2024年8月5日月曜日

やはり第二のふるさと

今日から2泊3日の短い旅。行き先は松江と倉吉である。まったくもって松江だけは、「これから行くんだな」と思ったときに他のところと全く違った気持ちになる。これが「ふるさと」に対する気持ちというものなのだろう。私のように大学時代だけ地元を離れて、また地元に戻ってきて人生を送っている者にとっては、「第二のふるさと」はイコール「遠く離れた今はもう暮らしていないふるさと」なのだなあ。

何はともあれ新大阪へ。そして昼食はこれ。皇欄の中華そば。最近は満席になっていて食べられないこともあるので、たまに食べられると嬉しい。

北急で千里中央へ。ここでモノレールに乗り換えるのだが、突然の土砂降り。まあ夏にはよくあることだろう。でも飛行機が飛ばなかったら嫌だな。

ありがたいことに無事定刻に離陸。いつものように日本列島池を目印に旋回しつつ出雲空港へ向かう。

大阪湾に出ると、何かが爆発したのかと思うようなにょきにょきした積乱雲。

そういえば雲の上を飛んで行く時も、雲の上面がすごくゴツゴツしている。夏なのだ。

そろそろ着陸かというところで「出雲空港が混んでいるので旋回する」という、ちょっと信じがたいアナウンス。どうしたらあの空港が混むのだ。
でもそのおかげで弓ヶ浜の方へ大きく旋回して、中海から宍道湖を突っ切るようにして飛んでくれたので、大根島がよく見えた。

松江市街の上を通過。松江城がよく見える。定刻から少し遅れて出雲空港に着陸したけれど、別に急いでいないので全然平気。松江駅までバス、そこから少し歩いて今日のホテルへ。

少しホテルの部屋で涼んで、ホテルからほど近い京店の町へ。松江城の殿様が京都から迎えた姫様が京の都を懐かしんで悲しむのを不憫に思い、京都っぽい町を作ったとやら。なんか学生の頃にそういう話を聞いたな。でもこの町で、大学1年生の時にナイトクラブのギター弾きのバイトをしていたのだ。もちろんその店はもうないだろうし、少し気をつけて見ていても場所をよく覚えていないので何とも言えないのだが、18歳の私がギターを背負って自転車でバイトしにこの町を走ったのは確かなのである。

大学時代の同級生であるさんちゃんと食事。改めて冷静な目でこの写真を見るとお互い歳をとったよな。^o^;
大学で出会ってからなんと45年である。半世紀近い年を経てからこんな時間を過ごすなど、到底予想できるはずもない。

まだ時間が早く(年寄りなので二次会に行くパワーはもはやなし)、気持ちがいいので、暑さが和らいだ大橋川沿いをプラプラと歩いて、ホテルに近づいてはなんだかもったいない気持ちがしてまた寄り道をして、30分近くも歩いただろうか、これはもはや徘徊ではないのかと思いつつホテルに帰着。
おじいさんはすぐ寝たいのだけれど、洗濯だけは何とか頑張って寝ました。

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