2020年7月31日金曜日

蓑亀は吉兆

もうほぼ梅雨明けだろうという天気だが、盛夏に比べれば涼しい。それでも徘徊行動の時間を選ばないと熱中症が心配になってきた。

江古川のほとりを歩いていたら、蓑亀を発見。まあ蓑亀というほどではないが、そこそこ甲羅に藻が生えた亀で、こりゃあ何かいいことがあるかな?^o^

だんだん夕暮れの景色が夕焼けらしくなってきた。日没から夕闇の時間帯が非常に気分良く、夕食もそこそこに浜に出るのが楽しみになってきた。

今日も添削しつつ徘徊。知力と体力を使うこの行動は、自分の体調管理にうってつけだと思うようになってきた。考えながらしゃべりながら歩いているので、心身共に調子がよくないと、自分でもイライラするほど添削が進まなくなる。
今日は体調がよく、添削をしていても我ながら「おっ」と思うようなフレーズが出てきた。こういう日は気分がいい。気持ちよく汗をかいて帰宅してフロにざぶんと入り、フロ上がりのビールをぐいーっとやって、そのままグダグダと眠くなるまでの怠惰な時間を過ごすのが、また格別なのですよ。

2020年7月30日木曜日

夜の浜辺

朝のうち少し雨が降っていたが、9時前には止んでいた。いよいよ梅雨が明けたようだ。

大島半島がぼんやりと霞んでおり、空もどんよりとしているからいつまた降ってくるか分からないのだが、気温だけはグングン上がる。とにかく蒸し暑い。少ししか歩いていないのに汗だくではないか。

遅い午後にもう一度浜に出てみると、夏の雲かなと思うものが出始めていた。
この入道雲というやつは、入道というだけあってムクムクと盛り上がるのでいろいろな形に見える。

大島半島の大山の上に盛り上がったこれは、私の目にはデビルマンに見えた。どこがツノでどこが翼かというのはご想像におまかせせする。

ついでに紹介すると、いつもぶらぶらと口述添削しながら歩く浜はこういう光景である。
日本海側の浜の特徴なのかどうかは知らないが、波打ち際の本当の砂浜は幅が2mあるかどうかというところだろうか。その背後で一気に1m以上も標高が高くなって(つまりミニ波蝕崖である)、その上はまずもって海水をかぶることがないミニ砂丘になっていて、いろいろな海浜植物が生えている。
そしてその背後に今では全く用をなしていない波返し護岸があり、その背後の水叩きは中学校時代のランニングロードであり、その陸側には今では道路ができている。
これらの空間は地元の人にとって様々な場であり、あって当たり前の(だから実はなくてはならない) 場である。私も子供の頃からこの場でいろいろなことをして育った。桜貝やいろいろな物を拾ったり、高校生になれば生意気にもデートをしたり、大人のふりをしてちょっと悪いことをしたり、大学生になればたまに帰省した時に旧友たちと酒を酌み交わし、今ではスマホ片手に何やらブツブツ喋りながら徘徊する、通報一歩手前の怪しい初老の男性となり、ともかくいったい何回この浜に来ているのだろうと思うくらいの身近な場である。

来月初旬のセミナー(リアルである!実際にそこまで旅をしていくのである!鳥取島根だからできるんだろうな^^;)の準備が一段落したので、今日3回目になるが夜の浜に出てみた。
少し暑さが和らいで、微風と大きくない波の音が気持ちいい、見慣れた小浜湾の夜だ。
高校生の頃だったか、ラジカセを持ってきてディープパープルを聴きながら夜の海を眺めていた。
その事を思い出したので同じことをしてみた。ディープパープルではあるけれど、ラジカセではなくスマホと Bluetooth の骨伝導ヘッドセットである。これならば多少音を大きくしても海岸沿いの家のおっさんに怒られることはない。
ラジカセでディープパープルを聞いていたのは16歳か17歳の頃だったから、42~3年経っていることになる。40年以上経って同じことをもう一回するのも人としてどうなんだろうと思うが、同じ経験をもう一度できることの幸せもきっとあるのだろうな。

