2017年8月13日日曜日

我が家の迎え火

今日からお盆である。
午前中、我が家と女房の実家の墓参り。我が家の墓は市街地の中のお寺にあるので墓参りはちゃちゃっと終わるのだが、女房の実家の墓は山裾の竹林の中に集落内の各戸の墓が点在しているところにあり、墓参りは一手間かかる。ポリタンクや大きなペットボトルに水を入れて運ぶ。タワシも欠かせないし、ノコギリや竹箒を持って行くこともある。墓石にコケが生えるのでこれをタワシでこすり取り、回りの草を抜き、時には生えてきた竹を切る(数年前にがんばって根をかなり切ったので最近は生えてこない)。お供え物はサルの餌と化する。なかなかにワイルドな墓地である。

昨日のドラム缶風呂のあとが気になるので、そのまま上根来へ。
うっかりドラム缶の中に水を張ったままにしていて、早くも錆が出てきて水が茶色くなり始めていた。とりあえず水を捨て、雨が降ってまた水がたまらないようにドラム缶を裏返しにしておいた。中は後日金タワシでこすらないと。タワシでこする話ばかりだなあ。

夕方はお盆の迎え火。玄関先で盆の中で紙などを燃やして、というのが一般的らしいのだが、我が家では、というか私の地域では、線香の束を持って海岸に行き、ご先祖様の霊を迎える。

こんな感じで波返しの上に線香の束をしばらく置いておく。送り火は先祖の霊が迷わず我が家に戻ってこられるようにとの目印らしいが、まあこの線香も同じようなものなのだろう。子どもたちが小さかったころは浜まで行って砂に線香を刺して立てていたが、ここ10年ほどは波返しの上に置くスタイルだ。

ふと見ると海岸には先日の台風で漂着した枯れ木や枯れ草などが山積みの状態。重機で集め、これから廃棄するのだろう。

線香を持って帰宅し、そのまま仏壇に供えて正信偈を唱える。これで迎え火行事は終わりである。
下の妹の家族が帰省していたので、Dragonさんにいただいたジンギスカンと知床世界遺産さんにいただいたエゾシカのジンギスカン、さらにはじめさんにいただいた塩ウニと北海道産品づくしで夕食。お盆の1日目は暮れていった。

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