上根来の休憩所「助太郎」がオープンした。
入り口や縁側の戸も新しくなり、ベンチも据えられた。
「助太郎」はこの家の大家さんの屋号である。K介作のレーザー刻印看板がいいね。
朝一番に百里会の皆さんが集合し、鯖街道沿いにベンチや看板を設置。私たち数人は残って助太郎の会場設営など。
展示内容その1。文化庁の補助金なので展示は必須。若狭坊が頑張ってくれて、シンプルだけれど歴史も今の活動も学べ、かつ山歩きマップ等も手に入れられる、無駄のない内容になっている。
鯖街道の紹介資料。私も急遽自宅からモニターとPCを持参し、若狭坊にもらったドローン空撮動画を再生したが、気づかなかった人のほうが多かったようだ。^^;
11時、区長さんの挨拶で開演。といっても、挨拶と乾杯だけで、あとは食事と歓談のみ。
上根来では祝いの席に必ず出ていたというぼたもちとぬた。ぼたもちは甘すぎず柔らかく実に美味かったし、ぬたも辛子がびしっと効いていて最高だった。
そして焼き鯖。 小浜らしい、山里らしい、上根来に暮らした地域の人たちの息づかいが感じられそうなメニューだった。
百里会の皆さん、上根来や遠敷谷のいろんな方々、 そしてもちろん大家さん、多くの人が歓談して時間を過ごした。
宴が終わり、みんな引き上げたあとの助太郎。上根来での活動を始めて5年、ここまで来たなあと思い、しかし一瞬後には、これを活かして維持していかなければ何の意味もない、消えゆく前の一瞬の輝きだったなあと後に思われてしまう、「いい夢見させてもらったよ」になってしまう、そんなことになってはいけない、これからが大事だと身震いした。
そう、今日が始まりなのだ。
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