ホテルに雄武町のドン・Kさんが来てくれていた。今日はこれから一緒に雄武町に向かうのだが、その途中に稚内市の再生可能エネルギー発電施設を見学していくことになった。
まずは稚内メガソーラーである。出力5,300kW、14haの敷地にソーラーパネルが並ぶ光景に圧倒される。
ずらっと並ぶパネル。圧巻である。 |
ともかくでかい。広い。 |
いろんなタイプのパネルがある。 NEDO事業として4期やったらしい。 |
地面が白いなあと思ったらホタテ貝殻片が敷き詰めてある。 こうすると地面の反射率が上がり、発電に寄与するらしい。 ホタテ名産地らしい地産地消と先端開発の融合である。 |
日本でここだけのNAS蓄電池。 1,500kW程度を蓄電・放電し、 太陽光発電の不安定さを補う。 |
ということで次は風力発電へ。宗谷岬近くのウィンドファームへ。
これまた圧巻。ここには57基の風車がある。 |
支柱の高さ約60m、ブレード長さ約30m。 最高90mの風車は圧巻。出力1,000kW。 |
このウィンドファームの出力は57,000kW。 稚内市の電力需要の70%を補えるという。 |
宗谷岬公園にある間宮堂へ。 |
ホタテ塩ラーメン。もうとにかくスープが感動的にうまい。 |
つぶ貝。サザエよりバイ貝に近いかな。 |
北海シマエビ。酒が欲しくなる~。 |
旧日本軍の望楼。ここはソ連に隣接する地であったのだ。 |
米軍と日本軍の海戦で、双方に死者が出た。 戦後、双方の遺族が共同で作った慰霊碑。 |
よく晴れた日はサハリンが見えるというが、もちろん この雨男さんが来たからには見えるわけがないのだ。 |
ちょうど干潮で、海食台には昆布がうわーっと見えた。 |
間宮林蔵の像。 |
気温は4度。身を切る寒風が、かえって「北の最果て」という感じを強く持たせる。鉛色の海から振り返れば、一面笹に覆われた(寒さと風で木が育たないらしい)寒々とした丘と、さびしげな数件の商店。
なんというか、つくづく北の地なのであった。
宗谷岬から雄武町に向かい、ひたすらオホーツク海沿いを進む。
隆起地形なのか海岸近くからぐっと切り立った斜面とその上の平坦性の高い尾根が新潟や単語半島を思い出させる。
ともかく寒々とし、荒涼とした光景が続く。つくづくオホーツクなのだ。
何やら白い山が。これは全部ホタテの貝殻である。ホタテが漁業の主産業だとは聞いていたが、この山にはたまげた。今は稚貝を育てて海に撒き、そして収穫する、育てる漁業になっているのだという。
途中、クッチャロ湖(ややこしいが屈斜路湖ではない)に立ち寄る。白鳥がまだたくさんいた。パンを買って投げてやるとどわーっと寄ってきて取り合っていた。
午後4時前、雄武町市街地を通過した先にあるホテル日の出岬に到着。ここは2年前の10月に来て、大変気に入ったホテルだ。また行きたいなあと思っていたのだが、あんがい早く実現した。
この日の出岬を望む光景がなんとも好きなのです。
ホテルには知床世界遺産さんも来てくれていた。
エレベーターのところに明日の日の出が掲示されていた。午前4時18分だそうです。*o*
部屋に入り、メールと1時間ほど格闘したあと、お楽しみの温泉へ。内湯も露天風呂も広くてしっかりしょっぱくて実にあったまるのだ。今日は寒かったしなあ…
そして風呂上がり、お楽しみの夕食!
毛ガニ。流氷が消えたあとの毛ガニは味が濃い。 特に味噌が絶品。ズワイガニとはまた違ってうまい。 |
つぶ貝、ほっき貝、ホタテ、魚の刺身。 貝がうまい、海が豊かな所なのです。 |
たこしゃぶ。弾力があって柔らかくて絶品。 |
寒さといい、吹き付ける風といい、空と海の色といい、そして海の幸といい、つくづくオホーツクだなあと体の芯から思う1日であった。
この日本列島グルメ飲んだくれ旅のブログ。
返信削除体に毒です(*_*;
それは冗談として、風邪ひかないように(@^^)/~~~
小浜の魚も負けずにうまいよ。また一緒に飲もっか。^^
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