2019年10月11日金曜日

なんと中止とは

台風が近付いているものの、今日はまだ曇り程度で風もなく、Tシャツでも過ごせるいい天気だ。

人魚の浜に行ってみると、漂着ゴミがどっさり。先日の海が荒れた日に打ち上げられたのだろう。

木切れやササ、ススキなどが多いが、プラスチックも目立つ。漁業用の浮きや発泡スチロールだろうか。

そんな中だが、子どもたちはいろんな漂着物で遊んだり、宝探しのように落ちているものを拾って歩いたりしていた。気持ち、わかるなあ。

小浜公園の裏山に登る階段のところに、大きなシイの木がある。ここもシイの実が拾えるスポットだ。どこでシイの実が拾えるかという知識は、私が子供のころは必須の知識だったものだ。
今では拾う人などいないのだろう。でもシイの木はそんな世情の変化など知ったことではないといわんばかりに気前よく実を落としていた。
拾っていると、初老の男性が通りかかり、何をしているのかと尋ねるのでシイの実を拾っていると答えると、懐かしそうに子供のころの話をしてくれた。初老と書いたが、よく考えてみれば私と10歳も違わないだろう。私も初老だなあ。

夜になっても雨も降らず、風もあまりない。でもそんな中、電車は次々と計画運休を始めた。

そして午後8時、ついに13日の一次試験中止の掲示がなされた。東京会場と神奈川会場だ。安全優先で妥当な判断だとは思うが、受験生はショックだろう。受験料を返しますということも書かれているが、危機広報としてはちょっと疑問も感じる内容だ。まあバタバタの中なのだろうから、しかたないと思うけど。

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