昨日の午後のことである。企業のWeb講義をやっている最中に繰り返し電話が入った。休憩時間に連絡してみると、上根来の与左衛門を明日利用したいという外国人が観光案内所に来ているという。
与左衛門は雪囲いをしてブレーカーを落とし、さらに水も抜いてある。
とりあえず電話で話して、もしかすると水道管破裂その他の問題があるかもしれないことを条件に受入れることにして、夕方から急遽上根来へ。
ブレーカーを入れ、上水(といっても谷水だが)のバルブを開け、タンクに水を溜める。配管が破裂しているといけないのでポンプは切っておく。
そして今日、午前中あれこれ用を済ませ、昼前に再び上根来へ。鵜ノ瀬で利用予定のヘルマンさんに会って道案内をして与左衛門へ。
とりあえず雪囲いを外す。例年は横木が雪の重みでビスの頭が飛んでしまって落ちているものが多いのだが、今年はほとんど破損していない。ちょっと知恵を絞った効果が出ているな。
それはいいのだが、配管の破損が多数。水のほうはいいのだが、給湯器からのお湯が外配管の外れ2箇所、風呂のシャワーとキッチンのカランが破損。大損害である。考えてみれば水のほうはきちんと水抜きしてあったが、給湯器のほうは別配管だということを忘れていた。
何年もやっているのにダメだなあ。
あれこれやっているとヘルマンさん到着。バスタブ以外はお湯が使えないことを謝罪してご利用いただいた。
東京にずいぶん長く住んでいて、東京から大阪まで少しずつ歩いて踏破したらしい。すげえなあ。そういう人に今回鯖街道を選んでいただいたことは光栄なのだが、以前から時々外国から鯖街道を歩きに来る人がいて、「Youは何しに鯖街道へ?」と聞きたくなる。
ヘルマンさん、明日の宿を決めていないというか探してもいないようで、GoogleMapで探しまくってようやく宿を確保。無事に京都まで行けますように。
私とあまり変わらない年のようだけれど、けっこう無鉄砲な旅を楽しんでいるようで、ある意味うらやましかった。
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