2020年7月29日水曜日

Webはノリがなあ

たぶんこれが梅雨の名残の雨だろうという一日だった。
今日は午後に企業向け Web 講義が入っていたのでちょうどいい。
その Web 講義だが一次試験講座である。これを3時間。
会議ではなく講義だから聴講生は全員ビデオもマイクも切っている。したがって何の反応もない顔も見えないパソコン画面に向かって3時間しゃべる。
そんな状況だからギャグなどもってのほかで、反応が返ってこないから自分一人熱くなるのもまた違和感があって、まあつまりノリが悪い。
そんな講義を3時間続けると、精も根もという感じでぐったりしてしまう。

幸いなことに夕方には雨も上がっていたので気晴らしに海岸を歩いた。
梅雨が明けきっていないから大島半島がちょっと霞んでいる。
いつものようにクイーンを聴きながら徘徊添削をするのだが、やはり頭がぐったりしていると見えて進みが悪い。
早々に帰宅して夕飯の支度。これがまた面白いもので料理や庭の草むしりなどは気分転換にちょうどいい。夕飯を食べて元気が出たわけでもないだろうがデスクワークが進んだ。

Web 講義は確かに移動の時間もいらないし、色々な資料画面共有できるから効率は良いのだが、いくつか欠点がある。
一つ目はノらないことである。同じ空間の中にいないからだろうか聴講生の熱気が伝わってこない。本当は熱気ムンムンで聞いているのだがそれが伝わってこないのか、向こうも熱気が伝わってこないから気持ちが乗っていなくてそれがフィードバックしてくるのかはわからないが、ともかく独り相撲感が半端ない。
二つ目は旅ができないことである。移動時間の大半は添削に当てているからそちらを楽しんでいるわけではないのだが、それでも電車であれ飛行機であれそれなりに楽しんではいる。何と言ってもいつもと違うところに行くのだから。そして到着した後はいろいろな風景が見られるし、その土地の食べ物や酒が味わえる。そして何よりもその土地の人たちとわいわいがやがやと飲み食いして語らうことができる。そしてごくたまにはふらりと一人旅のようにしてさまようこともできる。そういった楽しみは Web にはない。
一人で移動して一人で飯を食って一人でホテルで寝る旅であれば Web の方がいいと思えるが、 SUKIYAKI 塾の仲間と出会える旅はやはり私の人生の中でものすごく大きなことなのだなということを再認識した。

2020年7月28日火曜日

もうすぐ梅雨は明けるか

梅雨がいよいよ末期となり、梅雨前線が北の方に上がり始めた。こういうときに運が悪いと日本海側にある福井県も豪雨に見舞われる。その典型例が平成16年福井豪雨だ。もっともこの時も小浜市はすごくいい天気で、テレビで福井市周辺の状況を見てなんで過去の記録ビデオを流しているのだろうと思ったくらいだった。
ともあれ、今回は梅雨末期豪雨は福井県は素通りして一気に北上して東北地方に至ったようで、秋田県や山形県で被害が出ているようだ。SUKIYAKI塾東北のみんなは大丈夫だろうか。
朝のニュースを見ていると、ジャイアンの家があるあたりで河川氾濫が起こったとの話だったので早速メールしてみたが大事なさそうで安心した。全国のSUKIYAKI塾仲間から安否確認メールが入っていたようだ。

