2012年8月22日水曜日

ふわふわ風の上根来

午前中、市役所職員に上根来案内。今年(できたら今後も)一緒に考え行動していく大事な「仲間」だ(と私は勝手に思っている)。

まずは畜産団地跡。こういう風景で自然の音しかしなくて気持ちのいい風が吹きとおっていくところです。へへへ、いいでしょう。

続いて、ゲストハウス的にお借りすることができるようになったMさん宅へ。囲炉裏、板張り、黒光りする柱や桟。いろんな人をゲストで招いて酒を飲み魚をあぶって語り合いたい。

上根来集落。人の往来がなく車も通らない止まった風景。でも木々の梢は緩やかに揺れて、さわさわという音がして鳥の鳴き声がしてふわふわと風が通る。へへへ、いいでしょう。

上根来小学校跡の体育館。かなり朽ち果てようとしつつあるのがもったいないのだが、NPOや市民団体ではどうすることもできずに見守っている。雨漏り用のバケツが見える。

体育館の黒板に来訪者のメッセージがあった。静かに朽ちていく校舎を見守っているようだ。
代えがたいいろんな「資源」がある上根来だが、またいろんな「制約」もあって、夢と現実の両立が本当に課題だなあと思いつつ下界に降りる。7kmほど走ると携帯電話の圏内に入った。
下界に降りてからはMさん宅のカギを返しに行ったり、午後から出社し昨日に続き内部監査をこなしたりしてそれなりにバタバタと過ごしたものの、本当は上根来の気持ちのいい風の中でスイカでも食ってふんわりふわふわと過ごしたかった。まあそれができないから余計に魅力を感じるんだろうけどね。

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