2015年8月24日月曜日

鹿児島県って火山県

台風15号が九州にどんどん接近していて心配ないっぽうで、桜島の大規模噴火の危険性が低くなってきたとのことで、こちらはよかったなあと思う。でもまだ警戒レベル4のままだ。

気象庁の「各火山のリーフレットと現在の噴火警戒レベル」をみると、現時点で警戒レベル2以上の火山は、

レベル5(避難)…口之永良部島
レベル4(避難準備)…桜島
レベル3(入山規制)…箱根山
レベル2(火口周辺規制)…雌阿寒岳、吾妻山、浅間山、草津白根山、御嶽山、阿蘇山、霧島山(新燃岳)、諏訪之瀬島

となっている。全部で11、レベル2は8つある。
トップ2が鹿児島県というのもすごい。レベル5の口之永良部島とレベル4の桜島、そしてレベル2の諏訪之瀬島も鹿児島県だし、新燃岳も宮崎県との県境にあるから、まさに火山県だ。
仮にレベルごとに点数をつけて県別ランキングを作ると以下のようになる。(警戒対象火口が堅強にある場合は0.5ずつ割り振り)

鹿児島県14:(レベル5×1、レベル4×1、レベル2×1.5、レベル1×2)
北海道:6(レベル2×1、レベル1×4)
福島県:5(レベル2×1、レベル1×3)
群馬県:4(レベル2×2)
神奈川県:3(レベル3×1)
秋田県:2(レベル1×2)
東京都:2(レベル1×2)
熊本県:2(レベル2×1)
長野県:1.5(レベル2×0.5、レベル1×0.5)
岐阜県:1.5(レベル2×0.5、レベル1×0.5)
静岡県:1.5(レベル1×1、レベル1×0.5)
岩手県:1(レベル1×1)
新潟県:1(レベル1×1)
大分県:1(レベル1×1)
長崎県:1(レベル1×1)
宮崎県:1(レベル2×0.5)
山梨県:0.5(レベル1×0.5)

もうダントツで鹿児島県がトップなわけですね。

ところで、このレベル1以上の火山の中で私はどれを見たり行ったりしたことがあるのかなあと思うと、はなはだ少ないことに気がついた。
しっかり写真も撮ってあるのは、桜島、阿蘇山、雲仙岳の3つ、そしてまあ誰でも撮っているはずの富士山だけだ。

桜島。2012年。噴煙が上がっているし、音も時々聞こえた。
阿蘇山。2014年。中岳から噴煙が上がっている。
雲仙普賢岳をバックに立つサムライブルー龍馬像(笑)。2012年。
まあつまり九州の3つだけだ。富士山はまあ当然として、これを入れて4つ。
雌阿寒岳は知床さんと一緒に何度か見ている気がするけれど、アルバムの写真を見直してみると、これと自信を持って言えるものがない。今度はっきり聞いておこう。
磐梯山や安達太良山、岩手山はきっと新幹線から見ていると思うし、これじゃないかなと思う写真もあるのだけれど、確証がない。磐梯山は6月にすぐ近くまで行ったのだけれど、天気が悪くてぜんぜん見えなかった。ToT
箱根山は中学生のときに修学旅行で大涌谷に行ったきり。
大島は見たことがあるようなないような。
御嶽山は瀬戸少年院に見学に行ったときにチラリと見た覚えがあるが写真は撮ってない。

でも、SUKIYAKI塾知床ツアーでよく行くアトサヌプリ(硫黄山)はあんなに蒸気が出てるけど噴火警戒対象外火山だし、知床硫黄山も温泉の滝があったりする(らしい)けど対象外だ。
ああ、そういえば西之島も活動中で元の面積の12倍になったらしいけど対象外だ。人が住んでないからだろう。

2014年11月、SUKIYAKI塾全国大会前の知床ツアーにて。
なお、近畿地方・四国地方には噴火警戒レベル対象火山、噴火警戒レベル対象外火山ともない。福井県にもない。
火山が近くにある地域は濁り湯とか、クセのある温泉が多いんだよね。それも行ってみたいなあ。

2 件のコメント:

  1. 少し長くなりますが、小職は火山男で、行く処ことごとく噴火しています。
    その昔、雲仙小浜温泉に行った半年後の普賢岳が噴火
    15年前、北海道大沼湖に行ったときは、駒ヶ岳
    5年前、霧島高千穂の峰に登ったあとに、新燃岳
    2年前、屋久島に行ったあと、口永良部岳
    昨年も木曽御嶽に行きましたし、今年も鹿児島に帰省したから桜島が噴火しそうです。

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  2. 火山男って…雨男よりかなり迷惑度高いですね。^^;

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