小浜はというと、午前中は雨は降らず、昼ごろからときどきパラパラとくるものの、なんとか持ちこたえて、夜はそこそこに雨が降った。

夜になっても累加雨量は10mmに満たず、北川の水位もほとんど上昇していない。
とりあえず梅雨は無事に終えられたようだ。次は秋の台風だな。
熊本は本当に大変だったのだが、気象庁の発表する各種情報と国交省が主導する災害対応の連携が問題視されているようだ。そういえば、平成26年広島土砂災害でも、気象庁が土砂災害警戒情報を午前1時台に出したのに、広島市が避難勧告を出したのは実際に土砂災害が発生したあとの午前4時台だったことが問題視されていたと記憶する。確か広島県が広島市に情報発令を促していたのに雨脚が弱くなったとかで発令を先延ばしにしていたと聞いた。
災害時の行政判断は本当に難しいものだが、やはり予防原則じゃないけれど、空振りを恐れない積極的な情報発信が必要だと思うし、住民側もそのことを理解して行動する必要があると思う。
コロナもそうだが、「役所が決めてくれよ」じゃなくて、自分で考えて自分で判断し、責任をもって行動するという、大人なら当たり前のことをできるようにならないといけないよなあ。

2020年7月27日月曜日

変革の時代

母が二週間ぶりに退院した。様々な思いが去来するとともに、これからの生活をどうしていこうかとも思う。同じような経験をした人ならわかると思うが、本当に正負様々な思いが駆け巡るものである。
ちょうど午後から天候も怪しくなってきたし、母を置いて外に出る気にもならないので、今日は大人しくデスクワーク。ある意味静かな一日であった。

早朝、総監クラブのJumboさんの会社が働き方改革でNHKに出たらしい。テレワークによって単身赴任をゼロにするのだとか。ワークライフバランスもよくなるし、会社としても手当支給が助かるし、それで業務の品質と納期、人材育成、業務管理といったところにしわ寄せがいかなかったら万々歳であろう。
何よりも一歩踏み出すことがすごいと思う。どうやったら上手くいくか他の人たちが散々立証してくれた後にそのメソッドをいただいて乗っかるのであれば、何の苦労もいらない。そんなのはできて当たり前で誰も褒めてはくれない。やはりすごいのは不確定要素がいっぱいある中に一歩踏み出すことである。
どうやったら実現するかを考えずに「そんなことできるわけないだろ」で片付けてしまう人が多い。
できない理由を考え始めると、テレワークはできない理由だらけだ。どうやって勤怠管理をするんだ。 OJT ができないじゃないか。わあわあわあ。こういうのを思考停止という。できない理由を考えるのではなくどうやったらできるか考えればいいのに。

誰もやったことがない世界がどうなるかなんて予想できるわけがない。ただ何となくいい方向に進むのではないか、あるいはなんだかわからないけど何としてもそちらに進みたい、そういう思いで一歩踏み出して、そしてそこで努力を決して怠らなければきっと新しい世界が見えてきて、自分の人生を無駄に費やしたのではなかったと思えてくるはずだ。
そういう意味では今は過渡期なのだと思う。変革期と言ってもいいかもしれない。
これまでのやり方に固執して、ひどい時にはそのために自分に都合のいい情報ばかりを集めてコロナを過小評価したりするような人と、どの程度積極的かはわからないけれど、これまでのやり方を変えていこう・変えていかなければならない・変えていくしかないと考える人と、その二つの道に分かれていく、まさに分かれ道の今年なのかもしれない。

私はというと、「これまでとは違う新しいこと」が大好きな人間なので、コロナ禍が社会にもたらす様々なマイナス影響を心から心配する(なので少しでも経済を回そうとする)一方で、来年や再来年はどうなっているのだろうと思ってワクワクしている。^o^;

2020年7月26日日曜日

総監クラブは充実度がすごい

昨夜は久々に夜更かししたので朝遅く起床。今日はありがたいことに雨は降りそうもない。

午前中は海岸で徘徊添削をしながら比較的ゆっくりした時間を過ごした。
午後、用事を済ませた後、総監クラブの講座に顔を出す。
受験生のみんなも熱心だが、13人連続でアドバイスする講師のすごろくさんには平身低頭である。
総監クラブの皆さんにはぜひ合格してもらって恩送りをしてほしいなと思う。
しかし択一問題の勉強会も含めてものすごい密度である。一人で受験していたのではとても実現しない内容だと思う。

