ボウモアがやってきた

1月だからということなのか Google が2021年の行動履歴を送ってきた。

コロナ禍の中だが、59都市に行ったらしい。まあ中には単なる中継地点（たとえば北海道の新千歳空港とか）も入っているが、結局動いている範囲は例年と変わっていないようだ。

こうしてみると、九州南部あたりは行ってないなあと、熊本や宮崎、鹿児島の人たちや町並みを思い浮かべつつ、また行きたいよなあと思う。

あ、四国も高知が抜けている。やっぱまた行きたい。

よく考えてみれば沖縄も本島しか行っていない。今年こそなんとか宮古石垣へ。

今日は仕事部屋にキャットウォークを拡張した。入口ドアの上の梁に板を取り付け、隅にベッドを設えた。こういう時に真っ先に（何も考えずに）やってくるのは鈴である。

そしてそれを観て伊織がやってくる。そのころには鈴は新しいおもちゃに飽き始めているので、あんがい簡単に明け渡す。この姉妹、ちょうどうまくいくようになっているのだな。

で、新しいおもちゃをもらった伊織なのだが、なんとなく気もそぞろで鈴を目で追っている。運動能力もおそらく知能も伊織がぜんぜん上なのだが、気ままというか何も考えていない鈴を気にしている様子が可愛い。

ところで、雪室に入れて模様と思ってボウモアを買った。私が一番好きなウィスキーで、ピートの香りがぷんぷんする（多くの人は燻製？と言う）シングルモルトである。

これまでに得た知識の範囲内では蒸留酒は雪室で熟成することはないはずなのだが、自然や文化はそういった小癪な知識なんぞをたびたび超えることを還暦じじいなりに知っているので、一度やってみるかと思って、貯蔵用と比較用に12年ものを2本買った…予定だったのだが、3本買った。1本は試飲用である。嘘です。夜中にじじいが酔っ払うためです。

これまでボウモアはさんざ飲み食いした後に静かに酔いを楽しみたいときに、バーの腰高の椅子の上で飲むものだったのだが、あろうことか自宅の仕事部屋の、しかも猫よけキーボードカバーの上で飲むことになろうとは。^o^;