2010年12月8日水曜日

The Hero's Dead

みんな雨の中で歌っている
みんな耐え難い苦痛を感じている
だけど悲しみを秘めた窓は
開けられることはない
 ニュースは1日で世界中に広がる
 大勢がそれぞれに電話したり手紙を書いたりする
 そしてある命のドラマの終わりに思いをはせる
 思い思いに
別れのミサには多くの人が集まる
豪華でも派手でもなく、ただ悲しい
そして神父は礼服を脱ぎ人々は去っていく
英雄は死んだ
英雄は死んだ


30年前の今日、私が作った歌の歌詞だ。もとは英語だけど。
ちょうど30年前にジョン・レノンが死んだ。私とちょうど20歳違うので、彼が40歳、私が20歳になる直前。
テレビで臨時特集をやっていて、これも今はなき鈴木ヒロミツが出てきて、明らかに飲んでいて、悲しいですよぉとグダグダのコメントをしていたり、ジョンのライブ映像が流れてテロップには「Starting Over」とあるのに流れているのは「Stand By Me」だったり、とにかく全面的にグダグダの番組だあと思ってボーゼンと見ていた。
年末に帰省したときにはこんな歌も作っている。

眠りなさいリトル・ジョン
眠りなさいリトル・ジョン
苦しみは去りました
あなたはできるだけをのことをしたのです
だから眠りなさいリトル・ジョン
 眠りなさいリトル・ジョン
 眠りなさいリトル・ジョン
 もう戦わなくてもいいのです
 もう泣かなくてもいいのです
 だから眠りなさいリトル・ジョン

古いテープ(カセットテープ)を引っ張り出して、カーステレオのカセット(まだ持っている!)に入れて聞きながら通勤した。
改めて聞きなおしてみると、歌詞もいちおう韻を踏んでいるし、メロディやコードも自分が作っただけに自分の感性にあっていて、30年前の自分にちょっとコーフンしたりしつつ、でも朝っぱらから聞く曲想じゃないなと思いながら、久しぶりに会社に顔を出した。

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