講座のあと夕食をとり、もう一度浜に出てみると久々に見る夕焼けっぽい光景。
もうすぐ7月も終わりであるが、まだ梅雨は明けぬか。
帰宅した後、総監クラブのWeb飲み会。いつもちょっと飲み過ぎてしまう。^^;

2020年7月25日土曜日

ようやく雨がやみました

今日は朝からずっと雨だったのでひたすらデスクワーク。 夜中までかかったが、なんとか100本ノックを作り終えた。 今年は試験が延期になったので、HP更新を含むいろんな作業が先送りにできて私としては楽をしているかもしれない。

遅い午後になって雨が止んだので海岸に出てみた。厚い雲のむこうに少し夕焼けらしいオレンジが見える。

人気のないマリーナの桟橋でカモメものんびりと夕方の時間を過ごしていた。以前はこういうところでぼんやり座ったりしていたものだが、最近はちょっとその時間はない。音楽を聴きながら添削をしながら海岸を歩く。効率的というべきか余裕がなくて物悲しいというべきか。

2020年7月24日金曜日

福井県内はそこそこの人出?

せっかくの温泉旅館なので部屋の露天風呂で朝風呂を楽しんだ。

旅館らしい朝食。美味しいものを少しずつたくさん食べるというのは、年を重ねてくるといいものだなあと思えるようになってくる。

旅館近くのファーマーズマーケットで野菜や果物を買った。どこでもそうだがやはり産直の野菜や果物は美味しいよね。

そのまま帰るのもなんなので、途中で高速道路をいったん降りて花はす公園というところへ行った。
ファーマーズマーケットでもそうだったが人出が多い。
例年の連休はもっと多いのかなとも思ったが、今回の県内宿泊キャンペーンの効果もあると思うから何とも言えないな。

昼過ぎに小浜に到着して母を見舞い、夕方からは企業セミナーの一環での Skype 面談。先方は自宅のようだったが、やはり家族特に子供が近くにいたりすると集中できないよね。その辺りがテレワークの問題なのだけれど、それをクリアすることができたら、こちらとしても移動時間などが不要になるしその経費もかからないので、積極的にリモートでの講義や面談を取り入れていこうかなと思う。

2020年7月23日木曜日

突発的に温泉

今日から世間はGoToキャンペーンである。もちろん感染拡大リスクは増大していくから相応の感染者が出るだろう。ただ現時点では重症者はまだ少ない。しかし問題は高齢者の致死率の高さだから、現在の第二波のウィスが致死性の低いものに変わっているとか、そういうものであってくれたらなあと思うが、もちろんそんな根拠のないことをあてにしたりはしない。思えばこれまで BCG を接種しているから大丈夫だとか、実は集団免疫を持っているのではないかとか、何の根拠もないデマが流されてきたなー。

それはともかくとして、そういったなかで県をまたいだ移動はリスクが高いということか、福井県内の移動に対して福井県から補助が出るキャンペーンがある。さらにいろんなオマケが付いて、普通なら一人2万円の温泉旅館に一人4000円で泊まれるというので、さらにその支払いは小浜チケット(緊急事態宣言の中の自粛で疲弊した経済を少しでも回すために小浜市内で考えられた1割お得な買い物チケット)でいいというので、女房と二人喜び勇んで芦原温泉に出かけた。

こーんな庭のある三国ボートレース会場近くの温泉旅館である。もちろん大浴場を堪能。
思えばこんな大きいフロに入るのはどれだけぶりだろう。以前は脱衣場に無料洗濯機のあるドーミーインを泊まり歩いていたが、部屋洗濯のできる東急ステイに乗り換えてからはぐっと少なくなり、さらに風呂の中でスマホやタブレットで添削したり本を読んだりするようになってからは、たとえ大浴場があっても部屋風呂に入ることが多くなったから、ずいぶん大浴場には入っていない。もしかすると昨年の沖縄全国大会以来か?と思うくらい。

