2011年11月16日水曜日

JALってなんじゃろ

今日も6時過ぎに起床して朝風呂を楽しむ。天候はますます怪しげとなり、みぞれや雪が断続的に降っている。

ホテル知床をチェックアウトし、知床世界遺産さんの車でウトロを後にした。
「まっすぐ道」。知床に来ると必ず見ている。

第一機品川橋梁。昭和前期の土木遺産だ。

斜里道の駅に展示されていたねぷた。
斜里は津軽藩が入植したことによる強度芸能。
濤沸湖。いつ見ても素晴らしい自然の広がり。
昼食はもはや恒例の「月」。「空腹を覚えることがない」知床の旅を締めくくるにふさわしいボリュームたっぷりの寿司の数々。
キンキ。あっさりめの脂が美味い。

タラバガニ内子。ルイベになっている。

カニ汁。やはり汁物がないとね。

炙りサーモンと穴子。
ウニ、イクラ、アジ、えんがわ。
腹一杯になって残った時間で昨年の5月以来の網走監獄へ。

雪が数センチつ持っている中を30分でバタバタと見学し、女満別空港へ。
天候には恵まれなかったけれど、それでも知床を満喫できたし、シカ事業や農場見学など、実り多い旅だった。
…ここまではよかったのだ。ここまでは。

空港で知床さんと別れ、手荷物預けの段取りでもたつく小浜群団とも別れて東京へ向かうJAL便の飛行機へ。
さあ、これで東京に到着したらすぐに移動し、また口頭試験セミナーの再開だ。気持ちを引き締める私であった…のだが…なんとエンジントラブルで飛び立てないという。ターミナルへ引き返すJAL機。1時間以上遅れたら模擬面接が危うい。

ターミナルに止まったまま飛行機の中で待たされる。「10分程度で終わる」などと機長は言ったが、結局欠航。
「はぁ?」
目が点になる。もうセミナーには間に合わない。それどころか今日中に東京に着くかどうかもわからない。とりあえず飛行機を降りて代替便手配等で1階のJALカウンターに行けという。
こういう時に声を荒げる者もなく、整然と移動するさすがの日本人。

カウンターの前どころか1階に続く階段の上まで長蛇の列。

結局30分以上並んだ。整然と並ぶ日本人。
東京へは20時すぎのJAL便があるという。羽田到着は22時を過ぎるではないか。今日中に着けるのはいいが、今から5時間も待つのか?
そこで試しにJAL便しかないのかと聞いたら18時過ぎのANA便に振り返られるという。
…だったら先に説明しろよ。またしても目が点になる。
…やっぱJALだめだ…

結局14:40発が18:25発に4時間近く遅れてしまい、今日の模擬面接はすべてキャンセル。受講生への本日キャンセルと代替措置相談の連絡、会場へのキャンセル料支払いの連絡、宿へのチェックイン遅れの連絡などでバタバタと過ごす。
JALが食事券をくれたのだが、当然この空港で使ってしまわなければならない。知床さんがなおきに冗談で「ほら、ラーメンもメニューにあるよ」と言っていたカフェレストランでラーメンを食べるこのわびしさよ。おのれJAL。

18:25をやや遅れてANA機出発。もうこの段階でグダグダに疲れていたのでほとんどウトウトしつつ羽田へ。モノレールから山手線と乗り継いで、21時半ごろようやく巣鴨についた。
もう今日はヘトヘトだが、今日のキャンセル処理、今後のセミナーの事務処理、RCCM臨時掲示板への対応などが山積みなので、ベッドに倒れこむわけにもいかず、気力でPCの前に座る。
さあ、もうひとふんばり。

5 件のコメント:

  1. もう笑うしかありませんね。フォッフォッフォ。
    来週の仙台は無事に行けますように・・・(>_<)。
    私のブログもご覧ください。内容が同じですが・・・・。

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  2. 雨でも食中毒でも飽きたらず、今度はエンジントラブルまで起こしましたか、おそるべし(^^)

    って冗談はさておき、ただでさえいっぱいいっぱいの中、大変でしたね。受講生も生活かかっている人が多いでしょうから、ハンパな対応できないですしね・・・。

    お体にご自愛を・・・。

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  3. カチナノリです。いやはや、でも本当に受講生のためにご尽力お願いします。

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  4. まあこういうリスクは常にあるわけで、かといって発生確率を考えるとリスクは保有せざるをえないんでしょうね。移転もしようがないと思うし。
    でもまあおおむね代替対応ができました。

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  5. せっかく、○男は返上したと思ったのに災難でしたね。
    次は1月に札幌で新年会ですからね。
    (って、来るのかなあ?)

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