今日は午後に企業向け Web 講義が入っていたのでちょうどいい。
その Web 講義だが一次試験講座である。これを3時間。
会議ではなく講義だから聴講生は全員ビデオもマイクも切っている。したがって何の反応もない顔も見えないパソコン画面に向かって3時間しゃべる。
そんな状況だからギャグなどもってのほかで、反応が返ってこないから自分一人熱くなるのもまた違和感があって、まあつまりノリが悪い。
そんな講義を3時間続けると、精も根もという感じでぐったりしてしまう。
幸いなことに夕方には雨も上がっていたので気晴らしに海岸を歩いた。
梅雨が明けきっていないから大島半島がちょっと霞んでいる。
いつものようにクイーンを聴きながら徘徊添削をするのだが、やはり頭がぐったりしていると見えて進みが悪い。
早々に帰宅して夕飯の支度。これがまた面白いもので料理や庭の草むしりなどは気分転換にちょうどいい。夕飯を食べて元気が出たわけでもないだろうがデスクワークが進んだ。
Web 講義は確かに移動の時間もいらないし、色々な資料画面共有できるから効率は良いのだが、いくつか欠点がある。
一つ目はノらないことである。同じ空間の中にいないからだろうか聴講生の熱気が伝わってこない。本当は熱気ムンムンで聞いているのだがそれが伝わってこないのか、向こうも熱気が伝わってこないから気持ちが乗っていなくてそれがフィードバックしてくるのかはわからないが、ともかく独り相撲感が半端ない。
二つ目は旅ができないことである。移動時間の大半は添削に当てているからそちらを楽しんでいるわけではないのだが、それでも電車であれ飛行機であれそれなりに楽しんではいる。何と言ってもいつもと違うところに行くのだから。そして到着した後はいろいろな風景が見られるし、その土地の食べ物や酒が味わえる。そして何よりもその土地の人たちとわいわいがやがやと飲み食いして語らうことができる。そしてごくたまにはふらりと一人旅のようにしてさまようこともできる。そういった楽しみは Web にはない。
一人で移動して一人で飯を食って一人でホテルで寝る旅であれば Web の方がいいと思えるが、 SUKIYAKI 塾の仲間と出会える旅はやはり私の人生の中でものすごく大きなことなのだなということを再認識した。
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