カバンをロッカーに放り込み(なぜかどの駅でも出て左側にロッカーがある)、タクシーを拾って杵築城へ向かいつつ、運転手さんから情報収集。このあたりの段取りはよくなりました。笑。
杵築城は昭和45年だかに再建されたもので、「日本一小さい城」だとか。
中はこんなです。まあ昭和の再建だから。
城山公園には庚申塔その他いろんな石造物が集められている。市民からの寄贈を受けて集めたらしい。これは面白い取り組みだと思う。
何かあったのだろうか。 |
高台へ登る「勘定場の坂」。両側が漆喰の塀で挟まれ武家屋敷の情緒たっぷりである。
ここにはコレハという武家屋敷が3つあるのだが、その真ん中の「能見邸」は無料開放。そのかわりここで軽食喫茶を営んでいる。その両側は有料200円。
能見邸は建物も庭も実によく手入れされていて、庭でお茶を楽しめるようになっている。私はこっちのほうが好きだな。
「酢屋の坂」 を降りて反対側の「南台武家屋敷」へ向かう。酢屋の坂のちょうど反対側に南台武家屋敷へ上る「志保屋の坂」が見え、なかなかの景観。
坂を下りると谷あいになる商人の町。幹線道路が貫通しているが周囲の建物は修景が進んでいる。
志保屋の坂を登る。こちらは黒っぽい石畳で、また趣が違う。
石畳をよく見ると、これは臼杵にあった溶結凝灰岩と同じものではあるまいか。まあ凝灰岩は加工しやすいので石材にはうってつけなのだが。
城下町資料館の上の展望台から杵築城を望む。海風が実に心地よい。
展望台横の民家レストラン「松樹」で早めの昼食。というかブランチ。迷わずだんご汁定食を注文。一昨年来た時に県庁近くの食堂で食べたのだが、深く静かに感動が残っていて、また食べたいと思っていたのだ。青森のけの汁もそうだけれど、私はこういう地域の日常食的食べ物が大好きだ。
…満腹。前回もぞうだったが、だんご汁はとにかくボリュームたっぷりである。
しばし散策。観光ルートはしっかり無電中化されている。よく見ると両側の家の裏手に電線が見える。なるほど、埋めたんじゃなくて迂回したんだ。
杵築市のマークはカブトガニなのか?よくわからんがいいじゃないか。
飴屋の坂。この途中にある家はなかなか大変だろうなあ。
そういえば道路幅に比べて明らかに交通量が少ない。都市計画で道路作って、両側の家(というか店)がセットバックして、そのときに一斉にデザインそろえて改築・新築したのではあるまいか。
杵築市役所。いいねえ。小浜市役所もこれくらいやったらよかったのに。まああの時代じゃしかたないか。でもいい感じだ。
杵築観光交流センター「きつき衆楽観」。右側の2階が喫茶店、左側が芝居小屋。これは見ねばなるまい。
芝居小屋の入口付近。 |
入口右側。となりの喫茶店の案内と芝居の幟。 |
入口左側。屋台が出ています。 |
入ると開演中の藤ひろしのポスターや花。 |
売店。 |
チケット販売所。 |
販売所の奥。 |
売店。 |
休憩所もある。なぜか井戸もある。 |
ステージ。 |
杵築駅も改めてみるとなかなかにレトロなのだが、いろんなところをよく見ると、本当に古い建物なのだということがわかる。ところどころ不便なのだが、それをうまく手を入れて使っている感じだ。
ソニックで博多へ。その横は普通列車。何度もいうけれどJR九州のセンスはいい 。そして私は撮り鉄ではない。
コーヒーを頼んでずっと添削。途中何度も意識が飛ぶが、なんとか博多にたどり着いた。
ホテルにチェックインして一休み後、バスで会場へ。博多の市内はオール100円なのでバスが大変便利で、かつ便数もすごく多い。
21時、セミナー終了。今日はノンアルコール日だ…と思いつつ歩き出したのだが。
いけませんいけません、これはいけません。あれそんな、何をご無体な、あれーといいつつ屋台に座ってしまった。^^;
明太子卵焼き。 |
博多ラーメン |
さて、明日は沖縄だい!
やっぱり芝居小屋はがさっとした感があるといいねぇ~。うらやましい。
返信削除いや…何がうらやましいって屋台が(^^ゞ
近くにいると、その良さに気づかないことがままあります。
返信削除杵築市も同じで、ここまでじっくり見たことがありませんでした。
改めて、今度、言ってみようと思います。
それにしても、屋台のラーメンのおいしそうなこと。
たまりませんねえ。
若狭坊、庁舎のほうはうらやましくないの?^^
返信削除ムラりんさん、杵築行ってよかったです。参考になることもすごくあったし。
城下町資料館の上の「松樹」(だんご汁の店)はいいですね。高台で自然の風に吹かれながら。