2014年6月3日火曜日

まったりの町から13時間

留萌にて6:30起床。ホテルで盛りだくさんの朝食を食って、ゆっくり添削しながら歩いてる留萌駅へ。

留萌市街地の朝の風景。って誰もいないんだけど。朝の7時半なんだけど。

留萌駅。切符を買わないといけない(なぜか留萌から新千歳空港までの切符だけ買ってなかった)のだが、窓口が開くのが7:50なので待合室で添削でもすべえと入ると、おじさんが一人だけイスでうたた寝していて、いいにおいがするなあと思ったらそばコーナーがあって、おばさんがカウンターでうたた寝していた。いいなあ、このまったりした空気。

留萌駅は留萌本線にあるのだが、汽車(電車ではない)は1~2時間に1本ていど。留萌本線は「増毛」という、髪の毛でお悩みの方はぜひお越しください的な駅と深川を結んでいる。

ホームに出ると、「日本一の夕陽のまち」とある。また数の子生産日本一とのことで、「KAZUMOちゃん」という着ぐるみがとっても作りにくそうなゆるキャラがいる。

やがてやってきた汽車は1両のディーゼル車。うわあいいなあと、別に鉄ではない私も思うノスタルジックな車両だ。

中は面白い座席配置。両端が対面ベンチ式シート、中ほどが2列シートで、真ん中を挟んで対象系に向かい合っている。

なぜか真ん中の4人対面シートの間にはテーブルがある。その前後のシートは回転も背もたれを反対側に倒すこともできない。だから運転席側の半分のシートは背中側に向かって進むことになる。
1両だけの汽車は、10人前後の客を乗せてごとごと走った。
途中、明らかに前後区間に民家などない、かつ駅舎もバス停のような、なんでこんなところに駅があるんだというような駅があったが、そこでも1人乗ってきた。うーむ。
留萌初体験はバタバタと終わってしまったけれど、海にも行っていなかったし、国稀の蔵元も近いようだし、何より楽しくお付き合いさせていただけそうな方々に出会えたので、ぜひまた来たい。本当にありがとうございました。

深川でスーパーカムイ&エアポートライナーに乗り換え、新千歳空港へ。列車は電車となり、ごーっじゃなくてひゅーんと走る。なんだか気持ちが切り替わった。

新千歳空港はもわーんとした暑さで、いい天気というより熱気の中にあった。

今度は横6列のジェット機で中部国際空港へ。これは函館のあたりと思われる。

添削に精を出し、ふと外を見ると日本アルプスもしくは南アルプスと思しき険しい雪山が眼下にあった。中部国際空港から名鉄で名古屋へ。ここでもう3時前である。

さすがに腹が減ったので駅ビルでカツ定食をいただく。さすがは名古屋、八丁味噌をつけてトンカツをいただく。味噌汁ももちろん八丁味噌。
名古屋でまごまごしていると手羽先の会に拉致られて山ちゃんに連れ込まれる恐れがあったので、そそくさと名古屋を離れることにした。^^;
「しらさぎ」で敦賀まで直行、ここから小浜線で東小浜駅まで。到着したのは18:45。留萌駅を出たのが8時過ぎだから…ひえええ、10時間以上の旅じゃないか。
東小浜駅で竹ちゃんに乗せてもらって、そのまま市内の中学校で会議。終了後、また竹ちゃんに家の近くまで乗せてもらって、留萌を出てから13時間弱、ようやく帰宅した。
いやあ、もうへろへろなのですぐにベッドへ…行けないのである。明日はまた広島へ発たねばならないから、最低限の始末はしておかないと。
久々の我が家の風呂にゆったり浸かりながらうつらうつらした。いやあ、今回はいい旅だった。北海道はやっぱり素敵だ。

上根来の雪室にまだ雪があるぞとKさんからメール。

氷状態でまた残っているらしい。すごいすごい。こりゃあ、もう少し工夫改良したら6月いっぱい残るかもしれないぞ。
このプロジェクトも新年度は拡大していろいろと夢あふれるものになりそうだ。

2 件のコメント:

  1. 氷を出来るだけ残すには、おがくずか稲わらで雪の表面を覆ってからブルーシートをかけることをオススメします。  おじこ

    返信削除
  2. おじこさん、ありがとうございます。断熱シート+ブルーシートなので、その点はかなり断熱性はあると思うのですが、底面についても来年は改良したいと思っています。
    稲わら…手に入りにくくなりましたよねえ。

    返信削除