雪室の話ばかりなんだけど…
雪室にダイコンを入れておくと、ダイコン辛さがなくなって、みずみずしく甘くなる。先日蒸した時なんか、「これはカブか?」というくらい甘くなったし、柔らかくなった。
まあ、ダイコン辛さが好きだ!とか繊維質感がシャキシャキして好きだ!という人にはオススメできないのだが。
で、ダイコンとは別に「辛味大根」も入れておいた。
福井県は越前そばが自慢なのだけれど、これは辛味大根を入れたおろしそばがスタンダード的な食べ方になっているようだ。ちょっと深底の大皿に冷たいそば、そばつゆを入れ、辛味大根、刻みネギ、かつお節をかけて食べる。辛味大根が辛ければ辛いほどいいという人もいるが、私は正直いうとあまり辛いのはちょっと苦手だ。
まあそれはともかく、小浜市役所の近くに同級生(かつ同じ町内)が蕎麦屋をやっていて、そこで辛味大根を2本(あの形状は「2個」かな)もらって雪室に入れてみたのだ。
このレタスの横にあるのが辛味大根。カブくらいの大きさかな。
この辛味大根は「雪が降ると辛味が抜けてダメになる」と聞いていたので、一番雪室に入れちゃダメなものだろうと思っていた。
昨日出しておいたのを今日の昼に同級生のところに持って行って、
「きっと辛味が抜けてるけど」
と渡したところ、彼は早速すりおろして味見をして
「いや、辛いぞ」
と言う。いやそんなはずないだろうと私も食べたら確かに辛い。多少辛いんじゃなくておもいっきり辛い。
不思議である。なぜダイコンはあんなに辛味が抜けるのに辛味大根は抜けないんだ?
まあともかく、彼が言うには今くらいが辛味大根の出荷最終時期なのだという。だから3月の終わりとか4月になってもまだ辛味大根が手に入るんだったら面白いなということだった。
なるほど、「旬をずらせる」という効果も雪室にはあるんだな。これもひとつの付加価値かもしれないな。
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