「近畿中心市街地活性化ネットワーク研究会」が小浜で開催され、事例発表者の一人として、まちづくりとNPOの関わりについてパワポを使って少し話をした。
ボランティアのインセンティブのことやら経済効果のこと、さらに新しい公共のことなど、例によって漫談だったのだが、こういう資料をまとめていると自分自身の考えもまとまるので非常にありがたい。
今回資料をまとめながら「あれ、こうなんじゃないのかな?」と思ったこと。
行政にはNPOに「やってほしいこと」がある。
NPOには「やりたいこと」がある。(注:「NPO」は広義のNPO)
行政がNPOに対して「行政がやってほしいこと」を、「NPOがやりたいこと」に配慮せず要請しても効果は薄い。断られるか、やってくれても義務感でやるので効果が上がらない。
逆にNPOが行政に対して「NPOがやりたいこと」を、「行政がやってほしいこと」を無視して提案したり補助金要求しても効果は薄い。
「行政がやってほしいこと」と「NPOがやりたいこと」を重ね合わせる作業、もしくは努力。それが必要なんだろうな。
そしてそれは、「何が市民のためになるか」という視点を共通で持てば、自然と一致してくるのではなかろうか。
まあそれはそれとして、そのあとまち見学とワークショップ、そして懇親会と続き、帰宅したらまたしても真夜中だった。明日は早朝から上根来なのに。ToT
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