2015年10月21日水曜日

古い木造校舎の中で

今年度の「地域の担い手育成事業」では、阿納尻(あのじり)小学校跡が活動の舞台となる予定だ。今日はその使用に関する打合せと現場視察。

こういう佇まいの古い木造校舎って本当にいいよね。ほとんどの人が同意見だと思う。

木の廊下、木の壁、そして木枠の窓。昭和の子ども達が走ってきそうな空間である。
これまで協働したことがない人たちとの協働。仕事と違ってNPO・ボランティア活動は物質的インセンティブがないから、気持ちが後ろ向きになったり通じ合わなくなったらおしまいである。活動への取りかかり時期というのは、そういったことの不安とワクワク感が溢れてくるのでたまらない。
そういう中、小浜市職員のみんなには本当に助けてもらっている。私が先行きの不確実性に不安を感じる以上に、職員はプロジェクトを私に任せざるをえない分だけ不安が大きいだろう。でも付き合ってくれるし、こういう学校視察みたいなのにも付き合ってくれる。
私はNPO・ボランティア活動を一緒にやっている人たちは、NPOであれ市職員であれ地元の人たちであれ、同志だと思っている。同志という言葉が適切でないなら仲間といってもいい。
だからプロジェクトがうまくいくことも大事だけど、大切な同志・仲間がやってよかったと思ってくれることが同じくらい大事だと思う。私にとって大切な仲間なのである。
そんな大事な仲間の一人が病魔と闘う。がんばれ。本当にがんばれ。

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