一昨日の地下水の話の続き、軟水(雲城水)と硬水(エビアンとコントレックス)の味比べイベントが食文化館であり、顔を出してきた。
京大の先生の講義の後、昆布と鰹節で出汁を取ってみたが、硬水は昆布を入れて沸騰させていくと泡ぶくぶくで驚き、出汁が濁っていてびっくり。へえ、味わうまでもなく一目瞭然なんだなあ。
ご飯を炊けば色がついて味付けご飯みたいになるし。面白いもんだ、
ところで硬度の話を聞いているうちに、そういえば私の応用理学部門の技術士経験論文は地下水だったなあと思い出した。
(水みちエリア) 硝酸性窒素は通常の値、pHは6~7、硬度は低い
(水みちでないエリア) 硝酸性窒素が以上に低い、pHは8くらい、硬度は高い
つまり水みちでないエリアは、周囲の地山から浸出したミネラル濃度が高く、また地下水があまり流れないので酸素が不足して窒素が硝酸還元反応を起こして硝酸性窒素が少なくなりアンモニア態窒素が多くなるので、pHも高くなるわけですね。
ということで、硝酸性窒素やpHや硬度で水みちと水みち以外がゾーニングでき、施工に伴う濁りが希釈されたり拡散されたりする程度が変わってくるから、地下水汚濁がある程度予測できるという話だった。
うーん、懐かしいなあ。昨日といい今日といい、なんだか懐かしい記憶が呼び起こされることが多いなあ。
のんびり歩いて帰宅する途中の公園でタブレット添削。こういうのんびりした時間の中での添削もまたいいものだ。
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