2020年2月5日水曜日

そしてドタバタと帰宅

朝から夕方まで尼崎で企業セミナーのあと帰路についた。
予想以上に大阪駅に早く着けたので、帰りのサンダーバードを早い時間に変更しようと思ったら、これができない。というか予定通りの便が直近であることに変わりはないことが判明。うっそーん。1時間以上時間があるじゃないか。

ともかくいったん改札を出てどこかに行こうと思って構内をふらふらしていたら、「しおつる」を発見してしまった。改札内にある居酒屋で、安くて美味いのである。好きなのである。
何の迷いもなく入店して、カウンター席でおでんをつまみに生ビールをぐい。うーむ、至福だ。
これが地方都市の居酒屋であれば、ここでおもむろにOneMixを取り出し、タブレットモードにしてスタイラスペンでOneNoteを使って手書き添削…などと洒落込みたいところだが、ここは大阪である。
両側に肘が触れあうくらいの距離でサラリーマンのおっさんが同じようにビールだのハイボールだのを飲んでいる。そしてまたこのイキオイがすごいのだ。
よほど急いでいるのか、よほど面白くないことがあったのか、あるいは大阪ではこれが標準速度なのか、飲む速度も食べる速度も2倍速である。
ああ、ユデタマゴをそんなに急いで食べたら喉につまるよぉ…などと思いつつ、何とも落ち着かない。

しばらくして両側のおっさんはどちらも風のように去って行き、私はカウンター席でゆったりできるようになっていたものの、その時にはすでに生中2杯、もう添削などしてはいけないレベルになっていたのでありました。
なんだかおでんとだし巻きでお腹が張っちゃったなあと思いつつ、何やらボーゼンとして予定通りのサンダーバードに乗り、帰路についた。

途中、近江今津駅で雪がちらついていた。げげげと思いつつ敦賀で小浜線に乗り換えて、小浜駅のひとつ手前の東小浜駅まできたら、ホームがうっすらと白くなっていた。ひええと思いつつ小浜まで帰ってきたら、雪ではなく雨が降っていて、雪はなかった。ありがたや。
久々の(といっても旭川2泊、札幌1泊、東京1泊、尼崎1泊の合計5泊6日の旅にすぎないのだが)我が家の風呂にたっぷり浸かり、久々に仕事部屋ででっかいモニターでデスクワークをした(さすがにOneMixの8.4インチディスプレイは、還暦を目前にした初老の男には小さいのだ^^;)。

そして大阪駅で、そして自宅で、酒を口にするたびに、心の中でおじこさんに献杯していた。
おじこさんは、技術だけじゃなく、人間としていろんな活動をしていた。
「弱い者が泣くような世の中はだめだ」という思いが行動原則になっているという点において、私はおじこさんと価値観を共にしていたと思っている。
おじこさんの分までがんばろう。初老の男はそう誓うのです。

2 件のコメント:

  1. 多摩ちゃん2020年2月6日 9:05

    「小浜駅は雨でよかったって」今年は雪室どうなったのでしょうか?おじこさんの「弱い人が泣くような世の中ではだめだ」の言葉胸に刻んでこれから活動していきたいと思います。合掌

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  2. 雪室はさすがに無理かもです。T_T

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