2012年1月7日土曜日

重たい日曜日

昨夜はよしきと「浜照」へ行った。小浜の地酒や小浜の魚というものには全然こだわらず、日本ワイドでうまい酒とうまい肴を集めている。
これがメニューです
8日が成人式なので昨夜(金曜の夜)は若い子が居酒屋に多いだろうということで、そういう「お子ちゃま」が来ない店を選んで、うまい肴で日本酒をしこたま飲んだ。
前夜の寝不足もあったのか、帰りのタクシーでは珍しく寝こけてしまい、よしきがいつ降りたのかも覚えていないという体たらくだった。おじさんもう無理きかんのよ。

少々頭が重たく遅い起床。うすら寒い朝だ。明日は県立図書館のライフアカデミーでボランティアのことを何やらほざく予定になっているので、そのパワポを作らねばならないし、本の執筆もせっぱつまってきているから仕事部屋にこもっていた。

年明けから冬型が続いている。天候の変化は冬型が強くなったり弱くなったりするだけで、それに伴って曇りになったり雨になったり雪になったりする。晴れにはほとんどならない。晴れても数時間で、あとはずっと太陽が見えない日が続く。
地面はずっと濡れた状態で、晴れても雪が解けるのでやっぱり濡れている。
そして寒い。
東京あたりだと耳がちぎれそうな木枯らしが吹くが、それに比べたらまだ寒くはない。外に洗濯物を干しても凍ったりはしないし、そもそも水たまりが凍るなんてことは滅多になく、霜柱などまずもって見ることはない。だけど日向も寒い。というか晴れていないから日向というものがない。
つまり東京に比べると寒さも暖かさも極端ではないけれど、ずーっと、そしてどこでも寒い。
湿ったじわーっとした寒さだ。日本海側・裏日本の冬である。小浜は北陸と山陰の中間くらいにあるからまだましだけど、それでもこの重たい寒さと重たい空は、外へ出かける気をくじく。
午後から買い物があったので少し外に出たけれど、車を降りて目的の建物まで急ぎ足である。空気が濡れているのか細かい氷雨が降っているのかわからないような天気、「歩く」とか「自転車に乗る」なんてことは苦行でしかない。

重たそうな空、どーんと湿った空気、じんわりした寒さ、いろんな保存食(冬は食卓が茶色くなる)、分厚い布団。そんな重たく暗い冬がずっと嫌いだったけれど、最近はけっこういとおしい。年を取ったのかもしれないが、結局この冬が自分の体に合っているのかもしれない。

2 件のコメント:

  1. カチナノリ2012年1月8日 21:41

    カチナノリです。そんなことでどうするの?モチベーション低下していませんか?私は、土曜日に最高潮すべくモチベーションの維持に必死です。高知は、快晴で今日も布団干しましたよ。軽い羽毛布団で寝ています。
     とは言っても、昨日は左手がしびれていて、注射してもらいましたけどーーーー。
     APECさん、お付き合いお願いしますね。

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  2. …いや、別にモチベーション低下はしてません。なんというかしみじみしてるだけで。^^;
    布団干せるなんて冬では考えられませんね。そんなことしたらじっとり重たくて寝られなくなります。そういう点はいいですね。じっとりしているのもそれはそれでしみじみといいんですけどね。

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