写真が1枚もないのだけれど(そんな余裕はなかったのだけれど)、久々に「終わった後も熱が冷めない」会議ができた。
新しい公共モデル事業のうち上根来プロジェクトの「推進協議会」を開いた。委託元の行政、委託先のNPO、発注者と受注者、甲と乙、それだけに終わらず、行政とNPOは連携し(というか、力を合わせて一緒にやり)、それに地域のいろんな人たちが深く絡む、それが新しい公共の求めるあり方なのだが、今日の会議は「義理ややっかいでとにかく付き合った」人がいない会議だった。話す人、静かな人、いろいろいるけれど、一人一人のパッションがはっきり伝わってきた。
ガキじゃない、しっかりと人生を歩んでいる、歩んできた、その多くはこんな言い方が失礼にあたる私よりも先輩である方々、そういう方々に20人以上も集まってもらったうえで思いを語ったからには後には引けまい。
NPOを10年やってき、いまだに五里霧中な面のほうが多い体たらくなのだけれど、それでもひとつだけ確信を持って学んだことがある。
NPOにとって一番やっちゃいけないことは、「言いだしっぺのくせにケツをまくる」ことだ。それは世の中に対する裏切りに他ならない。カネじゃなく思い出つながっているのだから、一所懸命やらないと罰が当たる。
この熱を、それに浮かれることなく、実現性を何よりも大事にして、先に続くものにしていきたい。本当にそういう思いが体の中から湧き上がってくるのを感じつつ帰宅した。
焦らず、しかし着実に。誠意を大事に。
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