蝋人形の館

昨夜の店で少し買い物をしたいと女房が言うので、昨夜のアイヌ村へ。

前夜10時前まで営業、そして朝9時前から開店している。
全体の雰囲気作りができていることといい、前向きな所だ。

まりもっこり。本当にもっこりしてるし。

アイヌの生活を再現したとおぼしき建物。
残念ながら10時オープンだった。

レンタカーを飛ばして一路知床へ。清里で知床世界遺産さんご一家と待ち合わせ。
知床さんとは6月末の高知で会ったばかりなので、フツーにやあやあという感じである。

昼食はこだわりの蕎麦屋さん。にしんそばのにしんが大きい。ただ蕎麦は更科系だった。越前そばを食べ慣れていると蕎麦というよりうどんに近いが、東日本風の醤油スープとにしんが合って、またこれはこれで美味しかった。

リリーパークにてむさくるしいツーショット。低温注意報が出ているとかで、最高気温が20度に満たない。斜里町でジャケットを買ってしまいました。^o^;
ここで、今回の知床行の主目的だったクルーズが波浪高く不可能ということになってしまった。何せ時々霧雨の降る曇天である。夏はどこへ行ったのだろうか。
代替案として、女房が行ったことのない網走監獄に行くことにする。銀婚式に監獄っていったい…

レンタカーを知床さんの自宅に置かせてもらい、知床さんの「知床の流れ星号」に乗せてもらって網走監獄へかっ飛び。
前回来たのが11月だったのに、入り口は様変わり。レンガタイルに模様替えしていた。
3回目になるのだが、今回はこれまでで一番時間をかけて回ったせいか、蝋人形になかなか面白いものが多いことが新発見だった。

裁判所展示ゾーンにて。見るからに悪いこと
してんだろうオマエというチンピラヤンキー人形。

そしてヤンキーと向かい合うおじさん。（検察官？弁護士？）
値段がピッと出そうな見事なバーコード。芸が細かいのだ。

丸太を枕に寝ているところ。うーん、眠たそうだ。

風呂場。気持ちよさそうすぎるだろ。

監獄にて脱走しようとしている男。
3度目だが今まで気づかなかった…

「おい、なんだ前」と言わんばかりに振り替える看守。

最初に来たときに感動した懲罰房の囚人。
本当に悲しそうにしょんぼりしているのだ。

満喫して知床さん宅に戻り、知床さんとお父様（会社の会長さん）の「知床の流れ星号」に先導してもらいつつ、レンタカーに乗ってウトロへ。

とうとう小雨になってしまった。ToT

ウトロに到着。今回は「知床第一ホテル」に投宿。部屋に荷物を放り込んだ後、知床さん、会長さん、エゾシカファーム社長さんと会食。素晴らしき知床の幸を満喫した。

カニ＆タコしゃぶ、タラバ、刺身、岩ガキなどなど。

豪華絢爛の舟盛り。

シカ肉のロースト。ガーリック風味で絶品。

締めの握り。もう腹一杯で何も入りません。

満喫に満喫を重ねて部屋へ戻る。さあ、気持ちを切り替えてRCCM合格法の原稿の仕上げを何としてもやらねば。

この部屋がまた新しいいい部屋で、畳の上にベッド。裸足でぺたぺた歩き回れて実に気持ちがいい。2時間ほどがんばって、なんとか原稿完成、直ちにメール便で送信。今回の「まえがき」は「知床にて」になりました。

ほっとして入浴。ミャンマーから取り寄せたという天然ヒスイ（硬玉）を敷き詰めた広い広い大浴場にびっくり。睡眠時間確保のためにあまりゆっくり入れなかったが、次回はぜひ思いっきり長湯を楽しみたいものだ。