部屋のベランダには露天風呂がある。うーん、豪勢。これが気分いいんだ。結局夜中と朝に2回入った。

夕食も美味い。これで1泊2食4,000円だから福井県に感謝せねばなるまい。思えば今回のコロナ禍ではマスク不足の折に県民に漏れなくマスク購入を可能としたり、その集めたマスクを小中学生に無料配布したり今回の県内旅行補助をしたり、小浜市も帰省できない子ども達にお米や地場産品を送ったり経済活性化のためのチケット配布をしたり、かなりがんばってくれている。感染者数もまだ130人未満だし、小浜市はいまだゼロだ。
ともかくおかげで久々にゆったりした時間を過ごせた。
もちろんこういったことの合間にはスマホ添削をしたり、OneMixを持参して講座の受付をしたりしているんだけどね。
それでも自分で食事を作らなくていいし、もし自分で作っていたらとてもできないような料理だし、自分で風呂を用意しなくてもいいし、1年に1回、いや数年に1回だけれど、こういう時間はやはりいいな。

2020年7月22日水曜日

これは何モク?

天気予報では雨だったが、よく晴れている。

しかしまだまだ夏の雲ではないな。気温も31度かそこらで、真夏に比べたらものの数ではない。すでにこちとら汗だくだが。^o^;

小浜湾は内湾なので、ちょっと雨が降るとすぐに濁ってしまう。今日はなんだかやたらと元気よく波が打ち寄せている。

浜を歩けば、いろいろなものが打ち寄せられている。今日は海藻が多い。

すごろくさんがマップが欲しいと言っていたので、打ち上げられていた海藻をアップで撮影した。私は単純にホンダワラだと思っていたのだが、きっとすごろくさん(もしくはすーろくさん)が鑑定していただけることと思う。

そういえば新しく打ってからまだ1ヶ月も経っていないコンクリートの表面にもうこんなに藻がついている。すごいなあと思う。これはボウアオノリではないのか?

今日は夜、Zoomで面談指導。少しずつだが Skype や Zoom などを使ったスタイルに慣れてきたように思う。
先日も書いたが、遠方への旅をしなくても同じようなクオリティが保てるのであれば Web 講座の方がいいかもしれないなと思うようになってきた。だって私はその直前まで日常生活を送ることができるのだから。

2020年7月21日火曜日

御食国堪能

すっきりと晴れてはいないが、暑い1日である。いつものコースを徘徊したら汗びっしょりになってしまった。

なんとも中途半端な天気だなと思っていたら、午後から雨模様になってきた。
逆にこれで落ち着いてデスクワークができるというものである。

夕食は、友人にちょっとお礼をする用があって、久々に鮨を食った。
小浜の魚はやはり美味い。小浜に生まれ育ったから体に合っているというのもあるのだろうが、やはり目の前の海で生まれ育った旬の魚を朝市場で仕入れてきちんと料理の仕方をわかっている人が手掛けてくれた料理は本当に美味い。少しの時間だが贅沢な時間を過ごせた。

2020年7月20日月曜日

福岡弾丸紀行

今日は福岡まで日帰りである。嘘ではない。というか、「へぇ、そんなことできるんだ」という気分である。
福岡市内の企業セミナーなのだが、母のこともあってできるだけ家を空けたくないので日帰り計画を立てていた。結果的に母は入院しているので宿泊しても構わないのだが、日帰りのつもりで色々予定も立てたのでやはり日帰りを決行することにした。
6時30分ちょっと前に小浜を出発。

今回も電車はできるだけグリーン車を使ってソーシャルディスタンス確保に努める。
なんといっても今回のCOVID-19は80代の致死率が30%近いと言う数字が出ている。感染者の3割が死んでしまうような病気をインフルエンザより軽いとかちょっとした風邪程度とかぬかす馬鹿がいるようだが、ちょっと丁寧に数字を見れば誰にでも明らかなリスクだ。あるいは80代の家族を持つ私だからそう思うだけで、そんな家族がいなければ気にすることでもないというのだろうか。
まあそれはともかく今回も無人君てある。おかげで仕事がはかどる。

