台風が予想通り(予想以上?)の猛威を振るっている。
小浜は台風の影響はあまり受けず、一日雨が降って、午後から風が強くなったくらい。最大風速は30mを超えたとは思うが、ニュースになるような被害は出ていないようだ。
北川の水位も高水敷に少しかかったくらいで夕方からは低下を始めており、夜には雨もほとんどやんだ。
多摩川が氾濫したとか、いろんななユースが入ってくるが、そんな中、国土交通省関東地整が13日未明、栃木県にある利根川水系の川俣ダムと川治ダム、埼玉県の荒川水系の二瀬ダムの緊急放流を回避すると発表したというニュースが入ってきた。おー、持ちこたえたんだなあ。
西日本豪雨では、50人が亡くなった倉敷市真備地区の水害について、高梁川上流にある河本ダムの緊急放流→高梁川水位上昇→支流の小田川でバックウォーター発生→真備地区の氾濫という機構が取り沙汰されている。また関東地整としては、鬼怒川水害の時の川俣ダムと川治ダムを含む4ダムの貯水効果を強調していただけに(それでも一部では流量調整がうまくいっていなかったのではないかと言われたりもしているようだ)、緊急放流→一気に氾濫という事態だけは避けたかったのだろう。大変だったろうなと思う。現場の技術者の皆さんに心からご苦労様でしたと申し上げたい。
しかし、ニュースなどで「命を守る」「命が助かるように」という言葉が連発されるのはすごいね。気象庁会見の「自分の命、大切な人の命を守るため、特別警報の発令を待つことなく避難を」という言葉が強烈だった。
暖かく湿った空気が流れ込んできて、これが上昇するところ、つまり山地の手前あたりで集中的な大雨になるということもよくわかった。
ともあれ、大きな被害にならないことを祈るばかりだ。
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