2015年2月2日月曜日

京都メシはやはり美味い

昨夜は京都らしく「お寺のホテル」に宿泊。大浴場もあって、なかなかよかった。
お葬式の段取りや慣習は地域によって違うものだが、他所での葬式に出席した経験があまりないから、印象深かったこともある。
会葬者の記帳する帳面が横書きだったこと。お通夜の会葬者に渡す御礼を手提げ袋に入れて渡すこと(小浜はレジ袋のようなポリ袋)。出棺のとき、霊柩車は静かに出発すること(小浜ではクラクションを鳴らす)。
まあ全部些末なことなのかもしれないが、冠婚葬祭の習慣の違いみたいなもの、年中行事やそれに伴う食事(特にお雑煮)の地域による違いは非常に興味深いものだ。
集合し、告別式をして、出棺して、骨拾いをして、初七日をして、仕上げの食事をして…と1日で盛りだくさんだけれど、それぞれの間の待ち時間もまた長く、かといってそこでがしがし添削などするものでもないから、ぼんやりしたりうたた寝したりする時間がけっこうあった。たまにはこういうのもいいだろう。ご家族はそれでなくても疲れているのだから、我々親族は自分のことは何もせずに、ただ話したりそこにいたりするのが役割のように思う。
凍てつき始めた朽木街道を通って我が家に戻ったのは8時過ぎだった。
慣れないことばかりの2日間というのはけっこう疲れるものだなあと思った。

ところで今日の仕上げ会席、さすがの京都料理であった。

走り、盛り、名残と季節を、ちょっと幅広いながらも演出し、またダシの風味豊かな薄味が嬉しい。
いっぱい食べたなあと思っていても、女性でも完食できるくらいの量だったのもさすが。
車で帰らないといけなかったのでウーロン茶だけで食ったが、辛口の美味い日本酒をちびちびやりながら食ったらもっと美味かったろうなあ。

帰宅して今朝の福井新聞を見たら昨日の作業風景が掲載されていた。

こうしてPRしてもらって、貯蔵応募が出てくると嬉しいなあと思う。
第1目標は、百里会の活動費が賄えること。つまり地域の活動として地域の人たち自身の手で継続的に運営されていくこと。「第1目標」なんて言っちゃったけど、これがいかにむずかしいかはわかっているつもりだ。でもやっぱりこれが目標なのだ。
第2目標は、雪室だけにこだわらなくていいから、アブラギリでも何でもいいから、いろんなコンテンツを組み合わせて、誰か1人でいいから生計を立てられるところまでもっていきたい。
なーんて夢を語っちゃったけど、夢はいろいろあるほうがいい。夢の数だけ・・・あっり乾杯!

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