今回は日帰りなので軽装である。バッグはこのウエストバッグ(ボディバッグ掛けする)だけ。もちろんパソコンはOneMixを使う。添削はスマホ+Evernote+Gboardの方が効率が良いことが分かったので、OneMixのキーボードを一生懸命叩いたりはしない。8インチのマルチタイプディスプレイだから、添削答案のモニター用にちょうどいい。

11時30分、博多駅に到着。そのまま地下連絡通路を祇園まで歩いて、やよい軒で昼食。さらに歩いて天神まで。今回も新幹線を降りたら電車やバスには乗らない…のだが、今日はやたらと暑い。梅雨が明けたのだろうか。

13時から16時まで講義。考えてみたらこれだってZoomなんかを使えばはるかに効率的にできると思う。画面共有してOneNote上に資料を映して手書き入力するなんて芸当はパワーポイントにはできないからなぁ。第一、3時間の講義のために往復10時間電車に乗るなどという馬鹿げたことをしなくても済む。
外に出てみると西日がまた猛烈に暑い。おかげで汗だくだが、今日は帰るだけだからこれでいいのだ。

ソフトドリンク(ただし500ml)を 柿ピーおつまみに飲んでまずは一息。

駅弁はこういうチマチマした品数の多いものが酒のつまみにはちょうどいい。
500 ml がえらく効いて、車内販売もなんだか足早に通り過ぎるため、結局これ一本で終わってしまった。

京都でサンダーバードに乗り継ぎ、敦賀で30分待ちの後、小浜駅最終電車に乗った。
小浜駅で降りたのは私一人だった。^^;

2020年7月19日日曜日

盛夏近し

梅雨は明けたのか?と思うような晴天。そして暑い。

波穏やかな小浜湾を眺めつつ徘徊すれば添削も進む…はずなのだが、これだけ蒸すと汗だらだらで、ちょっと頭もぼんやり気味。それでも盛夏に比べればおそらく5度以上気温は低いだろう。真夏にこんなこと絶対できないだろうな。

小浜湾は内湾なので雨で海の水が濁るとなかなかきれいにはならないのだが、そんな中にガラモが元気いっぱいで揺れていた。どうも海藻を見るとすごろくさんを思い出す。総監クラブの講師を務めてくれて本当にありがたいので、一度連れてきて身ぐるみ剥いでここに放り込まないといけないな。^o^

砂浜では親子が釣りをしていた。父ちゃんが息子に釣りの指導をしている。いい光景だ。
そろそろ夜になって昼間の熱気が薄らいできたころに浜で冷たいビールを飲んで夜の海を眺めるのがいい頃になってきた。梅雨明け記念にBBQでもやろうかな。

2020年7月18日土曜日

地元堪能

6時過ぎに目が覚めたので久々に朝風呂を楽しんでホテルを出た。金沢駅まで添削しながらゆっくり歩いて吉野家で朝定食を食べ、9時の「サンダーバード」で帰路についた。

例によってグリーンを使ったが、無人君。添削も進むし、これからグリーンにしよう。お金はかかるが、それ以上のメリットがある。
敦賀で乗り換えて昼前に小浜到着。歩いて自宅へ。

前後左右、だ~れもいない。よってマスクなどする必要はどこにもない。マスク警察もいないし、改めて小浜はいいなあと思った。Web会議アプリもあることだし、できるだけ小浜を離れないようにしたいなあと思った。無理だけど。

昨日まで雨だったようで川の水は濁っているが増水するわけでもなく穏やかである。

カワウが羽を乾かしていた。こうしていろんな動物が生きていくことができる自然の恵みがあるということなのだろう。やはりいいところなのだと思う。
夜は女房と女房の妹と3人で小浜の魚を堪能した。生まれ育った所だからなのだろうけれど、小浜の魚が一番うまいというか体に馴染む。
週末ゆっくり休みたいところだが、月曜日には福岡日帰りを敢行せねばならないからその準備もあるし、東京での仕事の締めくくり作業もあるし、総監クラブの力をいただいた100本ノックの仕上げもある。のんびりはしていられないのだが、今日だけは休もう。

