2017年5月16日火曜日

一気に四国へ

北海道から一気に四国に移動である。四国に備えてジャケットは薄手、上に羽織るのもダウンではなく薄手のパーカーとあって、さぞ寒かろうと外に出たが思ったほどではない。

気温は13度ほどらしい。朝風呂に入ったので体も温かく、薄手のジャケットだけでがしがし歩いて札幌駅へ、すぐにエアポートで新千歳空港へ。
空港売店で最近話題だという「おもっちーず」を買い、ついでに冷凍ラム肉も買って宅急便で送った。

千歳空港は雨である。やはり私が去ってしまうと雨なのか。そういえば今回の旅では持参の折りたたみ傘を一度も使っていない。

分厚い雲の上に出た。伊丹空港まで2時間、ちょうどいい仕事タイムである。

なんと最近のJALは機内でWiFiが使えるというので、早速申し込みをしてみた。

おー、つながった。普通にネットにつながるので、機内からメールを送受信もできる。実際、何件かメールのやりとりをしてみた。便利になったもんだなあ。

やがて雲のない地域にやってきた。向こうに見えるのは新潟平野、手前が佐渡島である。

富山平野らしきところ。これはどのあたりかなあ。よくわからん。

若狭湾にやってきた。右下から左上に伸びる谷が小浜平野(熊川断層)、左下から右上に伸びる谷が三方平野(三方断層)で、この2本の断層と海に囲まれた三角形のエリアが三遠三角地、断層で区画された沈降ブロックである。

小浜平野がまっすぐ奥に伸びていき、その向こうに琵琶湖がある。朽木街道を通る鯖街道のルート。そして手前を右の方にうねうねと伸びていく谷が南川で西の鯖街道。真ん中の山の中をショートカットしていくのが針畑越えの鯖街道。上根来を通るルートですね。
そういうこととか熊川断層のこととか、この谷沿いのあちこちで発見されている古墳とか、そんなことを考えながらこういう光景を見ていると、本当に想像力がかき立てられる。そういう意味で地形とか地質とか歴史とかいったものの知識を仕入れておくことは幸せを味わえることでもある。

飛行機は南川をさかのぼるかのようなルートを飛んだ。右の谷が南川、左がその支流の田村川。女房の学校はこの田村川沿いなので、写真を撮ってメールで「今、真上」と送った。ただの嬉しがりの子どもやんか。^o^;

大阪に到着。曇りではあるが、気温21度。北海道とはやっぱりぜんぜん違う。パーカーをバッグの奥底にしまいこみ、ジャケットも手に持ってカッターシャツでモノレール、北急と乗り継いで新大阪へ。そして新幹線で岡山へ。このへんで疲れが出てきて少しイネムリ。
岡山からは特急「南風」に乗り継いで四国へわたる。うーむ、さすがに頭も疲れてきたし目がしょぼしょぼしてきた。


なんとなく予感はしていたのだが、南風はアンパンマン列車であった。疲れたなあと思いつつ歩いてきてこの列車が目の前に現れると、ちょっと膝がくだけそうになったりする。

こんな光景の広がる車内で「みなさん!こんにちは!ぼくアンパンマンです!」と爽やかな正義の声でアナウンスが流れてきてもおじさんはツライのよ。
多度津でローカル線に乗り換え、小さな駅で下車。企業セミナーのために来たのだが、今日はその会社の方々と夕食。なぜか今日は膨満感があって、ビール2杯でおなかいっぱいになってしまい、せっかくの食べ物を少し残した。申し訳ない。
でもワリカンにしてくれたのは嬉しかった。お客さんになるのはあまり得意じゃないのよ。
家族経営的な小さなホテルで宿泊。ランドリーもなし。冷蔵庫もなし。WiFiって何ですか状態。でもたまにはこういうホテルもいい。
久々にユニットバスに入って、先週読みかけてずっと放ったらかしになっていた電子ブックの本を読んだ。これはこれで落ち着くのだ。

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