夕方を過ぎてからTシャツ1枚で外に出ると、ちょっと肌寒さを感じることもあるようになった。
ずいぶん涼しくなったものだが、まだ日中は暑く、ちょっと外で作業をするとかなり汗をかく。
夜、PC部屋で添削をしていたら、蚊が腕を刺しやがった。もう9月も半ば近いと油断していたが、まだいるのだな。
秋まで生き残されている蚊を哀蚊と言うのじゃ。蚊燻は焚かぬもの。不憫の故にな。
太宰であったか。でも「哀蚊」というにはまだまだ元気でいやがる。
夏のはじめにノーマットの60日持続版をセットしたはずだが…と見るともうリキッドはカラになっている。そうか、2ヶ月だものな。7月のはじめにセットすれば9月にはもうなくなって当然だ。
かといって今から60日追加セットするのはもったいない。たぶんそのまま忘れて10月いっぱいまで無駄にリキッドを使ってしまう。
そうだ、30日リキッドならよかろうと近所のマーケットに買いに行ったのだが、30日リキッドなどもう買う人もいないのか売っていない。
困ったなあと見ていると、面白いものがあった。
「蚊のいなくなるスプレー」という。これをシュッっと一吹きすると微粒子が天井や壁にくっついて、そこに止まった蚊が死ぬというものらしい。一吹きで部屋全体に広がること、1日1回のスプレーで130日分あるという。
本当かよと思いつつ買ってみた。980円(税込み1,085円)也。
早速シュッとやってみた。実際に頭をぐっと押してみると、押している間持続的にスプレーが出るわけではなく、シュッと一吹き分しか出ないようになっている。
で、効果はあったのか?そんなことわからない。1日1回、1回あたり12時間持続とのことだが、これって初回から効果があるのだろうか。
まあそれはともかく、寝室やPC部屋、リビングなどに60日蚊取りをセットして過ごした夏、確かに蚊に刺されて夜中に目が覚めた記憶はない。
外で作業した時、特に竹やぶで作業した時はずいぶん蚊に刺されたし、バーベキューや流しそうめんのときもそれなりに刺されたように思うが、それはまあ当然なのであまり記憶にはない。なんといっても嫌なのは夜中に手や足の指などを刺されて痒くて(あるいは痛痒くて)眠れないことなのだが、そちらは記憶にない夏だった。
小さい頃は蚊帳を吊った中で寝た。蚊帳のまわりに2つも3つも蚊取り線香を炊いて、煙いなあと思いながら寝たものだが、それでも蚊の野郎どもは蚊帳のわずかな隙間をうまく探り当てては入ってきて刺した。人間がむせるほど煙い中を、蚊も大したものである。
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