2020年7月17日金曜日

東京脱出

朝、西日暮里→日暮里と徒歩移動。衣類を宅急便で自宅に送って、夕方までひたすら企業セミナー。
終了後、上野まで徒歩移動。新幹線で金沢へ。
結局今回は上野駅で新幹線降りてから、上野駅で新幹線に乗るまで、電車にも車にも乗らなかった。全部徒歩移動である。まったくなんて旅だ。
そういえば今回は土産も買わなかった。土産を買って帰ることにいろんな人が否定的な反応を示したのだ。
かつて中国のルイが我が家でのホームステイを終えて帰国した翌年だったと思うが、毒ギョーザ事件というのがあった。ちょうどあの事件の直後にルイがいろいろと食材などを送ってくれたのだが、「この中にギョーザがあったらもはやテロだよね」笑っていたものだが、あれに近いかもしれない。
ちょうど今日、入院していた母が一般病棟に移った。実は今日までICUに大事を取って入っていたのだ。ICUの面会時問診票に「2週間以内に感染拡大地域に行きましたか」という項目があったことを思いだした。そうか、危うくオレは母に面会することもできなくなるところだったのか?と思った。そういえば小浜市の公共施設利用時の問診票にもそういうことが書いてある。じゃあオレ、2週間は公共施設に入れてもらえないのかな?^^;

夕食も取らずに新幹線を予定より1時間早めて乗車。とりあえず車内でソフトドリンクを飲みながら腹の足しになるものをつまんだ。

夜8時前、金沢駅に到着。平日の夜で閑散としているが、以前よりは人が多くなったようだ。ここで乗り換えて小浜へ…と言いたいところだが、時間的に今日はもう帰り着けないので、金沢で一泊するのだ。(新幹線を1時間早めたので実際は帰れるのかも知れないが、今からホテルをキャンセルすると100%かかってしまうから泊まることにした)
かつて吉野家があったところは何やらフードコートになっていて、その中に吉野家も入っていたので牛丼を食って晩飯とした。

金沢駅前には観光客や地元の高校生などがぱらぱらと。もちろん外国人はゼロ。

ホテルまで1kmほどなので歩いて移動。ふと見ると「地下飲食店街コロナロード」とある。うーむ…^^;
東急ステイで部屋洗濯しながら今日はゆっくり…と思ったが、疲れていたのか、10時過ぎに寝てしまった。

2020年7月16日木曜日

ひたすら徒歩移動

昨夜はホテルの部屋で6時すぎから飲んだものだから、どうも10時半には寝てしまったらしい。おかげで起床は6時半である。といっても、最近はこの時間に起きているのだけれど。

ちょっと肌寒い中を西日暮里から駒込(というより上中里に近い)へ歩いて移動。なあに、2駅分にすぎない。
午前中、一次試験講義。演習も挟んで3時間半。なかなか悪くない内容だった。

終了後、日暮里へ3駅分徒歩移動。いつの間にか天気がよくなって、汗ばむようになっていた。

日暮里で食堂に入って昼食。今日はもうホテルメシはやめると決めている。
午後は面談指導。個に応じた指導をしないといけないので、こちらのほうが疲れる。

終わったぁ~と西日暮里まで歩いて戻ってきたら、こんな風景である。「餃子とビールは文化です」とある。
「ですよね。その通りです!」と力を込めてつぶやき(叫ぶと恥ずかしいので)躊躇なく入店。

餃子とビールでシアワセな一時。ふとスマホを見れば東京の今日の感染者286人。まあ重傷者は少ないけど、これだけ感染者がいたら今後は…
次回の東京来訪予定は9月。あろうことか新宿。どうなることか…^^;

