広島の土石流災害から1年たった。
広島の土石流のように「土木の敗北」と思って心に刻むべき出来事はたくさんある。笹子トンネルなんかもそうだし、東日本大震災の津波もそうだ。
私は水害・土砂災害が、それで命を落とした人たち、特に女性や子どもに関するニュースとともに心に残っている。佐用町の水害では避難中に亡くなった高校生がいたし、紀伊水害では結婚を間近にした女性が亡くなった。
お盆が過ぎ、台風がやってくるシーズン。一昨年は小浜でも水害が発生して、私は災害ボランティアセンターで夢中の日々を過ごした。
長年暮らしてきた地元だから、どんなところが異常出水の時に注意しなければならないかはざっくりわかっているつもりだ。だからこそ、どうか無事にと思う。
我々はけっこう紙一重の中で暮らしているのかもしれない。
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