2014年3月5日水曜日

雪室レポートその1

東日本では例年にない降雪量だったらしいが、こちらは例年以上に雪の少ない冬だった。日本に降る雪の総量が決まっているのか?
おかげで例年なら3月中旬までとても行くことのできない上根来畜産団地跡にフツーに行くことができるので、雪室の様子を見に行った。
雪の変化を追いかけようと思って、定点観測用に撮影ポイントを2アングル分決めてあるので、写真で比較してみよう。雪室を作った2月2日と、見に行った3月1日である。27日経過しているわけだ。

まずはアングル①の写真。これは2月2日。ブルーシートの裾から雪がはみ出している。

同じアングルの3月1日。ブルーシートからはみ出した雪はなくなり、天端高さも少し低くなっている。

雪山を真正面から見たアングル②で、これは2月2日。ブルーシートを固定する丸太の下に数10cmの厚さで雪がある。また天端の向こうは壁の一番上の横アングルが隠れて見えない。

同じアングルで3月1日。丸太の下の雪は全部なくなり、天端の向こうの一番上のアングルが見えている。全体に1割ほど小さくなったかなという感じだ。

ただし残っている雪はカンカンに硬くて、剣先スコップでも歯が立たない感じだ。
こうしてみると、ブルーシートとその下の断熱シートの効果がよくわかる。今回はコンクリートの上に雪を直に敷きならしたが、ここにも断熱材が必要だったかなと思う。ネットで見ると杉の枝などを重ねているようだし、大野市では畳を敷いたらしい。
また断熱シートも今回は完全に覆いつくすところまで気を付けなかったが、これももっとしっかり覆い、できれば2重にしたほうがよかったのかもしれない。藁や菰があるともっといいのだろうが。

ともかく第1回オープンは12日と決まった。楽しみである。
しかしこのネタはマスコミ的に受けがいいようで、チャンネルO(地元ケーブルTV)は単なる取材でなく特集を組んでくれるようだし、FBCラジオからもオファーが来た。
とにかく上根来というところがあって、そこの(元)住民のみんなが今でも強くつながっていろんな活動をしていることが知られていくのはいいことだ。

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