2020年7月15日水曜日

東京の片隅で

朝食を食べながら、さあこれから東京に出発だというときに、TVのニュースで75日ぶりのコロナ感染のことが取り上げられていた。まあつまりは東京から福井にウィルスを持ち帰ったわけだが、幸いなことに本人と同居人(これを書いている今は奥さんであることがわかっている)の2人で済んだということで(これも、これを書いている今は子どもさんも陽性であることがわかっている)、福井県内で感染拡大するようなものではなさそうだ。

しかしこのテロップ、「首都圏などへの移動慎重に判断を」とある。
会見では県職員と思われる人が「必要性をよく考えてほしい」みたいな話をしていた。もはや東京は汚染地帯扱いである。どこかの知事が諸悪の根源と言っていたが、ぶっちゃけ「その通り」と思った人は少なくなかろう。しかしそれを苦々しく聞いていた東京都民もまた少なくなかろう。では歌舞伎町をぶっ潰せばいいのかというと、そんな何かを(誰かを)切り捨てていくような社会もまた悲しい。なぜならそれはエゴ対エゴで、気遣いも思いやりもない社会だからである。少なくとも私はそういう社会には住みたくない。
まあそれはそれとして、このままでは東京から帰った後、2週間の自宅謹慎をしなくてはならなくなっているかもしれないなと思いつつ小浜駅へ。

2両編成の2両目に乗ったが、乗客は私の他に0~2人。おかげで口述添削が進んだ。^^;

雨が降らないうちに小浜駅に行こうと思ったため、小浜発が予定より1時間早かった。そのため敦賀で1時間ほど時間ができたので、ちょっと徘徊。敦賀ではいま、国道8号線の車線を減らして歩道を拡幅している。高速道路ができたため、8号線の交通量が激減したらしい。もはや片側の歩道と車道全部の幅が同じくらいになっているが、完成したら何に使うんだろうと思いつつ、気比神宮まで歩いて敦賀駅に戻った。

敦賀駅も、新幹線駅舎が急ピッチで建設中である。このまちはいろいろと変わろうとしているのだなあ。
金沢まで「しらさぎ」、そして金沢から北陸新幹線で上野へ。

昼メシを食べ損ねたので弁当を(ホントのコンビニ弁当みたいなものだが)買って、ソフトドリンクを飲みながら食べた。^o^;

さらに車内販売でおやつを買って、ソフトドリンクを飲みながら食べた。^o^;

ソフトドリンク2缶のおかげで、ふわふわした足取りで上野駅を歩く。平日の午後4時前のこととて、人が多いのか少ないのかよくわからん。しかし何ともいえぬ空気を感じる。
少し歩いて気がついた。これは東日本大震災の1ヶ月後に東京に来たときと同じ空気だ。
みんな黙々と歩いていて、どこからも浮き立った声が聞こえてこない。うがちすぎなのかもしれない。東京に住んでいない者の勝手な想像なのかもしれない。でも、みんな肩をすくめて歩いているような気がした。

上野から西日暮里まで小糠雨の中を歩く。やがてこんなもう誰もいないからソーシャルディスタンスは十分取れているよねというところに来たので安心してマスクを…取ろうとして思いとどまった。小浜ではどこかのお店に入るとき、つまり屋内に入るとき以外はマスクなんぞしない。ソーシャルディスタンスが十分確保できるからだが、ここは東京である。どこかの物陰に「マスク警察」が隠れて監視しており、マスクを外したとたんにバタバタとやってきてマスクをしなさいぎゃあぎゃあぎゃあとわめきちらすかもしれない。
あたりを睥睨し、マスクの位置を整えたワタシなのでありました。
おっかさん、お江戸は怖いところだよ。はあべんべん。

西日暮里にはこんな光景もある。思わずふらふらと入ってしまいそうになるが、そこは心を強く持って、コンビニであれこれ買込んでホテルへ。

ここが今回の宿である。部屋に入ってコンビニで買ってきたものを広げて、思わず笑ってしまった。一人でどんだけ食べんねん。ホテルの部屋で一人で食べなきゃいけないという思いがバクハツしたんだろうな。今日は今から宴会じゃあ!