2012年8月29日水曜日

この一足が道となり

午後からNPOデー。
両親と女房と4人で「丸亀製麺」で昼食をとって帰宅した後、昨日の草刈りの続き、庭の散水用ホースの修理を片付けて市役所へ。

遅まきながら小浜市にも災害ボランティア連絡会設立の運びとなった。
日本海側でしかも西日本、フォッサマグナから来る津波は能登半島でかなり減衰される小浜にとって、地震や津波のリスクは小さい。
しかし市内を貫流する2つの河川のうち一級河川が50年、二級河川が30年確率での整備にとどまり、さらに近年の出水パターンの変化を考えると、災害(水害や土砂災害)は他人事ではない。
素因的にも琵琶湖周辺の基盤岩は全体に弾性波速度が遅く、さらに沈降地形でもあるためか風化帯が厚い。だから深層崩壊が起きやすい。そのうえ近年の森林荒廃・土壌流出だ。
自分のところには起こらないと考える理由などどこにもなく、むしろ他所よりもリスクが高いと考えるべき合理的理由があるのだ。

夜は「やさしさいっぱい!まちなか夢通り」の打ち合わせ。今年で何回目だ?
商店街の「やりたいこと」、社協の「やりたいこと」、いろんなボランティア団体などが「やりたいこと」、そして自分の持ちネタややりたいこと、そういったものが少しずつだけれど着実に増えていっていると実感する。
焦らずじっくりとしかし着実に、このまちに根付かせていきたいことがいっぱいある。

危機感を持っていることでの一歩前進、ずっとやってきたことの着実な前進の認識、どちらも希望の一歩だと思う。

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