何かUFO的な扇形のエアコンで、起動すると上蓋部分がぐいーんと上がる。
普通のエアコンの2倍以上、もしかすると3倍くらいの値段だったのかもしれないが、15年近く前にちょうど家を建てる時に買ったもので、そのときは気が大きくなっていたんだな。
まったく家を建てるというのは一生に1回の大仕事で、金銭感覚が麻痺してしまう。エアコンだけなく、ソファも洗面台も仕事机も、ホームセンターあたりで見るものの2倍以上出して買っていた。家を建てて1年ほどして我に返り、なんであんなの買っちゃったんだろうと思ったこと、幾度か。
このたびそのUFOエアコンの調子が悪くなった。暖房の効きが悪くなったし、動作不良も出てきた。そこで出入りの電気屋さんに相談したら、記憶にある値段の半分以下で交換できるというではないか。高かったのだからと我慢して使い続けていたのは何だったんだと思いましたね。
で、交換したのがこちら。何の変哲もないノーマルなエアコンなのだが、そもそもあのUFO形状のエアコンなんてもう存在していないのだそうである。いよいよもって何だったんだと思うけれど、真冬のこととて暖房がちゃんとできるようになったことはめでたいことである。
…この際、仕事机も交換しようかなあ。
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