2010年12月5日日曜日

飛行機からの景色

朝8時、仙台駅東口近くのスタバへ。午前中、仙台空港へ向かう前に1件の模擬面接を予定していて、その待ち合わせでもある。
街を歩く人がまばらだなあと思っていたら今日は日曜日だった。ツアーに出ると曜日感覚がなくなってしまう。

模擬面接後、仙台空港へ。昨日とは打って変わっていい天気。
大阪行きの飛行機(写っているものではない)は、千歳から仙台まで乗ってきたものと同じIBEXの4人がけドラム缶ジェット。昨日の大揺れ記憶が一瞬よみがえるが、今日は晴天のもと、きわめて順調な飛行だ。



飛行機の窓からの風景が好きだ。
上空のほうは宇宙を思わせる黒い青、そこから急激に藍、蒼、青と色が薄まって大地がある。
大地はとにかく地殻変動や水の浸食などをそのまま露にしていて、空中写真を見ているようで思わずコーフンしてしまう。あれはどうやってできたんだろう、あーあそこは断層谷だなあなどと、地質屋というよりもはやマニアのような目で食い入るように眺めてしまう。

薄くけぶる甲府盆地の向こうに富士が見える。裏富士の雪がてかっと光って美しい。

飛行機はさらに奥山に分け入る。雪を頂いた山々の連なる厳しい光景だ。

その中にびっくりするほど細く長く切れ込んだ谷。富士山を通り過ぎた先にあるのだからフォッサマグナ絡みか。そんな細い谷にも人の営みがしっかり見られる。

浜名湖が見えてきたあたりで少しガスっぽくなり、飛行機もちょっとだけガタガタ振動した。浜名湖の先は白くぼんやりしていて、遠州灘なのか雲なのかわからない。

浜名湖のすぐとなりに三河湾が見渡せる。そうか、こんなに近いんだ。ちょっと驚き。
光る海のなかに渥美半島のシルエットが見える。もっと長々と大きいものだと思っていたけれど、ちょっと拍子抜けするほど一望できてしまうものなんだなあ。これもまたちょっと驚き。

知多半島を横切り伊勢湾へ。紀伊半島がぎろーんと張り出していて、英虞湾から太平洋まで一望できる。いやあ、やっぱり晴れの日のフライトに限る。

紀伊半島を横切り始めた。伊勢のむこうにさっきとは違うアングルで英虞湾が見える。

機体がぐっと右に傾く。伊丹空港に向かうのだ。
ちょっとぼんやりしているけれど、紀伊熊野の山々が見える。私はこの光景が大好きだ。

定刻どおりに大阪空港に到着。新大阪駅行きバスにジャストタイミングで乗れた。今日の旅はきわめて順調だ。
新大阪駅で遅い昼食をとり、いつものホテル新大阪へチェックイン。1時間ほど休んで(といいつつPCに向かいっぱなしだったんだけど^^;)、新大阪丸ビルへ。さあ、最後の模擬面接だ。
16時から21時まで5人面接。我ながら慣れたなあ、と思う。爆。

ホテルに帰ってskype面接をひとつ。これでやっと全部終わった。あとは小浜に帰るだけだ。
「よっしゃあ、全部終わった日ぐらい思いっきり飲むかあ~っ!」
「って、毎晩飲んどるやないかーい!」
とひとりボケ突っ込みをして、風呂で本をのんびり読んで心静かにツアー最後の夜はふけるのでした。

2 件のコメント:

  1. ベッコ王子2010年12月6日 3:46

    模擬面接行脚、お疲れ様でした。

    思えば、11月18日大阪での初日の面接に聴講させてもらったとき、「これから長いドサ廻りの旅になりますね」とお話ししたのが、昨日のようですね。

    次の面接まで、濱の湯でゆっくりしてください。

    返信削除
  2. ありがとうございます。明日は朝風呂を楽しみに行く予定です。^o^

    返信削除