2021年7月12日月曜日

頑張れコウノトリ

ちょっと早めの時間に海岸通りを徘徊。これから暑くなってくるから、早朝徘徊が増えるかもしれない。

土曜日に若者たちが掃除していたバンガロー的なところはテーブルとテントが設置されてやる気満々である。夏を満喫する若い人たちであふれる場になるといいな。

この滑り台はどうするのだろうと思っていたところにプールができて水が張られていた。子供達が孫を連れて夏に帰って来てここで矯正をあげるのは来年だろうか。楽しみである。

まだ梅雨が明けきっていなくて、風景の中に湿度が見て取れる。実際今日も午前中にまとまった雨が降って、せっかく再開した我が家の外壁塗装が中断していた。

午後、美郷小学校に望遠鏡持って行った。巣立ち間近なコウノトリの人工巣を子どもたちが観察したいということで、10年以上前の日食の時に市民から寄付してもらった望遠鏡がついに日の目を見た。

T=910mmの屈折望遠鏡に12.5mm接眼レンズを組み合わせてみた。これは接眼レンズにスマホのカメラをくっつけて撮った写真だが、ちょうど一羽が羽ばたいて50cmほど飛び上がっていた。うーむ、巣立ちは間近だ。

一番短焦点のオルソ6mmにしてみた。910mm÷6mm=152倍である。
雛が2羽しかいないように見えるが、左側の一羽の向こうにちょうどもう一羽が重なっている。三羽とも元気に育ってほしいものだ。
そして私の密かな願いを言うなら、こういった経験を通して一人でも二人でもいいから科学に興味を持ってほしい。理科が好きな子供が増えると本当にいいなと思う。 
世の中にはいろんな不思議なことがあって、ところが科学でそれを解き明かすと不思議でもなんでもなく、ちゃんと理屈が通った必然の世界がそこに広がっているのである。世界がパッと広がって一度にモヤが晴れたような、そういう感動を一度味わうと結構病み付きになるのですよ。

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