2020年10月15日木曜日

シイの実

いつも行く海岸通りのマテバシイがほぼ落ちたので、それならスダジイも落ちているはずだと拾いにいった。

小浜神社の境内には最近では祭りのときにしか入らなくなっているが、小学生のころはいい遊び場だった。本殿の左右に大きなスダジイの木があって、向かって左側の「嘉門の井戸」横のスダジイは実が大きい。右側の「八助稲荷」横のスダジイは数は多いが実が小さい。今日は嘉門の井戸側へ。いつも掃除が行き届いているので、今日か昨日くらいに落ちた実だけが拾える。

まずは実を水を張ったボウルに入れる。虫食いの実は浮くので取り除く。

これをフライパンで乾煎りする。このカラカラという音を聞くと子ども時代を思い出す。

こんな感じで実に割れ目が入ってくる。割れ目の中からのぞく実がほんの少し黄色くなったら終了。

皿に入れて、あとはポリポリと食べるのみである。デンプンなので、食べていると唾液と混じってほのかに甘くなってくる。子どものころは拾っては生のままでかじりながら遊んだものだった。生のままだと甘みも少ないし粉っぽいのだけどね。でもそれが十分なおやつだったなあ。

シイの実を煎るカラカラいう音を聞いていたら、ギンナンが食べたくなってきた。まさに今が収穫期だから、そろそろ売ってるだろうな。あれをカラカラ煎って(面倒なときは封筒に入れてレンチンして)塩を付けて食べると日本酒に合うんだ。^o^

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