2014年3月25日火曜日

工作おじさん

ひとまず帰ってきたけれど、小浜には3日しかいないので、今のうちにいろんなことをやっておかねばならない。
NPOのほうの年度末報告なども山積みなのだが、小浜にいないとできないことを優先しようということで、VP13mmの塩ビ管と粘土式のパテ、φ10mmの木の丸棒を買い込んできた。その他の準備物は塩ビカッター、電動ドリル、2mmのドリルビット、リーマーである。
何をするかというと、祭りの笛を作るのだ。
本当は竹を使うのだが、同じサイズがなかなかないのと、子どもはすぐ落として割るし、塩ビのほうが内部が平滑なので音が出やすいので、塩ビを使うことにした。

まずは塩ビ管を37cmに切る。塩ビカッターを使うと簡単だ。
次に穴の型紙をあてて指穴・歌口の輪郭をペンで書き、これに合わせて2mmドリルで下穴を開ける。
そしてその穴をリーマーで広げ、ナイフでバリを取って指穴と歌口にする。
今日は夜2時間ほど作業して、とりあえず20本の穴を開けるところまでやった。
あと2日で仕上げるのはちょっと無理だなあ。明後日は飲み会もあるし。まあできるところまでやっておこう。

このあと、歌口から頭のほうに1mmほど行ったところをパテで詰める。これで笛の基本構造は出来上がりだ。
そしてパテのさらに頭のほうに適当に切った丸棒を詰め、さらにこれをパテで埋める。全部パテだけで埋めると重いので丸棒を挟み込むわけだ。
次に内部を赤いスプレーペンキで塗る。笛の中は赤いからね。
あとは60番くらいの粗目の布ヤスリで縦方向にごしごしこすると、木目のようなヘアライン加工のような筋がついて、ペンキも乗りやすくなる。
ここまでを4月のセミナーツアーに出るまでにやっておかねばならない。

後は、笛をやりたい子どもはマイ笛を選び、好きな色で水性ペンキで塗る。笛というと黒とか赤(朱色)が多いけど、何色でもいい。過去には白、黄、水色、青、金色、銀色、ピンク、オレンジなどがあった。^o^;
そして最後に水糸(蛍光色の水糸もある)を瞬間接着剤でくっつけながら巻いて、それを好きな色に塗れば、笛の完成である。
さらに笛の頭にはヒートンをねじ込み、ここにストラップもつけられるようにしてある。
もはや祭りの笛としてはどうなのという感じだけれど、楽しければOKだ。

結果、こうなる。色とりどりの笛が並ぶ。これは5年ほど前で、このときの笛は全部篠竹を使って私が作ったものだ。凝り性なんですよ。^^;

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