2019年10月8日火曜日

ハカに思う

ラグビーW杯で盛り上がっている。
特に人気はやはりニュージーランドのオールブラックスなのだが、彼らをTVで見るたびに思い出すのがトレーシーとビルである。
かつて小浜市は、最初はオーストラリア、次いでニュージーランドの小学校と交流をしていた。もともとは小浜市の中学生がホームステイでお世話になったのがきっかけらしいが、ともかく足かけ10年ほども受け入れが続いていたのではなかろうか。
そういう中、2012年にニュージーランドから来た引率の教諭であるトレーシーを我が家に迎え入れ、5日ほどステイしてもらった。NZの料理を作ってくれたりカラオケに行ったりした。ビル(校長先生)はマオリ出身で、小浜小学校の生徒にハカを披露したりしていた。
2年後の2014年にもう一度ステイしてもらったのだが、その年が交流の最終年だった。
涙の別れの中で、トレーシーだったかビルだったか思い出せないが、「2019年には日本でラグビーのワールドカップがあるから、そのときに会いましょう」と言ったのを覚えている。
彼らには大変申し訳ないのだが、2019年ワールドカップ自体を知らなかったので、何のことを言っているのか正直わからず、あいまいに微笑んで返事して、「とにかくまた会おう」と言って別れた。

あれから5年、W杯は開催された。ビルが小学生の前で披露してくれたハカは、日本人の間で一気にメジャーになった。
ビルとまた歌いたいなあ。
トレーシーはどうしているだろう。2回目に我が家に来たとき、プライベート面でも仕事面でも大きく方向転換するタイミングだった。
トレーシーにまた会いたいなあ。タウポに行きたいなあ。

迫力満点のハカをTVで見ながら、本気でニュージーランドに行きたくなってきた私なのでありました。

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