2011年1月14日金曜日

観光まちづくりの方向

夜、観光局の方向性に関する会議。
小浜は歴史文化ひとつとっても、様々な時代の文化財が多層的に残っている。
また自然素材も悪くない。
そしてNHK連ドラ「ちりとてちん」、オバマフィーバー、そして今回の大河ドラマ(浅井3姉妹の次女・お初とその夫・京極高次の墓所がある)など話題にも恵まれているほうだ。
しかしそれゆえに、
「こんなことをしたらどうだろう」
とか
「これを何とかしないいけないんじゃないか」
と思うようなものがいっぱいあって、結果的に全部中途半端だったり有機的な結びつきのない単発的な対応やイベントばかりになってしまいがちだ。
だから、一度まとめて整理してみることはいいことなのではないかと思う。
今回はマインドマップを使ってみたが、会議室でメンバーが読めるくらいの字を書くと、マインドマップはあっという間にホワイトボードからはみ出てしまう。
しかたがないのでPC上で細かいところはどんどん付け足していった。ちなみに私が使っているのはMindMapperである。

マインドマップは色などにもけっこう凝って、くにゃくにゃっとした感じに仕上げるのがいいようだが、私はそういうことにはあまり関心がなくて、とにかく頭の中のもやもやをある程度整理するためにしかマインドマップを使わない。
そのためどんどん書き込んでいくから手書きだと字が汚くて、後で読めないこともしばしばである。
そのうえ、抜け落ちがあっても気にせず、分類にもあまり気を使わず、あとでいくらでもまとめなおしたらいいじゃん的考えなので、手書きだと修正につぐ修正で非常に汚いものになってしまう。
ということで、MindMapperのような可変性の高いソフトを使わないとマインドマップはあまりうまくできないのだ。
そもそもこれがマインドマップかどうかも怪しい(なぜなら私はマインドマップをきちんと理解していない。見たことがあるというだけで自己流に使っている)のだが、まあ目的に合致したツールがあればそれでいいだろうといいかげんに考えて使っている。

それはどうでもいいのだが、これまでも「意識を共有して、問題点ややるべきことを整理して、選択と集中でやっていこう」ということは何度も言われていたし言っていたのだが、それをきちんとやろうという「踏み出し」ができたのはすごく意義があったんじゃないかなと思う。
危機感をもって真剣に取り組むこと。
中途半端に形だけで終わらずきちんとやり遂げること。
トレンドをちゃんと把握すること。
明日の視点と10年先の視点を持つこと。
言うだけじゃなくて実行すること。
むずかしいもんだねえ。

2 件のコメント:

  1. ベッコ王子2011年1月16日 4:19

    小生がはじめて小浜を訪れて魅力を感じたのは、マインドマップで言うと「観光資源~体験~海~釣り」でしたね。
    豊富な漁場と、多くの仕立て船を有する釣り民宿ですね。
    そこには、豊かな魚を中心とした食文化もありますし、佐藤利一船長のような面白くて温かい若狭人もおられることから、以前から小浜ファンになっています。

    返信削除
  2. ありがとうございます。ぜひこれからも小浜をよろしくお願いします。
    今度いらしたときはぜひ飲みましょう!

    返信削除