2024年10月19日土曜日

祈りなさい

起きたら雨だった。自他共に認める雨男だが、最近は傘を使ったことがほとんどないくらいの晴れ男だったのになあ。ともかく傘を差して函館駅へ。

昨夜の〆のラーメンが影響してあまり腹が減ってない(このへんがトシだなあ)ので、函館駅のタリーズでタマゴサンドの朝食。すると雨が止んできた。うむ、我が力は建材なり。

ともあれまずは函館観光。ということで、五稜郭タワー。おそらく以前に来たときより新しく高くなっている。

タワーに登るのは後回しにして、奉行所を見学。五稜郭はゴールデンカムイ人気でけっこうな人手らしい。

タワーに登って五稜郭を見下ろす。幾何学的平面形状で平たい「城」は本当に斬新だったろうな。それを導入して実際に作ったのだから、当時の人たちのフロンティア精神、「これまで」にこだわらない自由な心は見習いたいなあ。

箱館山に登る。最初のうちはガスっていたが、寒さをこらえつつ見ているうちにクリアになった。このまま夜までいれば夜景が確実に見えるのだが、さすがにやめて山を下りる。

元町散策。協会があちこちにあるのだが、どうもこのカトリックとプロテスタントってのが私にはピンとこなくて、なんとも。

昼食はラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー。さらにポテトにチーズとソースがぶっかかっている恐怖のカロリー攻撃。でも世の中にはこのセットにオムライスをプラスするフードファイターもいるのだ。誰だか知らないけど。

トラピスチヌ修道院。心清らかな淑女の館である。

ふと見れば、頭を垂れて祈る人が。あばれる君かと思ったらSUKIYAKI塾北海道総長であった。祈りなさい。

そしてトラピスト修道院。心清らかな紳士の館である。ここでも我があばれる君総長は祈っていた。

そして閉ざされた入口で懺悔する体格ブラザーズ知床世界遺産さん。
「私は今日の昼、チャイニーズバーガーセットだけでなくオムライスまで食べてしまいました。」
「祈りなさい。」
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この後、彼が水びたしになったことは言うまでもない。ついでに頭の上からタライも落ちてきた。
そして最終目的地の木古内へ。soto吉さんが出迎えてくれた。彼とはずっと講師と受講生の中だったが、講師に仲間入りしてくれて嬉しいばかりだ。
まずは小学校跡を利用した資料館へ。咸臨丸のこと、江差線のこと、そして何より寒中みそぎのこと、大変に勉強になった。協会を巡って清らかになった上に勉強もして、我々はどこまでキレイになるのであろうか。知床さんが煙となって消えてしまわないことを祈るばかりである。祈りなさい。

夕食はイタリアン。お品書き付き。さらにカトラリーも。2日間フリーダム満喫中のSUKIYAKI塾おじさんたちは戸惑いつつも、使い慣れぬカトラリーを手に、しかしほんの5分後にはビールを飲んでご機嫌になってわいわいと食事を楽しんだのでした。

今回最後の集合写真。みんな、満喫したよね。soto吉さん、ありがとね。
ヴォルクさん、こんな素晴らしい旅の段取りをありがとう。B地区が目立っててもいいんだよ。

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