2015年1月13日火曜日

気を抜く時間も大切

先日、久々に日経コンストラクションの取材を受けた。いつも試験合格対策的な記事なんだけど。
だいたい1ページあるかないかの分量だと思う(前回掲載された記事は実はあまりよく読んでいない^^;)のだが、そのためだけに東京から電車を乗り継いで小浜までやってきて、取材が終わったらトンボ帰り、小浜滞在2時間ちょっとである。
すげえなあと思う。
私だったら「せっかくこんな遠くに来たんだから、ここは一泊して地元の旬の食材でも食べて地酒でも…」なんて思うところで、実際そういう生活をしている。^^;
だからこんな遠くまで来て私の与太話を聞いてトンボ帰りなんてのを目の当たりにすると、なんだか気の毒になってくるというか悪いことをしたような気になってきて、「これだったらskype面談を提案したほうがよかったかなあ、悪いことをしたなあ」などと思ってしまう。
せめて行き帰りの車中でつかの間の旅情を楽しんでくれるんだろうかと思ったりもするけれど、考えてみれば私だってセミナーツアー中の移動は車窓の風景など目もくれずにひたすらパソコンと格闘していたりするから、彼もきっとボイスレコーダー再生しながら原稿書きに夢中になりつつ帰るんだろうなと思う。それが効率的だものね。

忙しい中、時間に追われる中で生活していると、とにかく効率的にと思う。
それは決して悪いことではなくて、それがあるからこそ「ほっと一息つく時間」が生きてくるんだろうなと思う。人間だから、どこかでほっとしないと壊れてしまうものね。
私の場合は、仲間と飲んでいるときとか一人居酒屋をしているときかな。一人居酒屋の片隅で遠い目をして板さんが働いてるのを見ながら猪口を持ったままぼーっとしているのが好きだ。ああ、こんなこと書いたらまたやりたくなってきてしまった。
あとは、1分とか2分とか、細切れで気を抜く(ぼーっとする)時間を入れるのがけっこう得意だから、そのときかな。
ああ、風呂も大事な息抜きの時間だ。息抜きには大きな風呂がいい。

面白いもので、休むという点では睡眠に勝るものはないと思うのだけれど、ぼーっとしている時間も大事な時間で、下手をすると「寝るのがもったいない」と思っちゃったりするんですね。
特に私は夜型だから、明日は何時まで寝ててもいいんだなんてときには3時くらいまで平気で起きていたりする。そして翌日は朝寝に朝湯である。朝酒をやらないだけまだいいけど。

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