2017年3月12日日曜日

福井県?

昨日の昼下がり。
さすがに尻に火がついてセミナーテキストなどをがんばって作っていたら、見知らぬ番号からケータイに着信があったので出ると、某新聞(全国紙)の世論調査であった。
政権支持その他政治や社会に関する最近のテーマに関する質問がずっと続いていたが、いきなり「タバコの質問です」などと方向ががらりと変わったりして、やや焦りながらも2~3分。
最後に年齢などを聞かれたあと、
「お住いの都道府県は?」
「福井県です」
「福井県?福井県…ですね…すいません、ちょっとお待ち下さい…福井県…福井県ですよね…福井県…」
みつからないようである。
よくあることだ。
旅先で土産を送ろうとしても、
「福井県です」
と言うと、県別の運賃がかかれたボードの上をあちこち探し回ることがよくある。地方別に並んでいるのだが、そもそもどこに福井県があるのかわからないようだ。
そんなだから、店員さんがボードの上で迷い始めるとすかさず「北陸です」と言うようにしているのだが、今度は北陸がどのあたりかわからない人もいる。
下手をすると福島県や福岡県と間違われそうになったりする。特に東日本に行くとよくある現象で、「福」といえば福島と福岡しかインプットされていないようだ。
でも今日のオペレーターは福井県という県名が初耳だったようだ。最初の「福井県?」は「そんな県あったっけ?」「聞いたことないぞ」という反応だった。
とうとう最後は
「福井県…はい、フクイケンですね」
であった。あの口調はカタカナでメモしたと思う。
鳥取と島根の東西がわからない人がよくいるが、あれは場所がわからないのだからまだいい。存在がわからない福井県っていったい…T_T

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