコじゃねーのか?まあ美味かったからいいけど。
先日のオイルサーディンもそうだけど、最近缶詰系のツマミに目覚めたワタシでした。

2 件のコメント:

  1. ヒージャーの缶詰を探しましたが見つかりませんでした(^^;

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  2. ひーじゃー、気に入ったみたいっすね。ひーじゃーはないけど、ルートビアならありますよ。って普通の缶か。

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